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2023年ベスト40 [映画]

1月
『千年女優 〈4Kデジタルリマスター版〉』 (2001年)
『ほの蒼き瞳』
『ラストエンペラー 劇場公開版 4Kレストア版』(1988年)

2月
『バイオレント・ナイト』
『FALL/フォール』
『コンパートメントNo.6』
『恋はデジャブ』 (1993年)

3月
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
『クラッシャージョウ』 (1983年)
『シン・仮面ライダー』
『マッシブ・タレント』

4月
『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』
『生きる LIVING』
『映画クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王』 (1993年)
『AIR/エア』

5月
『映画クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望』 (1995年)

6月
『雄獅少年/ライオン少年』
『キャッツ・ドント・ダンス』 (1996年)
『映画クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝』 (1994年)
『リバー、流れないでよ』


7月

『君たちはどう生きるか』

『ノーカントリー』(2007年)


8月

『シャーク・ド・フランス』


9月

『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』(1967年)

『ザ・コミットメンツ』(1991年)

『ヒンターラント』

『PERFECT BLUE パーフェクト ブルー 〈4Kリマスター版〉』(1998年)

『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』

『バーナデット ママは行方不明』


10月

『ビッグ ウェンズデー』(1978年)

『ハント』

『ロスト・キング 500年越しの運命』

『北極百貨店のコンシェルジュさん』

『ガープの世界』(1982年)


11月

『SISU/シス 不死身の男』

『スラムドッグス』

『ロスト・フライト』


12月

『バーブ&スター ヴェスタ・デル・マーレへ行く』

『ヘル・レイザー〈4K〉』(1987年)

『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』


上半期下半期ともに20本だった。
来年以降はどうするか決めていないが今年はシリーズモノを観ないようにしたら(「映画クレヨンしんちゃん」を除く。『パウ・パトロール』もシリーズモノだったが)大好きなハリウッド大作映画の本数が減ってしまった。その内シリーズをまとめて観る機会が有った時の楽しみにはなるのかもしれない。シリーズモノを観ない事にした原因の一つのアメコミヒーローモノはもう観ないかも。
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『ファースト・カウ』『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』『ナポレオン』 [映画]

『ファースト・カウ』を観た。2019年、アメリカ、2時間2分。
開拓時代のアメリカではヨーロッパで高値で取引されるビーバーなどの毛皮が乱獲されていた。
オレゴンの森林で動物を狩るハンター集団の料理人として同行しているクッキーは中国人のキング・ルーと知り合い意気投合する。二人はお互いに一攫千金を狙っていたがクッキーの料理人としての腕前とキング・ルーの商売人としての才覚と一頭の牝牛によって一攫千金の夢に近付く。

ケリー・ライカート監督が今世界的に注目を集めているという事。
1994年に監督デビューされていて本作が7作目だけど勉強不足で全然知らなかった。インディ映画として発表されていて本作が日本での初めての劇場公開。何かの場で特集上映はされていたみたい。
男二人の友情が描かれる。これまでの作風は分からないが主要な人物としての女性は登場しない。今の風潮として主役二人のどちらかが女性になっていたり二人とも女性だったりするかもしれないのでちょっと前なら当たり前だった作品が珍しい作品に思えてくる。

その土地では貴重品であった牛乳が二人の人生を大きく変える事になるが利益が出た時点でちゃんとお金を出して購入すればいいのにと思いながら観ていたけど、きっと売り物ではなかったのだろう。
「牛 一頭 牛乳」で検索すると一番乳量の多いホルスタイン種で1日に20㍑から30㍑だとか。ホルスタインではなかったのでそれよりも少ないのかもしれないが売って欲しいと頼めば高値ではあるだろうけど売ってもらえたのかもしれない。でも商売が繁盛すればそれだけ値段を釣り上げられたのかもしれない。
牛じゃなくてヤギの方が量的にはより貴重なのかもしれないが飲んだ事は無いがヤギの乳は牛乳とは違った味がするらしい。その地では牛の存在自体が珍しいので(ヤギはどこにでもいそう)本作の物語の中では牛の方が都合がいいのだろう。牛とも仲良くなるし。



