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よしもと新喜劇 映画「西遊喜」 [ヤ行の映画]



『よしもと新喜劇 映画「西遊喜」』
(2015・日本・0h56)
監督 : 嘉納一貴
出演 : すっちー、吉田裕、松浦真也、酒井藍、池乃めだか、池端レイナ



天竺を目指す三蔵法師一行が宿敵ビッグコブラによって現代の台湾へとタイムスリップさせられる。



吉本新喜劇、昔も今もよく知らないんだけど、1回の上演時間が大体50分という事で映画でもこの時間になったのだろうか。
台湾ロケという事で台湾紀行バラエティといった趣向も有ったりするが、基本的には舞台の延長を映像でといった所なのだろう。各人の持ちギャグも披露されて。
映画ならではの特別な何かを。と、変に力む事無くいつも通り(台湾には行っているけども。)なのが新喜劇らしさなのかもしれない。



ドリざっぱ

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雪の轍 [ヤ行の映画]


ポスター A4 パターンB 雪の轍 光沢プリント

『雪の轍』
"KIS UYKUSU" (2014・トルコ=フランス=ドイツ・3h16)
監督・脚本・編集 : ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
出演 : ハルク・ビルギナー、メリッサ・スーゼン、デメット・アクバッグ、ネジャト・イスレーシュ








資産家である男は地方紙のコラムでモラルや正義についての持論を展開するが自らの生きざまには反映されていなかった。



轍(わだち)とは車の通った道に残る車輪の跡。雪道、ぬかるみに出来やすく、交通量の多いアスファルト舗装された道路にも出来る。
轍の出来た雪道を走行する場合、轍の窪みに入って走行するのが大概安全とされている。

安全な場所から離れると大概危険。自ら危険な場所を好む人もいるけどたいていの人は安全を求めるもの。という事なんでしょうか。





轍…

轍……

轍………

轍バカよねー

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約束の地 [ヤ行の映画]


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『約束の地』
"JAUJA" (2014・アルゼンチン=デンマーク=フランス=メキシコ=アメリカ=ドイツ=ブラジル=オランダ・1h50)
監督 : リサンドロ・アロンソ  製作・音楽・出演 : ヴィゴ・モーテンセン
出演 : ヴィールビョーク・マリン・アガー








1882年、パタゴニアを訪れているデンマーク人の父娘。ある日娘が姿を消したため父は荒れ地を探し彷徨う。



いつの時代でどういった設定なのか最後までよく分からずに観ていたが特に支障は無かった。支障が有ったのか無かったのかもよく分かっていないのかも。

映像は長回しの多用で単調と言えば単調なのだけど不思議と観ていて飽きなかった。パタゴニアの自然を映し出しているがどちらかというと殺風景。なんだけど映像の切り取り方が上手いのか飽きなかった。

原題の"JAUJA"(ハウハ)は豊穣の楽園を意味し、その地が『約束の地』であるがそこに辿り着いた人間はいないという事。
辿り着いた者がいないから人類の歴史はまだ続いているのかもしれない。約束の地はゴールで辿り着いてしまったら人類の歴史はそこで終わってしまうのかもしれない。
多分永遠に辿り着けない、終わりが無いからこそ人類の歴史は過去、現在と続き未来につながるのだ。という事なのかなあと思った。



ヴィゴ・モーテンセンは本作ではデンマーク人を演じている。アルゼンチンの公用語であるスペイン語もペラペラという設定。
ただただ感心するばかりだけど、デンマークの人が観て生粋のデンマーク人に見えるのか?という事は残念ながら分からない。
監督はアルゼンチンの人で、もしもデンマークの人が監督だったらヴィゴ・モーテンセンにデンマーク人の役を演じさせていたのか。

追記 ウィキペディアでヴィゴ・モーテンセンの項目を見たらお父さんがデンマークの方だった。お母さんはアメリカ人。
デンマーク人を演じたという事はお父さんへの想いなんかも込められていたのかも。
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誘拐の掟 [ヤ行の映画]


