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神と共に 第一章:罪と罰 [カ行の映画]

神と共に 第一章:罪と罰を観た。
この世で正しく生きて死んだ者はあの世で7つの裁判を受け閻魔大王に認められれば生き返る事が出来るという。


丹波哲郎総監督の大霊界シリーズは未見。
中津賢也先生の黄門★じごく変が結構好きだった事を思い出した。
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/111241?utm_source=yahoo&utm_medium=cpc&utm_campaign=dsa&utm_content=shonen

涙と笑いとアクションの一大スペクタクルな人情ミステリーサスペンス地獄絵巻。
キャストも豪華。最後のサプライズ出演にびっくり。

第二章は2週間後に公開。と勝手に思い込んで早めに観たが約1か月後。残念な記憶力の問題で多分大体の事を忘れてしまいそう。第二章本編の前に前作のあらすじが有ると有り難い。
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風の谷のナウシカ [カ行の映画]

風の谷のナウシカを観た。

スタジオジブリ キツネリス ぬいぐるみ 長さ21cm (風の谷のナウシカ)

火の7日間で荒廃した世界。大地は腐海と呼ばれる瘴気を吐き出す森で覆われ人間が生きられる場所は限られていた。
工房都市ペジテで火の7日間で使われた生物兵器巨神兵が発掘され、軍事大国のトルメキアは巨神兵を奪い取り本国へと空輸する途中で墜落してしまう。墜落した場所は風の谷。腐海の役割を知る風の谷の族長の娘ナウシカは国家同士の争いへと巻き込まれてゆく。

映画のまち調布 調布シネマフェスティバル2019にて。
ジブリ作品全般テレビ放映を観ないので久し振りに観る。映画館で観るのはそれこそ1984年の公開以来。せっかくなら公開時に同時上映された名探偵ホームズも大きなスクリーンで観たかった。

凄いなと思うのはこの話を2時間以内に収めたこと。原作漫画がしっかりと作り込まれていたという事も有るんだろうけど、物語の要所をきっちりと抑えた上でアレンジしてアクションも盛り込んで1時間56分。ホームズ(2本)を合わせると2時間40分くらいになるけど。

テーマとか物語もさることながらアクションで注目を集めた宮崎監督演出のアクションがやっぱり良かった。
アニメーションならではのアクションの面白さ。一瞬の溜めからの急加速とか。ユパ様の剣さばきのリズム感とか。
いつぐらいからか宮崎監督のやりたいアクションはやり切っちゃたんだろうなと思う。同じようなアクションを何回も繰り返すのはやりたくないんだろうし。
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来る [カ行の映画]

来るを観た。
それは人間の化けの皮をはがし、容赦なく連れ去り、無惨に命を奪う。

長いけど面白かった。ちょっと前なら前後編の2部作だったかも。
日本映画界の大メジャーの東宝が今、変と言えば変なこれをよく作ったなと思う。大メジャーだからこれだけ大規模なものが出来るのだけど。
もっと大ヒットしたらもっとこんな映画がもっと大規模で作られたのかもしれないと思うと大ヒットして欲しかった。
東京カラスの実写映画化とか有ったかもしれない。

東京カラス 5 (サンデーGXコミックス)












埼玉県和光市にあのマンションは有るという事みたい。ラストシーンの南和光駅は実在しないけど、和光市の南と言えば限りなく東京に近い埼玉。

要は何が重要だったのかと言えばオムライスの国が一番重要なんだろうと思う。なんだそれ。だけども2、3歳児を無邪気にオムライスの国にいられるようにしてあげる事が大事で、そうしないと無邪気におっかないものを連れて来る。
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クワイエット・プレイス [カ行の映画]

クワイエット・プレイスを観た。
音を立てるとどこへでも奴らが猛スピードで殺しにくる。

限られた人数と場所、決められたルールの中で展開する怪物系シチュエーションスリラー。盲目の老人が住む家に泥棒に入った若者たちが老人と死闘を繰り広げるドント・ブリーズは凄腕老人系。
制約が多くそれほど派手な仕掛けも出来ない中で緊張感を途切れさせない演出がさすがだった。監督のジョン・クラシンスキーはこれが監督3作目。
音が少ないと観ている側の画面への集中力が増すのかもしれない。長時間続くと退屈になる危険性も有るが。