『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』を観た。2023年、アメリカ、1時間34分。
アドベンチャーシティで起こる災害から市民を守るパウ・パトロール。科学者ヴィクトリアはマイティ座流星群の中から特別な力を持った流星を地球に引き寄せマイティパワーを手に入れようとするがマイティパワーはパウ・パトロールの子犬たちの元へ。諦めきれないヴィクトリアはライバール市長と手を組んでマイティパワーの略奪を目論む。

カナダ、アメリカでは2013年から始まり現在シーズン10まで続いているテレビシリーズアニメ。日本ではシーズン5まで放送されていてチビッ子たちに大人気らしい。ウィキペディアで放映リストを見るとシーズン4からリピート放送の割合が多くなっている。
その長編劇場版の2作目である本作からいきなり観たが特に問題は無かったように思える。何故パウ・パトロールには子供と子犬しかいないのか?なぜ犬が人間の言葉を喋れるのか?などの疑問は解決しないけど恐らく「そういうもの」で全てが成り立っているんだろうと思う。『クレヨンしんちゃん』だってしんちゃんが色々なコスプレをするがあの着ぐるみとかは誰がどうやって用意しているのか?という疑問は常々持っているけどそれも「そういうもの」と理解している。
シリーズモノならではの小ネタはもちろん当然分からない。
でも、とにかく可愛いとカッコいいが詰まっていて楽しい映画だった。メカニックデザインが素晴らしい。
ビジュアル面では劇場版だから大分ゴージャスになっているのかもしれない。キャストの面でも恐らくゲストに豪華なキャスティングがされているのかも。日本では吹替えでの上映のみだったけど最後のクレジットであのキャラクターはあの人だったのかと思えるキャスティングもあった。



『ナポレオン』を観た。2023年、アメリカ=イギリス、2時間38分。
18世紀末のフランス革命の混乱から頭角を現した軍人ナポレオン・ボナパルト。ヨーロッパ諸国との戦いで勝利を続け英雄と祭り上げられ政治の世界でも多大な影響力を持ち皇帝ナポレオン1世となる。

リドリー・スコット監督がナポレオンの半生を描く。
その名前は知っていても何をした人物なのか詳しくは知らなかった。知っている事と言えばナポレオンが言ったとされる「我が辞書に"不可能"という文字は無い」。本作にはそれは出てこなかった気がする。
後は旧『バス男』、現『ナポレオン・ダイナマイト』の主人公の名前がタイトルにもなっているナポレオン。
最近はナポレオンの事が描かれる映画がほとんど無いと思う。多分昔は有ったと思うが今まで観てこなかったのもナポレオンが何をしたのか知らない理由にはなっている。学校の授業でも名前は多分出てきたはずだけど詳しくは教わらなかったと思う。
本作で何をした人なのかは少しは分かった気がするが何をしたかった人なのかはよく分からなかった。世界征服ではないのだろうと思う。当時のヨーロッパ事情として領地の奪い合いで各国が戦い合ったり同盟を結んだりしていて、そこで主に戦場で名を馳せ英雄として持ち上げられるがやがて落とされる。一旦持ち上げといて落とされるといった事においてはマリー・アントワネットもそうだろうしジャンヌ・ダルクも一緒なのではないかと思う。時代の流れに翻弄されながら歴史に名を残したといった所か。

当時の戦争での戦い方、それが第一次大戦まで続くのだろうけど双方が直接的にどれだけの人命を落とせるかにかかっていてえげつない。言わば大掛かりな肉弾戦。
当時の支配階級、被支配階級の関係性が戦場では如実に現れて最前線に立たされる被支配階級の命は使い捨てであってその使い捨ての命をどれだけ無慈悲に戦闘に注ぎ込めるかによっても勝敗が決まる。
そこら辺はポーカーに似ている様にも思える。ポーカーは結局チップを多く持っている方が有利とされていてチップの掛け方によっても勝敗が決まってしまうと聞かされている。
戦争の話では勝ったとしても疲弊が激しくそこを別の国に突かれるという事も有ったりするのだろう。大陸で国が繋がっているとそういう所も大変だなと思う。
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ドラえもんだらけのボックスティッシュカバー

