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トロン [2010年11月に観た映画]


「トロン」オリジナル・サウンドトラック/ウェンディ・カルロス (CCCD)

『トロン』
“TRON” (1982・アメリカ) 1h38
監督・脚本 : スティーヴン・リズバーガー
出演 : ジェフ・ブリッジス、ブルース・ボックスライトナー、シンディ・モーガン、デヴィッド・ワーナー








28年ぶりの続編『トロン:レガシー』が公開(12月17日より)されるので観ました。
確か観てないはず。なのでしたが、所々で観た様な記憶が薄っすら甦ってきて。
観てない様な観た様な。なんとも不思議なこそばゆい感覚でした。



コンピューター世界に取り込まれた男。悪のプログラムをやっつける冒険の旅が始まる。



『トロン:レガシー』は予告を見た限りではダークでシリアスな感じで。共にディズニー作品ですが本作はよりディズニー色強めな感じで。
サイバーパンクとファンタジーアドベンチャーが混ざり合いながら、最終的にはファンタジーアドベンチャーが勝つ。



映像がカッコよかった。色合いが独特。そこはディズニー作品の良さだろうか。



若かりしジェフ・ブリッジス。若さゆえか余計な芝居をちょいちょい入れる。共演者にちょっかい入れたり。
多分それ続けてたらオスカーは獲れなかったと思う。



エンドロールで台湾人スタッフの方の表記が漢字でした。
あ、『マトリックス』。というか、あ、『攻殻』と思いました。
攻殻機動隊 [ポスター]

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行きずりの街 [2010年11月に観た映画]

337056_02_01_02.jpg
『行きずりの街』
(2010・日本) 2h03
監督 : 阪本順治
出演 : 仲村トオル、小西真奈美、南沢奈央、石橋蓮司、窪塚洋介、菅田俊、江波杏子




東京から逃げた男。十数年の時を経て、逃げざるを得なかった状況に再び向き合う。



ネタバレあり。



結構面白かったですが。すげぇミクロの範囲で事件起こってんなぁ。という事はあまり気にせず。

思いのほかハッピーエンドだったのは少し残念な気がしましたが。ハッピーエンド好きなのでそれはそれで良かったりもしましたが。
あのハッピーエンドは、過去の出来事に向き合い、ボロボロになりながらも男が掴み取ろうとしたもの。それは権力でも金でもなく、ささやかな愛だった。
という事だったのだと思います。
そこで重要だったのはボロボロではなかったのだろうか。ボロボロ、血みどろ、満身創痍。それぐらいの状況で掴み取らないと映画としてのカタルシスは得られなかったのかもしれない。

Mona Lisa [VHS] [Import]

『モナリザ』ってうろ覚えですが、主人公が最後に掴み取るハッピーエンドにカタルシスが有った様な。
ボブ・ホスキンスはボロボロにはなってなかったような。でも、誠に失礼ながらチビ、ハゲ、デブのボブ・ホスキンスがハッピーエンドを掴み取る。そこにカタルシスを感じた。ような記憶です。









ある状況で小西さんが鼻歌で歌う歌は、

 【中古】シングルCD PUFFY / これが私の生きる道【10P24nov10】【画】


パフィーの『これが私の生きる道』。状況的には無くは無いですが、またパフィーがどうこうでもなく、またそれを殊更どうこう言うシーンでもないですが、そこでパフィーが出てきてしまう。それがこの映画なのかと。









窪塚洋介/卍LINETIMEW (INFOREST MOOK)

窪塚さんは相変わらず見ているだけでハラハラします。体調面とか、演技の不安定具合に。
本作のようなインテリヤクザ(風)な役ははまってて良かった。
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マザーウォーター [2010年11月に観た映画]


マザーウォーター オリジナル・サウンドトラック

『マザーウォーター』
(2010・日本) 1h45
監督 : 松本佳奈
出演 : 小林聡美、小泉今日子、市川実日子、もたいまさこ、加瀬亮、光石研、永山絢斗、田熊直太郎






バー、喫茶店、豆腐屋、銭湯。水でつながる人たち。



余白の多い映画だなぁ。と思いました。
台本、1ページに2、3行ぐらいしか書かれてないんじゃないだろうか。
台本をびっちり埋めるハシダスガコ的な映画も有れば、本作のような非ハシダスガコな映画も有って。
シベリア超特急 水野晴郎=山下閣下 ソフビ・フィギュア(通常版)
映画って本当に面白いですね。