最終的に女性が主導権を握るのは今のハリウッドの流行りだろうか。

電気はどうしてるんだろう? 水力、風力発電が動きっぱなしのままとか。

別の怪物退治の方法を勝手に妄想したりしていた。
音に反応するのだから地下シェルターとかに音でおびき寄せて閉じ込める。
活火山の噴火口に誘導する。
ハリウッド映画なので原子力発電所に誘導してきのこ雲上がってめでたしめでたしとかも有り得る。
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クレイジー・リッチ! [カ行の映画]

クレイジー・リッチを観た。
一般庶民の女性がそうとは知らずお付き合いしていたのはスーパーセレブなお坊ちゃまだった。

{メジャースタジオが配給した作品で、主要キャストがアジア系の俳優で占められた作品は『ジョイ・ラック・クラブ』(1993年公開)以来}ウィキペディアより。
しかも全米で大ヒットという事で話題の作品。
片方が金持ちで片方が庶民もしくは貧乏の格差恋愛は古今東西のロマコメで定番のシチュエーション。
本作はロマコメの定番のド定番といった所。そしてクレイジーなほどのリッチぶりを多くの貧乏人に見せつけるのも見所になっているのだろうと思う。ただ、そんなに信じられないくらいリッチだとは思えなかった。クレイジーさが足りなかったように思う。

最後は誰もが望むお望み通りのハッピーエンドだけどそれはまだ始まりに過ぎず続きも有るんだろうと思う。その際にはミシェール・ヨーが実は中国の超級刑事で長年(30年近く!)潜入捜査をしていたがついに事件の真相を掴んだ! にして欲しい。

スピード、パワーが有ってなおかつ全然ぶれないのが凄い

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県警対組織暴力 [カ行の映画]



県警対組織暴力(けんけいたいそしきぼうりょく)を観た。新文芸坐にて。狐狼の血との二本立てで本作だけ。
昭和38年、西日本のある地。かねてから因縁のある二つの暴力団の抗争が激化。地元警察は暴力団と癒着していたが県警が本格的な捜査に乗り込みその関係は終わりを告げる。

1975年東映製作。深作欣二監督。東映実録路線の1本だけど実話なのかは分からない。
終戦が昭和20年で、戦後の混乱の中で台頭する暴力組織とそれに擦り寄る警察関係者という関係が約20年のちに改められる時が来て。
暴力組織と警察の関係がよろしくないものだとしても密接な付き合いをしていればお互いの個人と個人の間には友情だったり信頼だったりも生まれているわけで。それが為す術無く終わらせられるという哀しみもあるけど、やっぱり社会的によろしくないものは改められないとよろしくないし。
辰っちゃん演じる県警のエリート刑事はアンタッチャブルでのエリオット・ネスだなあと思った。しかし本作においてはヒーローとしては扱われず。最後はちゃっかりとより高給が望めそうな所に行ってしまうというのがこの映画らしいし現実でも起こっていた事なのだろう。

映画の中では「西日本のある地」と、どことは限定されていないが広島弁を喋っている。成田三樹夫さんと川谷拓三さんは関西弁。
広島弁のやり取りが面白い。ののしり合いとか悪態とか聞いてるとつい笑ってしまう。
本作は暴力的というか暴力そのものの映画だけどもっと穏やかで平和な内容で広島弁でのやり取りが聞ける映画を観てみたい。
がんばっていきまっしょいが思い浮かんだけど愛媛が舞台だった。

追記
青春デンデケデケデケがあるじゃん。と思ったけど香川が舞台だった。青春デンデケデケデケにはヤング・ホーガン浅野さんが出演している。
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こころに剣士を [カ行の映画]



『こころに剣士を』
"MIEKKAILIJA" (2015・フィンランド=エストニア=ドイツ・1h39)
監督 : クラウス・ハロ
出演 : マルト・アヴァンディ、リーサ・コッペル、ヨーナス・コッフ、ウルスラ・ラタセップ、レンビット・ウルフサク




第二次大戦中にはナチスドイツ、大戦末期からはソ連に占領されていたエストニア。終戦後の1950年代。かつてドイツ軍に所属していた事のある男はソ連の秘密警察に追われ田舎町のハープサルに身を隠す。小学校の教師の職を得た男は子供たちにフェンシングを教える事になる。