フェリシモで購入。https://www.felissimo.co.jp/kraso/723966.html?vf=07
ベレー帽の様にかぶってみた。
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ドラゴンボールのこれも欲しい。
https://www.felissimo.co.jp/kraso/731059.html?vf=07
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『ヘル・レイザー〈4K〉』『マエストロ:その音楽と愛と』 [映画]

『ヘル・レイザー〈4K〉』を観た。1987年、イギリス、1時間35分。
究極の快楽を得るため男が手に入れたボックス。しかし快楽を得るのにはその代償も受けなければならなかった。

シネマート新宿にて。2Kでの上映。
4Kで上映されている所は有るのか分からない。

『ヘル・レイザー』と言えばのピンヘッドの存在だけは知っていたが怖いのでこれまで観れず今回が初見。シリーズ化されるが1作目だけに・(中黒)が入って2作目以降は『ヘルレイザー』になるのだとか。ウィキペディアより。
とにかくビジュアルの完成度がとんでもなく高かった。1980年代のまだCGが本格的に登場する以前での最高到達点ではないかと思った。
それだけのビジュアル、恐らく出来上がるまでに労力も時間も相当に掛かっているのだろうけど映画の中で映し出されるのはじっくりと鑑賞出来るほどの長い時間ではなくて、ここまで作り込んだからじっくり見て欲しいと長い時間映したら映画としてのテンポが悪くなるかもしれない。テンポを最優先させて一瞬だけしか映さず、その一瞬だけでも完成度の低いものが映し出されたらここぞとばかりにやいのやいのと言われたり。映画は贅沢な芸術、娯楽である事を思い知らなければならないと思った。
ジャッキーの映画でここぞのアクションシーンで別テイクやアングルの違うカットを繰り返し見せる(『プロジェクトA』の時計塔からの落下や『ポリス・ストーリー』のデパートでの落下など)のを確かスチャダラパーのどなたかが「ジャッキー・エフェクト」と命名していたが、恐らくその編集はジャッキー自らがやっていて、それはサービス精神も有るのだろうけどそんな命懸けのアクションをわずか数秒で終わらせるのは忍びない、せめてあと数秒だけでも見て欲しいという想いからなのではないだろうか。それにより「ジャッキー・エフェクト」と呼ばれるような印象的なアクションシーンになったとも言える。
その手法は日本ではバラエティ番組での罰ゲームやドッキリ企画に受け継がれているのではないだろうか。

話の内容は難しくは無いのだけど分かったような分からなかったような。キリスト教的な側面が有るのだろうなとは思うがあまり詳しい説明がされないのが原因かもしれない。そこが謎めいていて幻想的ではあるのだけど。



『マエストロ:その音楽と愛と』を観た。2023年、アメリカ、2時間11分。
アメリカを代表する音楽家レナード・バーンスタイン。名声を得てからの妻フェリシア・モンテアレグラと歩んだ人生を描く。

音楽のジャンルに関わらず名を成した音楽家というの平穏で平坦な人生では無いのだなと思って、やっぱりそういう映画になってしまうのかとも思った。
それは全ての芸術家に言えるのか。平穏な人生を望むようでは芸術家には向いていないのかもしれない。波乱の人生だからドラマチックな映画にもなるのだろうし。
「芸のためなら女房も泣かすそれがどうした文句があるか」「酒や酒や、酒買うてこい」のド演歌『浪花恋しぐれ』のモデルになった上方落語の初代桂春団治もまた然りで。


これまでレナード・バーンスタインについてはミュージカル映画『ウェスト・サイド物語』の音楽を担当していた事くらいしか知らなかった。
アメリカを代表する偉大な音楽家という事だけどその偉大さは本作を観てもあまりピンと来ない。『ウェスト・サイド物語』の事にもほんの少ししか触れられない。



『リドル・オブ・ファイヤー』で寝た。

ヒューマントラストシネマ渋谷 "カンヌ監督週間 in Tokio"にて。

近頃は観たいと思える映画が映画館であまり上映されずやっと観たいと思えるのが上映されたら居眠りしてしまうという。観る映画が減る中でも順調に居眠り映画を増やしていくスタイル。