WALK AMONG THE TOMBSTONES

『誘拐の掟』
"A WALK AMONG THE TOMBSTONES" (2014・アメリカ・1h54)
監督・脚本 : スコット・フランク
出演 : リーアム・ニーソン、ダン・スティーヴンス、ブライアン・"アストロ"・ブラッドリー、アダム・デヴィッド・トンプソン、デヴィッド・ハーパー、オラフル・ダッリ・オラフソン







元刑事の男は物騒な揉め事を解決する事で生計を立てていた。妻が誘拐、殺害されたための報復を依頼されるが依頼者もまた堅気の人間ではなかった。



犯人たちと一時行動を共にしていた人のあの行動が後からすれば早まったなあと気の毒に思える。早まった判断をさせてしまうほどの恐怖を犯人たちに持っていたという事だろうけどその犯人たちの恐怖が観ているこちらにはあまり伝わってこなかったのが残念な所。

早まった男を演じたオラフル・ダッリ・オラフソンは"The Last Witch Hunter"ではヴィン・ディーゼルと共演。
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ヤング・マスター/師弟出馬 [ヤ行の映画]


ヤング・マスター ~師弟出馬~ [DVD]

『ヤング・マスター/師弟出馬』
"師弟出馬" (1980・香港・1h40)
監督・脚本・出演 : ジャッキー・チェン
出演 : ウェイ・ペイ、ティエン・フン、ウォン・インシク、シー・キエン、ユン・ピョウ、リリー・リー









破門になった兄弟子を呼び戻そうとする男だったが兄弟子は凶悪な犯罪者たちの仲間になっていた。それでも兄弟子を呼び戻すため男は犯罪者との戦いに挑む。



シネマメディアージュ 「極・成龍祭FINAL」ジャッキー・チェン誕生日記念2位&5位一挙上映にて。
4月7日のジャッキーの誕生日ではなく近い日に上映された。



ジャッキー主演の色んな映画がごっちゃになっていて本作はどんな映画だったか思い出せずにいた。獅子舞って『ドラゴンロード』じゃなかったけ?とか、ユン・ピョウ出てんだとか。全然基本的な事が分かってなかった。
底なし沼と金魚あたりで段々と思い出した。



国際公開版という事で英語吹き替え。シネマ・ロサで観た『スパルタンX』も英語だった。
『スパルタンX』の時はそんなでも無かったけど本作の英語吹き替えは大袈裟過ぎる。BGMも耳障りで本作の面白さが大分損なわれているように思えた。

エンドロールの最後に当時のジャッキー次回出演作として『キャノンボール』の告知が有った。



ラストのジャッキーとウォン・インシクの対決シーンは20分ぐらい有るらしい。タイマン勝負を延々と20分も続けられるのが凄い。
アクション監督の谷垣健治さんが一観客として場内にいらしていた。本作と『龍拳』の上映の間のトイレタイムにちょっとしたトークショーみたいなのが有って、そこで客席にいた谷垣さんに本作について何か一言という事でジャッキートリビアとして対決シーンの撮影はジャッキーがひたすらやられ続けるパートが25日間、反撃に出るパートが15日間掛かっているという事だった。
詳しくはディアゴスティーニで。との事。

トークショーの最後の方に告知でジャッキー主演最新作"DRAGON BLADE"公開時期にも何かしらの上映企画を予定しているという事だった。
餃子?
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春雨サラダ?
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軽食?
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やさしい人 [ヤ行の映画]



『やさしい人』
"TONNERRE" (2013・フランス・1h40)
監督・脚本 : ギヨーム・ブラック
出演 : ヴァンサン・マケーニュ、ソレーヌ・リゴ、ベルナール・メネズ、ジョナ・ブロケ