エストニア映画? だとしたら多分初だけどフィンランド、エストニア、ドイツの合作で監督はフィンランドの方だからフィンランド映画なのかも。



実話を基にした映画とは知らず。
社会主義国家が社会主義を維持するために人間性が歪められる。というのは映画の中で何度か見てきた。そんなつらい時代のつらい物語であるが、そんな中でもささやかながら幸せは有って。子供たちにもつらい経験を強いられるがまだ純粋で無邪気で歪められてはいない。そういう事が描かれていて良かった。

フェンシング教室の初日にほぼ全生徒が集まっている様な感じだったり、ラストシーンで先生のお迎えに子供たちが時間差でバラバラに集まってきたり。そんな子供らしい自由な感じが良かった。
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ガール・オン・ザ・トレイン [カ行の映画]


ポスター/スチール 写真 A4 パターン1 ガール・オン・ザ・トレイン 光沢プリント

『ガール・オン・ザ・トレイン』
"THE GIRL ON THE TRAIN" (2016・アメリカ・1h53)
監督 : テイト・テイラー
出演 : エミリー・ブラント、ヘイリー・ベネット、レベッカ・ファーガソン、ジャスティン・セロー、ルーク・エヴァンス、エドガー・ラミレス、アリソン・ジャネイ、リサ・クードロー






アルコール依存症の女性が一人の女性の失踪事件解決にかかわろうとする。しかし依存症により記憶が定かで無いため真相に辿り着くのには困難を極める。



ネタバレ有。



クズな男のために人生を狂わされる女性たちの物語。それでも女性は逞しく生きていける。そういう応援の映画でもあっただろうと思う。

年齢的にガールではないんではないかと思うが。年齢なんか関係なく男は女性をガールとして扱え。という事なのか。でもそうだとしたらレディの方が適切だろうし。
人生狂わされたとしても一から(ガールから)やり直せるという事か。別の新しい列車に乗って。
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クラッシャージョウ 4Kリマスター [カ行の映画]


クラッシャージョウ デザイナーズノート

『クラッシャージョウ』
(1983・日本・2h12)
監督・脚本 : 安彦良和
声の出演 : 竹村拓、佐々木るん、小林清志、小原乃梨子、二又一成、武藤礼子、大塚周夫、曽我部和行、長堀芳夫、弥永和子、渡部猛、柴田秀勝、納谷悟朗、小林修、久米明







宇宙海賊に犯罪の片棒を担がされたクラッシャージョウのチーム。そのカタを付けるため海賊がアジトとする惑星に侵入したジョウたちは海賊が使い方次第で宇宙が裂けてしまうワープ装置を手にしている事を知る。



4Kリマスター上映会。TOHOシネマズ新宿にて。ブルーレイBOXも予約していたのでいいかと思っていたが入場者特典でポストカードが貰えるという事で。

ビスタサイズでの上映。4:3のテレビサイズで作ってそれをビスタサイズにトリミングしたという事で、4:3が本来の形なんだろうけど今はテレビもほとんどワイドだし、それに映画館のスクリーンで上映されるならビスタサイズの方がいいと思う。

4Kの映像は発色が鮮やかになっている。様な気がした。



豪華声優陣の中に永井一郎さんがいたらもっと豪華だったろうなと思う。



最初にトレーラーを襲ったのは大統領側という事なんだろうか。それもバードが仕組んだ。とも考えたがそれは違うんだろう。
そもそもバードはクラッシャーダンが描いた絵図によって動いていたという事。クラッシャーと連合宇宙軍情報部の利害が一致した共同作戦?
ダンの思惑はクラッシャーをはめた奴らを徹底的にぶっ潰すという事で、そのためなら息子のジョウのチームも一つのコマとして使う。コマとして使うのはジョウたちを信用していたから。
結局この映画の中で一番頭がキレて、そして敵に回すと一番ヤバいのはクラッシャー創始者の一人、クラッシャーダンだったと。
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華麗なるリベンジ [カ行の映画]