早い段階で寝たのであまり長い時間ではないけど観ていた間での印象はウェス・アンダーソン監督作品の様な、北欧の子供が主役の映画の様なでカンヌに選ばれる作品な感じだった。

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メガネメガネ



このタイプのボックスを使っていて何故か入れた覚えのない眼鏡ケースが2段目の引き出しの中に入っている事が2度も有った。無くて焦ったけど「メガネメガネ」と横山やっさんの様には探していない。
誰がそこに入れたのか?謎の侵入者?記憶障害?時空の歪み?
ではなく
背板も側板も無いので上から1段目の引き出しを開けた時に2段目の引き出しとの隙間が出来てその時に眼鏡ケースが落っこちた。と気付いた瞬間脳内に流れたのは何故か『名探偵コナン』のテーマ曲だった。『名探偵コナン』観た事無いのに。『古畑任三郎』の方が自分としても納得がいくがコナン君の劇場版の予告は映画館で見ているのでそれで耳に残っていて、そして最近は主にアニソンを聴いているからなのかもしれない。










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『君たちはどう生きるか』『バッド・デイ・ドライブ』 [映画]

『君たちはどう生きるか』を観た。2023年、日本、2時間4分。
戦時中の日本。空襲で母親を亡くした牧眞人(まき まひと)少年。一年後父親は妻の妹夏子(眞人にとっての叔母)と再婚しその元へと父子揃って疎開する。眞人を出迎えたのは叔母とそして一羽のアオサギだった。

二回目。初回の時は導入部プロローグが長いと感じたがやっぱり長かった。テレビアニメ世界名作劇場『赤毛のアン』の時にアンがカスバート家に引き取られるまでに6話、放送期間でいうと一ヶ月半を費やしたバクさんからしたら宮さんもまだまだなのかもしれない。
本作での導入部が長かったからといって退屈だったという事ではなく、ただ、エピローグの呆気なさからすると変わったバランスの作品ではあるなと思う。しかしそれでも成立させてしまうという。
眞人が小説の『君たちはどう生きるか』を読むのが眞人の人間性と物語としての大きな転換点でそこからが本題なんだろうと思う。本作のタイトルにもなっているくらいだし。
『君たちはどう生きるか』は未読なので小説なのかエッセイ的な読み物なのかも分かっていないが本作を理解するにあたっては読むべきなのだろうと思うが思うだけに終わってしまうかもしれない。

作画が良かった。作画監督は本田雄(ほんだ たけし)さん。本作では作画面では本田さんに一任されていたのだとか。なんと言うかこれまでのジブリ作品とは違う艶っぽさが有ったと思う。さすが業界内で大御所達からも「師匠」と呼ばれている凄腕アニメーター。
インコたちのデザインがちょっと手抜きの様に見えるのはあの擬人化されたインコたちは大伯父が創造したもので、ペリカンは上の世界から連れてこられたんだったっけか?大伯父にはそういうキャラクターデザインの才能はそんなに無かったんだろう。
液体の描写がドロッとしているのは変わらずだった。ああいう感じが顕著になったのは『千と千尋の神隠し』からだろうか。あれがちょっと苦手。『もののけ姫』にも有ったか?