パリでの活動をしばらくの間地元に移す事にしたミュージシャンの男。地元紙の取材をきっかけに若い女性と親密な関係になる。



『遭難者』『女っ気なし』のギヨーム・ブラック監督の最新作。前2作に続いて本作でも男の純情が描かれているが初の長編という事も有ってかより人物の内面に入り込む感じで途中から重苦しい雰囲気となり、このまま狂気方面へと向かうのだろうかと心配になったが最終的には純情へと戻ってくる。
狂気が描かれたのは前2作を観た者への揺さぶりみたいな意味も有るのだろうか。本作は前のとはちょっと違いますぞといった。現にこれはどこへ向かおうとしているのか掴めなくなって不安になった。結局は前2作と同じように余韻を残すというか物語をきっちりと閉じない感じで映画は終わるがそれがギヨーム・ブラック監督のスタイルなのだろう。



主人公の純情をかき回す女性のわがまま。といったようにも取れるが、誰かの所有物にはなりたくはないがいつも誰かがそばにいて欲しい。という事なのだろうなあと納得したのは演じるソレーヌ・リゴが童顔色白巨乳であったからというのは紛れもない事実である。童顔色白巨乳・イズ・ジャスティス!



ヴァンサン・マケーニュは同一人物であった前2作とはやや違う感じの純情男。Tシャツの趣味は同じみたい。『スーパーバッド童貞ウォーズ』のTシャツを着てた。

スーパーバッド 童貞ウォーズ コレクターズ・エディション [DVD]








ヴァンサン・マケーニュはあの『コン・エアー』ヘアーがニコラス・ケイジと同じくらいかそれ以上に似合って、そしてチャーミングでたまに男前に見えるというなかなか得難い才能を持った俳優さんなのではないかと思う。
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夢は牛のお医者さん [ヤ行の映画]



『夢は牛のお医者さん』
(2014・日本・1h26)
監督 : 時田美昭



小学生で獣医になる事を将来の夢とした少女が努力する事を怠らずにその夢に向かう姿をカメラは記録していた。



大号泣必至の作品かと思った。初めの方の小学生時代はそんな感じだったけど、以降は特に泣ける事はなかった。
一人の人間の成長記録で、無事立派な社会人となった姿に努力を怠らない事の大切さと26年間の時間の重みを感じさせるドキュメンタリー作品だった。



少女(知美さん)の夢は牛や他の動物たちのお医者さんであったわけだけど、実際獣医になると主に扱う家畜はその命よりも生産者である人間の都合(主に経済的な都合)が最優先されるという現実があって。
その夢と現実のギャップを現実は現実のものとしてしっかりと受け止めているのだろう。一頭の命によって他の命(動物、人間を含めて)を救っているという考え方も有るのだろうし。



ラストに流れるのはユーミンの卒業写真(別の人のカバー)だったけど、宇多田さんのファースト・ラブでも良かったかなあと思った。知美さん、ちょっと宇多田さんに似てるし。



ポレポレ東中野にて。
ポレポレ東中野はかなり随分と久し振り。いつ以来かとなったら1999年の『洗濯機は俺にまかせろ』を観た記憶がある。その後にもなにか1本ぐらいは観たような気がする。
で、1999年だとポレポレ東中野ではなくてBOX東中野だったのでポレポレ東中野は今回が初めてだった。
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夢と狂気の王国 [ヤ行の映画]

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『夢と狂気の王国』
(2013・日本・1h58)
監督・脚本 : 砂田麻美
出演 : 宮崎駿、鈴木敏夫、高畑勲、庵野秀明、宮崎吾朗



宮崎駿監督の新作『風立ちぬ』を制作中のスタジオジブリにカメラは入りその製作工程を捉える。



NHKのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル仕事の流儀』と題材は被っていながらもこちらは女性監督という事でなのか宮崎監督の対応はかなり柔らかい。
『プロフェッショナル』の方では宮崎監督の映画監督としての老いと今までとは異なる作品に挑む苦悩が前面に出ていて不機嫌な宮崎監督を容赦なく映し出していたけど、本作ではお茶目でお喋りなおじいちゃんが世界に誇るアニメーション作品を作り出していますよ。という感じで、同じ題材でも撮る側の意図でこうも違うものになるのかと思った。