『華麗なるリベンジ』
(2015・韓国・2h06)
監督・脚本 : イ・イルヒョン
出演 : ファン・ジョンミン、カン・ドンウォン、イ・ソンミン、パク・ソンウン



荒っぽい捜査により上層部から煙たがられている検事。担当していた容疑者の急死により殺人の罪で逮捕される。それが罠である事を察した元検事は疑いを晴らすため刑務所内で知り合ったイケメン詐欺師を出所させ真相へと近付かせる。



『ベテラン』のファン・ジョンミン主演作品という事で、あの痛快を再びと期待したが『ベテラン』ほどの痛快さはなかった。
最後は法廷劇になって、そうなるともう一人の主役である詐欺師の出番が無くなってしまう。それまでに十分活躍はしていたけど、W主演とするならやっぱり2人揃っての活躍を見たかった。
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この世界の片隅に [カ行の映画]


劇場アニメ「この世界の片隅に」オリジナルサウンドトラック

『この世界の片隅に』
(2016・日本・2h06)
監督・脚本 : 片淵須直
声の出演 : のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、潘めぐみ







1944年、広島市に暮らす浦野すずは軍港のある呉に住む北条周作のもとに嫁ぐ。実家を離れた慣れない生活の中で徐々に北条家の人間になっていくすず。そして戦禍は次第に広がり運命の1945年8月6日を迎える。



戦時中の日本、広島を舞台にした日常系アニメ。
貧乏だった日本で健気に生きる人たちの姿が辛気臭くならずにユーモアをもって描かれているのが大変良かった。

軍港のある呉は空爆の標的となりその激しさが増す中で北条家に大事件が起きる。それもつらかったけどその先にも大事件が起きるわけで。それを覚悟しながら観ていて、ついにその日がやって来たけど呉にはそんなに目立った被害は無かった。後々呉にも二次被害は有ったのかもしれないが。
被害が無くてホッとしたけど、そういう事も知らないっていうのはどうなのかと思う所でもあり、広島市の方ではすずの実家を含め甚大な被害があり、そして長年にわたり傷跡が残り続けるわけで。それでも無事な人がいるというのはやっぱりホッとする。



当時、日本も日本と戦争していた国もお互いにお互いの事を野蛮で凶暴な鬼畜であると思っていただろうけど、中にはごく少数ながら本物の鬼畜がいたとしても大半の人たちは本作の登場人物たちの様に善良で思いやりがある人たちであるはずで。この映画を観てみんながそう思えば戦争は無くなる。なんていうのは考えが甘過ぎるのか。



エンドロールで一人の登場人物の生い立ちが描かれていた。映画を観た後で原作の漫画を読んだが周作とかかわりのある人だった。

北条家にすずの幼馴染が来て、夫公認で夜をすずと同じ部屋で過ごす。っていうのはどういう事なのか理解に苦しむ所だったが、その所も原作の方で納得出来た。

映画だと止むを得ず割愛、省略しなければならない事も有るという事で。
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コウノトリ大作戦! [カ行の映画]


コウノトリ大作戦

『コウノトリ大作戦!』
"STORKS" (2016・アメリカ・1h27)
製作・監督・脚本 : ニコラス・ストーラー  監督 : ダグ・スウィートランド
声の出演 : アンディ・サムバーグ、ケイティ・クラウン、ケルシー・グラマー、アントン・スタークマン、タイ・バーレル、ジェニファー・アニストン




利益の追求を最優先し赤ちゃんの配達からは手を引いたコウノトリたちだったが手紙を送ってきた家族に赤ちゃんを運ばなければならなくなった。



設定が強引過ぎる所はそれはアニメという事で納得すれば良く出来ていて楽しめる。

制作スタジオがどこなのか分からないけど昔のワーナーアニメっぽいギャグ表現が有ったりするのが面白かった。

コウノトリのボスの魅惑のボイスで聞かされた相手の意識がぶっ飛ぶ所も面白い。



コウノトリをはじめとする鳥たちの物語という事でペンギンも登場。そこはやっぱり『マダガスカル』シリーズのペンギンを意識してかこちらでは無表情で地味なキャラ。それが逆に興味を惹かれるが。
『マダガスカル』シリーズからはペンギンがスピンオフされたが、こちらでスピンオフされるとすればオオカミだろうと思う。
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コンカッション [カ行の映画]


コンカッション [DVD]