巷の本作への意見を聞きかじった感じでは賛否両論、観る人によって見方も異なる。
その意見や見方も同じ人でも観る度に異なったり別の見方になる。その様な作品だと思った。
大伯父が地下の世界で作ろうとしていたのは地上の世界とは違うそこで生きるもの全てが平等で争いの無い完全な世界だったのだろうと思う。インコ大王はそういう名前なだけで君主ではなくインコ集団のリーダーという存在なのだろう。
しかしその世界は完全である事を維持し続けなければならずとても脆く壊れやすい。確かに殺生が許されない世界で肉食動物は何を食べればいいのかという事だし。そのために殺生する人間を特別に許すとか完全な世界からはちょっとずつズレていくがそれでもこれが完全であると言い張るしかない。
そういった大きな理想を掲げて成功したかの様に思えたが理想とは違う方向に向かっていくのはロシア革命とその後のソビエト連邦と似ているのだろうか。
世界の生き物が全て草食動物だったら殺生は無くなるのかと言えばそれでは草木が全て食い尽くされて食うもの無くなって生き物全滅の末路になるのだろう。草木が有って草食動物がいて肉食動物がいてその食物連鎖で生き物のバランスは取れていて、そこには殺生という行為がどうしても必要になってくるわけで。その弱肉強食を言い訳にして殺し合いや戦争を成立させている。
大伯父が不完全と考えているであろう地上の現実の世界は確かに不完全なのかもしれないが不完全である事で上手い事バランスが取れている。本作自体の構成のバランスが変わっているのもその事を現しているのかも。
『風の谷のナウシカ』の原作では腐海の世界で生きる人間は浄化される過渡期に適応するように人工的に施された存在であり、浄化が成された時には不必要とされるが果たしてそこで生き抜いてきた人間は本当に不必要な存在なのか?否っ!とナウシカは言う。眞人もまた大伯父に自分の後を継いで完全な世界を保ち続けて欲しいと言われても断る。生きるものを変えようとした『風の谷のナウシカ』と世界を変えようとした本作。人間が自分たちだけのために自然の摂理に反して物事を変えようとすると強烈なしっぺ返しを喰らうと。

キリコおばあさんの若い頃に煙草を吸う描写が無かった。おばあさんの時のキャラクターからすると若い時の仕事の後の一服とか入れるべきだったと思うが敢えて一服の描写を入れなかったのだとするとやっぱり理由が有るんだろうと思う。完全を目指した世界では煙草は害悪でしかなくて、だから排除されていて煙草そのものが存在しないのか?

眞人の母親の子供時代の声がミュージシャンのあいみょんさんと知って驚いた。めちゃくちゃ上手いんだけどただ上手いだけじゃなくて声に個性が有る。
あいみょんさんはこれまでに演技経験は有ったのだろうか?誰があいみょんさんに声優としての素質が有るのを見抜いたのか?鈴木プロデューサーか。

二回目は109シネマズプレミアム新宿にて。109シネマズプレミアム自体も二回目。料金の事を抜きにすればやはり落ち着いて映画を観られて良い。
多分今のところあの料金設定でもやっていけているのだろう。素人が単純に考えれば一人入場すれば二人分の利益になるわけで、二人入れば四人分、四人入れば八人分と。高価格設定に見合うだけの初期費用と維持費への投資は必要だけど通常の営業で十分に取り戻せるという事か。
飲み物一杯とポップコーンがサービスされる。持続可能な社会の取り組みとして飲み物のストローは紙ストロー。初めて使ったけど人によっては紙の味がしてしまうらしいが舌がバカなのでそれは気にならなかったが途中から水分に浸かっている部分がふにゃふにゃになるのが使いづらい。コップの方も紙製だったと思うがコップがふにゃふにゃになる事はなく。紙の厚さで違ってくるのか。
ストローを作る工程はプラスチックなら円筒型になるよう引き伸ばして(どうすれば円筒型になるのかはさっぱり分からないが)それを適宜な長さにカットするのだろうけど、紙の場合は細長い紙をお菓子のピコラの様に螺旋状にローリングさせて糊で接着するという方法だと知った。他の作り方も有るのか?
持続可能のためには石油原料はなるべく使わない方がいいという事なんだろうけど紙の方が製造の手間が掛かるように思えるしその分の燃料費なんかを考えるとどうなんだろうか。
ストローを使うのであればいっその事原点に帰って麦わらをなんにも加工しないでそのまま使えばいいんじゃないだろうか。それで使いづらいとか言って遺伝子操作してストローに適した麦が作られるのかも。だからそういう身勝手な事はしない方がいいよ。と宮崎駿監督は仰られているのだろう。





『バッド・デイ・ドライブ』を観た。2023年、イギリス、1時間31分。
見知らぬスマートフォンに掛かってきた通話から車内に爆弾が仕掛けられている事を知らされた男。座席から離れた瞬間に爆破装置は起動する。