『風立ちぬ』製作中の宮崎監督には本作と『プロフェッショナル』の2台のカメラが密着していたという事なんだろうか。
主役庵野案が出た時の映像は一緒のものだったようにも思えた。



高畑監督は王国の中にいる怪物とか妖怪扱い。姿はなかなか見せず王国の王や住民たちの噂話によってその怪物ぶりを強く印象付ける。



スタジオジブリの現状と未来についても描かれているのが興味深かった。特には吾朗監督の怒りや苛立ちがジブリの将来への不安を反映しているようでもあった。
吾朗監督もそんなにカリカリしないで、そこは女性スタッフを敵には回さないというお父さんの処世術を見習ったらよろしいんではないかなあと思った。カリカリしてたのは男のプロデューサーさんにであって女性には父親譲りで優しいのかもしれないが。



ナレーションはどなたか女優さんがやってるのかと思ったら砂田監督本人だった。ナレーション上手。
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許されざる者 [ヤ行の映画]


【映画パンフレット】 『許されざる者』 出演:渡辺謙.佐藤浩市.忽那汐里

『許されざる者』
(2013・日本・2h15)
監督・脚本 : 李相日
出演 : 渡辺謙、柄本明、佐藤浩市、國村隼、柳楽優弥、忽那汐里






江戸幕府が倒れ明治政府となった。かつての武士たちが蝦夷へと流れ着きそれぞれの生き様がぶつかり合う。



イーストウッドの『許されざる者』の日本でのリメイク作品。ただのコピー作品になってしまうのでは。と不安が有ったけど、明治初期の蝦夷を舞台とした事が意外なほどオリジナルの設定と合っていて、それでいてオリジナルとは異なる内容になっていて興味深く観れた。

朝廷軍に敗れた幕府軍の残党が流れ着き、また朝廷軍側(主に薩長)の中でも明治政府での権力争いに勝ち残れなかった者たちが行き着いた極北の未開の掃き溜めが蝦夷という場所なのだろうと思う。その場所でかつて幕府軍と朝廷軍とに分かれて戦った者たちが最後の生き残りを賭けた殺し合いを繰り広げる。



日本リメイクも良かったけどオリジナルには勝てないなあと思う所はやっぱりイーストウッドとジーン・ハックマンとモーガン・フリーマンとリチャード・ハリスが共演してる作品だという事。そこはどうやっても勝てない。
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妖魔伝 レザレクション [ヤ行の映画]

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『妖魔伝 レザレクション』
“画皮2” (2012・中国・2h11)
監督 : ウー・アールシャン
出演 : ヴィッキー・チャオ、ジョウ・シュン、チェン・クン、ヤン・ミー



500年の眠りから目覚めた妖魔は人間になろうとした。それには人間が妖魔に進んで自分の心臓を渡す事が必要だった。
偶然妖魔の事を助けた姫には想いを寄せる配下の者がいたがその想いは伝わらなかった。それは自分の顔の傷のせいだと思い込んだ姫は妖魔の美貌と引き換えに自分の心臓を渡す事を約束した。



シネマート六本木 〈2013夏の中華大傑作映画まつり〉にて。
3本ともスクリーン1で観られるスケジュールだったので3本連続で観たけど、最後に本作はかなりきつかった。
それは好みの問題が大きいのだろうけど、好きだ愛してるだなんだかんだどうしたこうしたを2時間超で延々と繰り広げられるのがどうにもつらかった。
出演者の美女3人とちょっとしたお色気シーンでなんとか耐えた。



日本でもヒットした『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』もこんな好きだ愛してるだな感じなんだろうか。

