『アビス』 [映画]
『アビス』 1989年、アメリカ、2時間20分。を観た。
カリブ海ケイマン海溝付近で米国海軍の原子力潜水艦モンタナが沈没する。ハリケーンの接近で猶予の無い政府は近海で操業中の移動式海底油田採掘プラットフォームディープコアの乗組員達に救助の協力を要請する。
ブルーレイが発売されたので購入。久し振りに観た。ブルーレイ化されるのは今回が初めてらしい。どちらかというと完全版(171分)の方がメイン扱いで劇場公開版はオマケ、ついでみたいな感じなのだろうと思う。確かに完全版の方が社会的なメッセージ性は強くなっているのかもしれない。劇場公開版は突然にファンタジー要素が強まり過ぎなのかもしれない。だとしても最初に観たのが劇場公開版なので(劇場では観ていない)もはや刷り込みに近い形で劇場公開版の方が好き。
ところで、劇場公開版、完全版という風に区別されているが完全版の方も劇場公開はされている。『エイリアン2』や『ターミネーター2』の完全版は劇場公開されていない?
さすがブルーレイは画質がめちゃくちゃ良かった。我が家の貧弱な再生設備でも納得の美麗。
1989年のまだCG全盛ではない頃、色んなアナログな手法を凝らしてこれだけの映像を作り上げたジェームズ・キャメロンはやっぱ凄いなと思う。そのジェームズ・キャメロンも『アバター』では積極的にCGを使うようになるのは世の流れとして致し方ない事なのかもしれない。
ディープコア内部のセットも有りものではなくて一から作り上げたのだと思うけど作り込みが素晴らしくてセット自体に説得力が有る。この経験が後の『タイタニック』に生かされるのだろう。
映画冒頭「深淵(アビス)を覗けば深淵(アビス)に覗かれるであろう」のニーチェの言葉は劇場公開版には無く完全版から付け加えられる。元々劇場公開版にも使用するるはずだったけど同時期に公開された全く別の作品にも引用されていたので被る事を嫌って削除したのを完全版で復活させたという事らしい。
今年35周年。スタッフ、キャストが集まって和やかに制作当時を語らう。なんて事は無いのだろう。いつかそんな時が来ればいいのになあと思う。
カリブ海ケイマン海溝付近で米国海軍の原子力潜水艦モンタナが沈没する。ハリケーンの接近で猶予の無い政府は近海で操業中の移動式海底油田採掘プラットフォームディープコアの乗組員達に救助の協力を要請する。
ブルーレイが発売されたので購入。久し振りに観た。ブルーレイ化されるのは今回が初めてらしい。どちらかというと完全版(171分)の方がメイン扱いで劇場公開版はオマケ、ついでみたいな感じなのだろうと思う。確かに完全版の方が社会的なメッセージ性は強くなっているのかもしれない。劇場公開版は突然にファンタジー要素が強まり過ぎなのかもしれない。だとしても最初に観たのが劇場公開版なので(劇場では観ていない)もはや刷り込みに近い形で劇場公開版の方が好き。
ところで、劇場公開版、完全版という風に区別されているが完全版の方も劇場公開はされている。『エイリアン2』や『ターミネーター2』の完全版は劇場公開されていない?
さすがブルーレイは画質がめちゃくちゃ良かった。我が家の貧弱な再生設備でも納得の美麗。
1989年のまだCG全盛ではない頃、色んなアナログな手法を凝らしてこれだけの映像を作り上げたジェームズ・キャメロンはやっぱ凄いなと思う。そのジェームズ・キャメロンも『アバター』では積極的にCGを使うようになるのは世の流れとして致し方ない事なのかもしれない。
ディープコア内部のセットも有りものではなくて一から作り上げたのだと思うけど作り込みが素晴らしくてセット自体に説得力が有る。この経験が後の『タイタニック』に生かされるのだろう。
映画冒頭「深淵(アビス)を覗けば深淵(アビス)に覗かれるであろう」のニーチェの言葉は劇場公開版には無く完全版から付け加えられる。元々劇場公開版にも使用するるはずだったけど同時期に公開された全く別の作品にも引用されていたので被る事を嫌って削除したのを完全版で復活させたという事らしい。
今年35周年。スタッフ、キャストが集まって和やかに制作当時を語らう。なんて事は無いのだろう。いつかそんな時が来ればいいのになあと思う。
アビス 4K UHD [4K ULTRA HD+ブルーレイ] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2024/04/10
- メディア: Blu-ray
2024-04-25 17:04
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