池袋シネマロサにて。

韓国映画『ハード・ヒット発信制限』のリメイクかと思ったがオリジナルはスペインの『暴走車ランナウェイ・カー』。ドイツでのリメイクは『タイム・リミット見知らぬ影』。スペインとドイツのは未見。
韓国のとはちょっと違う内容になっていたかと思うがどちらかがオリジナルに忠実でどちらかがアレンジしていて、もしくは両方ともアレンジしているのか。

本作のリーアム・ニーソンは座席から離れられないのでノー・アクション。車に乗る前にサンドバッグを叩いていた。
元々名前を知られるようになったのは体がデカいという意味での大型演技派でという印象だった。そんな中で『ダークマン』(1990年)という怪作も有ったがアクションスターとしてのスタートは2008年の『96時間』からだろうか。
そろそろ演技派に戻ろうかなという事なのだろうか。その前に30年以上振りの『ダークマン』の続編で年老いたダークマンを観てみたい。ダークヒーローとしてのダークマンは事前の準備が一番大切でそれを用意周到にしていれば成り立つから年老いていても全然問題は無いと思う。


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シネマ★シネマ★シネマ 1998年 16 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"MAJOR LEAGUE: BACK TO MINORS" 『メジャーリーグ3』
監督・脚本 : ジョン・オーレン
出演 : スコット・バクラ、コービン・バーンセン、デニス・ヘイスバード、石橋貴明

"PAULIE" 『ポーリー』
監督 : ジョン・ロバーツ
出演 : ハリー・ケイト・アイゼンバーグ、ジーナ・ローランズ、チーチ・マリン、トニー・シャルーブ、トリニ・アルヴァラード

"LOST IN SPACE" 『ロスト・イン・スペース』


全米興行成績トップ10
"MY GIANT" 『マイ・ジャイアント』
監督 : マイケル・レーマン
製作・原案・出演 : ビリー・クリスタル
出演 : ジョージ・ミュアサン、ジョアンナ・パクラ、キャスリーン・クインラン

"THE ODD COUPLE Ⅱ" 『おかしな二人2』

"THE PLAYERS CLUB" 『ザ・プレイヤーズ』

"SPECIES Ⅱ" 『スピーシーズ2』
監督 : ピーター・メダック
出演 : ナターシャ・ヘンストリッジ、マイケル・マドセン、マージ・ヘルゲンバーガー、ジェームズ・クロムウェル

"CITY OF ANGELS" 『シティ・オブ・エンジェル』

の5本が初登場。


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そう言えばオウムが空を飛んでる姿を実際には見た事が無い。

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デカいカチンコは業界用語的にはデカチンコもしくはデカチンになるのでしょうか。

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シネマ★シネマ★シネマ 1998年 15 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"THE BUTCHER BOY" 『ブッチャー・ボーイ』
製作総指揮・監督・脚本 : ニール・ジョーダン
出演 : イーモン・オーウェンズ、スティーヴン・レイ、ブレンダン・グリーソン

"THE PLAYERS CLUB" 『ザ・プレイヤーズ』
製作総指揮・監督・脚本・出演 : アイス・キューブ
出演 : リサ・レイ、ジェイミー・フォックス、バーニー・マック

”THE NEWTON BOYS" 『ニュートン・ボーイズ』


全米興行成績トップ10
"MERCURY RISING" 『マーキュリー・ライジング』
監督 : ハロルド・ベッカー
出演 : ブルース・ウィリス、ミコ・ヒューズ、アレック・ボールドウィン、ピーター・ストーメア

"LOST IN SPACE" 『ロスト・イン・スペース』
製作・監督 : スティーヴン・ホプキンス
出演 : ウィリアム・ハート、ゲイリー・オールドマン、ミミ・ロジャース、ヘザー・グレアム、マット・ルブラン

の2本が初登場。


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マッハバロン



毛利泰士さんの配信でチラッとだけ話題に上がって、マッハバロンは名前だけ知ってた感じで主題歌も全く知らなかったけどカッコいい。毛利泰士とザ・ベスト略してモリザベスでは今の所カバーする気はないみたい。管楽器隊の出番が無いのか?
車のボンネットの先にマッハバロンの小っちゃいのが乗っかっていて(フードクレストマークとかフードマスコットとか色々言い方が有るらしい)可愛い。
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『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』 [映画]