『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』と言えばジョイ・ウォン。ジョイ・ウォン出演作って何か観ただろうか?と出演作一覧を見てみたら『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』も観てないし『シティ・ハンター』も『北京原人』も観ていないのでジョイ・ウォン出演作は1本も観た事が無く。お色気ムンムンお姉さんという印象だけで覚えている女優さんであった。
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欲望のバージニア [ヤ行の映画]


ポスタ- A4 パターンA 欲望のバージニア 光沢プリント

『欲望のバージニア』
“LAWLESS” (2012・アメリカ・1h56)
監督 : ジョン・ヒルコート
出演 : シャイア・ラブーフ、トム・ハーディ、ジェイソン・クラーク、ジェシカ・チャステイン、ミア・ワシコウスカ、デイン・デハーン、ガイ・ピアース、ゲイリー・オールドマン







禁酒法時代、バージニアの田舎町では密造酒製造によって生計を立てる者たちがいた。その中でもボンデュラント三兄弟は役人に屈せず我が道を貫き通していたが新たにやって来た役人の卑劣な手口によって次第に追いつめられてゆくのだった。



ただエピソードを順番に並べただけに思えた。
『サイコ』みたいに編集し直したら面白くなったりするのだろうか。

物語が面白く思えないとトム・ハーディの寡黙な男の演技もクサめに思え。

ジェシカ・チャステインの脱ぎっぷりだけはお見事だった。しかし何もこんな映画で脱がなくても。とも思えた。



デイン・デハーンは連呼してみると電車の走行音のよう。

デイン・デハーン



デイン・デハーン


デイン・デハーン

デイン・デハーン
デイン・デハーン デイン・デハーン
デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン
 デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン
  デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン
デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン
 デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン
  デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン
デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン
 デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン デイン・デハーン
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野蛮なやつら/SAVAGES [ヤ行の映画]


Savages

『野蛮なやつら/SAVAGES』
“SAVAGES” (2012・アメリカ・2h09)
監督・脚本 : オリヴァー・ストーン
出演 : テイラー・キッチュ、アーロン・ジョンソン、ブレイク・ライヴリー、サルマ・ハエック、ベニチオ・デル・トロ、ジョン・トラヴォルタ






大麻ビジネスで大成功した二人の男。それにあやかりたいメキシコの巨大シンジケートが強引に割り込んでくる。二人の共通の恋人を誘拐された男たちは何とかして恋人を取り戻そうとする。



ネタバレ有。



本作も含めて最近は本当に嫌になるぐらい2時間超映画が多いが、中には長さを感じさせないものやその長尺に見合ったものも有ったり、中にはもう少し短くしたらもっと面白かっただろうと思えるものも有る。
本作は後者だった。

長くなった原因は脇役のベニチオ・デル・トロとトラヴォルタにあるのかも。二人面白過ぎ。
貫禄なのかただの贅肉なのか分からないが肥大して異形の様相を呈してきた二人を見てるのが楽しい。
そこをカットしてしまうのはもったいないし、面白い脇役二人に主役が負けないように色々と盛った結果時間が長くなってしまい作品のキレが鈍ってしまった。そんなように感じた。
主役の若者たちも全然悪くなかったんだけど、むしろ良かったけど異形の二人には敵わなかった様に思う。



終盤でトリッキーな展開をするけど他の作品でもたまにあるので目新しさは無かった。
あの手法を使う時には必ず誰か特定の人物の目線で物語が語られている事が重要なんじゃないかと思った。
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横道世之介 [ヤ行の映画]


映画パンフレット 横道世之介 【監  督】沖田修一 【キャスト】高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛

『横道世之介』
(2012・日本・2h40)
監督・脚本 : 沖田修一
出演 : 高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、朝倉あき、伊藤歩、綾野剛