『コンカッション』
"CONCUSSION" (2015・アメリカ・2h02)
監督・脚本 : ピーター・ランデズマン
出演 : ウィル・スミス、ググ・ンバータ=ロー、アルバート・ブルックス、サラ・リンジー、アレック・ボールドウィン、デヴィッド・モース








スーパースターであった元アメフト選手の死因がアメフトの競技性から来るものと突き止めた監察医。しかしその発表は大きな波紋を呼ぶ事となる。



ネタバレ有。



アメリカ国内の大メジャースポーツの影を描く。やや真面目過ぎる感じもするけど興味深く観られた。

監察医の告発は正しかったとされる。その事で現在どのような改善がなされているのかを知りたい所ではあった。それが描かれていないという事は現在も特別な何かは成されていないという事なのかも。

アメフトがアメリカで大人気の理由の一つである選手と選手の激しいぶつかり合い。それが病気を発症させる理由でもあるけど、その危険を冒してこそ選手は大金や地位を得てアメリカンドリームを掴み取れる。
一方で本作の主人公は競技の危険性を訴えそれが認められた事によって自身のアメリカンドリームを掴んだと言える。危険性を更に訴えてアメフトから激しいぶつかり合いが無くなれば人気は下降し選手はアメリカンドリームを掴むチャンスを失ってしまう可能性も有る。
監察医の警告は正しいんだろうと思う。でもその事によって他の誰かのアメリカンドリームを掴むチャンスを奪っていいのか。といったらそれは難しい所で。

同じくアメリカンドリームを掴む場所でもあるハリウッド映画で、しかも完全に掴み取ったスターであるウィル・スミスに危ないからアメリカンドリームは諦めなさいよ。と訴えかけられても説得力には欠け心には迫ってこない。
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グッバイ、サマー [カ行の映画]



『グッバイ、サマー』
"MICROBE ET GASOIL" (2015・フランス・1h44)
監督・脚本 : ミシェル・ゴンドリー
出演 : アンジュ・ダルジャン、テオフィル・バケ、ディアーヌ・ベニエ、オドレイ・トトゥ



14歳の少年ダニエルとテオ。クラスでは浮いた存在のふたりが夏休みに自作の車で旅に出る。



ネタバレ有。



ミシェル・ゴンドリー監督の自伝的物語。

主人公を演じる二人が良くて、そんな二人が起こす出来事が面白かった。
旅に出た事で二人の関係が壊れてしまうほろ苦な結末を予想したけど、結果的にはそうでもそれは家庭の事情による所が大きく友情自体が壊れたのではないのだろう。

旅の終わりの方でダニエルの夢になってしまったんじゃないかと思えたけど、現実と夢の区別がつかなくなるのはミシェル・ゴンドリー作品らしさでもある。
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高慢と偏見とゾンビ [カ行の映画]


ポスター/スチール 写真アクリルフォトスタンド入り A4 パターン1 高慢と偏見とゾンビ 光沢プリント

『高慢と偏見とゾンビ』
"PRIDE + PREJUDICE + ZOMBIES" (2016・アメリカ・1h48)
監督・脚本 : バー・スティアーズ  製作 : ナタリー・ポートマン
出演 : リリー・ジェームズ、サム・ライリー、ジャック・ヒューストン、ベラ・ヒースコート、チャールズ・ダンス、レナ・ヘディ






イギリス古典文学『高慢と偏見』の世界にゾンビがいた。



原作は『高慢と偏見』の古典の文体の中にゾンビをぶち込んだ。という事らしい。という事が何かに書かれてあった様な気がする。

女性が自由に生きる事の難しい時代に自分らしく生きようとしたヒロイン。運命を感じた男とは勘違いから疎遠になってしまう。で、ゾンビ。

ゾンビとその時代の女性たちが対となっているのか。どちらも生きているのか死んでいるのか分からない状態。ヒロインはゾンビと戦う事で女性たちの置かれていた境遇と戦い、そして幸せを自分の手で掴み取る。

近年ゾンビ映画も様々に幅を広げているがその中でも珍しい格調高い文芸ゾンビ映画。単純にゾンビ映画を期待していたのでその点ではちょっと物足りなかった。
でもラストカットはとてもゾンビ映画らしくて良かった。映画は終わっちゃったけどあそこからがゾンビ映画としての本番だろうと思う。
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