『バーブ&スター ヴィスタ・デル・マールへ行く』を観た。2021年、アメリカ=メキシコ、1時間46分。
学生時代からの無二の親友バーブとスター。アラフォーとなった現在も同じ職場で働き、別々の事情で共に夫を失ったため同じ家で暮らしている。突然職場が廃業する事になり行く末を案じる二人はとりあえず気分を変えるためにフロリダのリゾート地ヴィスタ・デル・マールへとヴァカンスに出掛ける。

『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』と同じくクリステン・ウィグの脚本・主演作品。W主演のアニー・マモローも『ブライズメイズ』に出ていたらしいが覚えていない。『ブライズメイズ』も2011年の作品でもう12年も経ってしまった。
なので『ブライズメイズ』の作品自体の事をあまり覚えていない。女性が主人公の映画となるとコメディであっても生活感が滲み出てしまって最終的にはちょっと感動みたいな作品になりがちではないかと思う。クリステン・ウィグの脚本作品、『ブライズメイズ』と本作しか観ていないけど生活感をあまり感じさせないし感動もそんなにしない。『ブライズメイズ』はどうだったかやはり思い出せないが。生活感が無くて感動もさせない所がコメディとしてとてもいいと思う。ひたすら笑わせるためだけの物語とキャラクター。それに徹しているからエンドクレジットでの印象的なシーンを振り返る仕掛けに自然と笑顔になる。
コメディとしての欠点になるのかもしれないが主人公の二人は至ってまともな人物。異常に仲が良くて二人ともお喋りなだけ。素っ頓狂な言動をするいわゆるおバカキャラではない。だからコメディとしてはちょっと弱くなるのかもしれない。
そんな二人は元々故郷の田舎町での生活にはなんの不満も無く。しかし今風な視点からすると田舎町での生き方は本当の自分たちを押し殺していたという事になり、それが色々ドタバタが有って解放される物語は『バービー』と通じる所も有るのかもしれない。
追記
二人が異常に仲が良いために二人だけの世界を作ってしまう。それが周囲に迷惑をかけていなくもない。二人だけの世界に閉じこもりがちだったのがヴィスタ・デル・マールで外の世界とも繋がる事になる。その事によって二人の間に色々有るけどそれでも二人の仲の良さは変わらないままなのが本作の一番の美点だったのだと思う。追記終わり。

本作のヒロイン役、男性だけど。ジェイミー・ドーナンはなんかで見た事はある人だなあと思いながら観ていた。全米大ヒットのエロティックサスペンス『フィフティなんとか』シリーズで人気になった人だった。『フィフティなんとか』シリーズは観ていないのでなんかで見たのは予告とかだったのか。観ていないけどエロティックなのは知っている。サスペンスなのかは知らない。
そのエロティックイメージでの本作のヒロイン役になったのでは。

有名どころのカメオ出演としてはあの人と、これはネタバレになってもいいのだと思うが一応

ネタバレ有り。

モーガン・フリーマン。モーガン・フリーマンはてっきり本人だと思っていたけどIMDbで確認すると別の人による物真似だった。そっくりだった。
有名どころではない人(自分が知らないだけかもしれない)のカメオ出演も有った様な感じっぽい。

デイモン・ウェイアンズ・Jrという人が出ているがその名前の通りデイモン・ウェイアンズの息子。デイモン・ウェイアンズに子供がいるのも当然だろうなと思ったけどJrの年齢が40代初めと知るとそんな中年の子供がいるのが驚きだった。そうなると孫がいて20代の可能性も有る。デイモン・ウェイアンズ・JrJrになるのか
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作詞 井荻麟


作曲 ニール・セダカ


作曲 すぎやまこういち


作曲 井上大輔
鰯が大不漁の年の漁師さん、魚屋さんの悲哀を描いていると言われている(噓)。

井荻麟(いおぎ りん)は冨野由悠季監督の別名義。
冨野監督を「お富さん」と呼ぶのは湖川さんだけ?

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