1987年。長崎から東京の大学に進学した男の1年間。



上映時間2時間40分という事を意識しながら観てしまった。時間の事を気にしながら観ると余計に長さを感じてしまう。



ネタバレ有。



主人公はいたって普通の男。世俗に流されない誠実さは持ち合わせている。その男が1987年の日本、主に東京で普通に暮らす姿を描く。
ただそれだけでは物語として、そして商売として成立しないので主人公はこの大学1年から十数年後にある事故で死を迎える。
本当にその死が必要だったのかが分からない。
新大久保乗客転落事故が一部モデルになっているようだけどそれは置いといて、死ななきゃその普通の男は注目されなかったという事のように思えてしまう。
普通に誠実に生きる事こそ素晴らしいとする所は全くもってその通りだと思う。その事を伝えるのに別に死なせなくてもいいじゃんと思うのだが。



高良健吾さんが普通の男を演じるのにもなんか違和感が有った。どう見てもカッコいい。

秋頃からの髪型が『カウボーイビバップ』のスパイクに似てた。
『カウボーイビバップ』のハリウッドでの実写映画化は中止とかなんとからしいけど、どっかでまた企画が上がったら髪型はこの映画を参考にしたらよろしいと思う。



お嬢様の運転手役の人がトーホーシネマの幕間ドラマのカーディガンお父さんの人だった。井上肇さんという方。
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ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録 [ヤ行の映画]



『ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録』
“UNIVERSAL SOLDIER: DAY OF RECKONING” (2012・アメリカ・1h54)
監督・原案・脚本・編集 : ジョン・ハイアムズ
出演 : スコット・アドキンス、ジャン=クロード・ヴァン・ダム、ドルフ・ラングレン、マライア・ボナー、アンドレイ・“ザ・ピットブル”・アルロフスキー



初代ユニソルに妻と娘を無残に殺された男。何故妻と娘は殺され自分だけは助かったのか。その謎を探る内、男は自分の知らなかった自分の真実を知る事になる。



前作『ユニバーサル・ソルジャー:リジェネレーション』の事は格闘アクションが良かったとしか憶えていない。
でも、本作は本作のみで観て全く問題無し。と宣伝されていたのでそれを信じた。
結果、全く問題が無かったのかよく分からない。
ヒゲ面のユニソルの人がザック・ガリフィアナキスに似てんなあと思っていたら、この人は前作で主役級で出ていた人だった。という事は問題ではなかったのかどうなのか。



どこか『地獄の黙示録』を意識しているような。自らのユニソル王国を築こうとしているスキンヘッドのヴァン・ダム。
だから邦題に黙示録とつけたんだろうか。



ドルフ・ラングレンのアジりがなかなか堂に入っていた。意外と演技派なのかも。



今回のアクションも質は高かった。ただ、量が少ないので物足りなかった。
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夢売るふたり [ヤ行の映画]


【送料無料】夢売るふたり [ 文藝春秋 ]


『夢売るふたり』
(2012・日本・2h17)
監督・脚本 : 西川美和
出演 : 松たか子、阿部サダヲ、田中麗奈、安藤玉恵、江原由夏








火事で店を失った夫婦が新たな店を手に入れようとして人の道から外れてゆく。



長かった。深い時間でのつるべ見たくなかった。元々あんまり映画でつるべ見たくない側の人間。とここに告白。



概ね夢とは幸せになりたいと願う事で、不幸せになりたいと夢見る人はそうはいないんじゃないかと思う。

幸せとは幸せになりたいと願わないでいられる状態を指し、現在が幸せであってもそれを自覚する事は難しく、幸せになりたいと願った時にそれを願わないでいられた時こそが幸せだったのだと思い知るのかも。

また幸せは手に入れたいと執着すればするほど離れてゆくもので、夢は叶わないからこそ夢であり続ける。
つまりは幸せになりたいと夢見る事は永遠にその夢を見続ける事なのかも。

なんだか何書いてんだかよく分からない。結局のところ人生において消火器の果たす役割は大きい。という事だろうか。
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