余白を埋めるのは役者さんのお仕事。佇まいや仕草や表情にて。
そんな大人たちのお仕事を遥かに凌駕する存在感を見せるのが、ポプラこと田熊直太郎くん(赤ちゃん)。
スーパーナチュラルである事が自然なわけですから、大の大人が勝てるわけもありません。



京都が舞台でありながら京都色はほとんど感じられず。
地元民の話しではなく、京都に流れ着いた人たちの話しだからかも。
人間至る処青山あり。どこにでも死に場所はある。どこでだって一人でだって生きていける。
そう覚悟した人たちの話しであるのだろうと思います。
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黒く濁る村 [2010年11月に観た映画]


黒く濁る村

『黒く濁る村』
(2010・韓国) 2h41
監督 : カン・ウソク
出演 : パク・ヘイル、チョン・ジェヨン、ユソン、ホ・ジュノ、ユ・ジュンサン








韓国秘密村。



ネタバレあり。



2時間41分と知って、長ぇ映画だなぁと思いましたが、観たらやっぱり長かった。
長い割に村に隠された秘密については分かったような分からなかったような。

どんでん返しで2時間超で描かれた村の秘密をうやむやにしてしまう事については、ああ、このパターンか。と脱力せざるを得ない感じで。

結局は何よりも強く、何よりも恐ろしいのは人の心。邪心だったり復讐心だったり。
そういう事なんだろうなぁと思いました。


出演者の方が現在と30年前を演じています。
老けメイクが上手いんだか下手なんだか、年齢不詳で不気味。しかし、その不気味さが村の異様な雰囲気を出すのに一役買っているのだろうと思います。
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 [2010年11月に観た映画]


Harry Potter and the Deathly Hallows Film Poster Book (Harry Potter 7 Film Tie in)


『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』
“HARRY POTTER AND THE DEATHLY HALLOWS: PART1” (2010・イギリス=アメリカ) 2h26
監督 : デヴィッド・イェーツ
出演 : ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、レイフ・ファインズ、アラン・リックマン







『ハリー・ポッター』完結。



の一つ前。



の割りになかなか話が前に進まないのだけど。
怒涛の展開を期待していましたが、今まで通りのんびりと。これが、これこそが『ハリー・ポッター』。
次回本当の完結編では怒涛の展開を期待。

ひとつの物語を描いた全8作品ともなれば伏線の宝庫。今回はちらりと小出しの感じ。小出しでも面白かったので、伏線総ざらいの次回はもっと面白くなるはず。と思っています。



ネタバレと言うか予想と言うか妄想。



分霊箱は残り3つ。
最後の一つはあれ、と言うか彼。なのだと思うけど、彼だった場合彼を破壊しないといけない。という事はどういう事になるのだろう?
その状況からどうやって大団円に持っていくのだろう?大団円にならないのか?児童文学だから大団円だと思うんだけど。
ヴォルデモードを改心させれば破壊せずにすむ。児童文学としてはそっちの方が正しいような気もしますが。

ダンブルドアに弟がいた。
なんて話しがここに来てありましたが、まさかの双子?それとも最後に来て新キャラ登場?
双子は無いと思う。と勝手に決め付けて。ダンブルドアの姿が再び登場するとしたら霊での登場だと思う。あの首なし何とかさんみたいに。
新キャラも無い。と勝手に決めて。
既存のキャラが実は弟だった。と読んでいます。自分の中では候補は二人。だけど弟にしては歳が離れすぎている。100歳以上?まぁ魔法使いなので何でも有りです。

なんか色々と妄想している今が一番楽しいのかもしれない。




「ハリーポッターと死の秘宝」より、プライズアイテム登場ハリー・ポッターと死の秘宝 ヘドウィグぬいぐるみ付マフラー セガ

ヘドウィグが初めて活躍した!!!
彼(彼女?)必要?と常々思っていましたが、最終章でようやっと存在意義を示す活躍を見せてくれました。
しかしながら完結編のひとつ前。しかも序盤。という中途半端なところでの活躍なのが今までのヘドウィグの扱いそのもの。
本当の完結編でも活躍有るんだろうか?




ハリーポッター ヘドウィグ シルバー製ネックレス

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ブレンダンとケルズの秘密(仮題) [2010年11月に観た映画]


The Secret of Kells

『ブレンダンとケルズの秘密(仮題)』
“THE SECRET OF KELLS” (2009・フランス=ベルギー=アイルランド) 1h15
監督 : トム・ムーア
声の出演 : イヴァン・マクガイア、クリステン・ムーニー、ミック・ラリー








11月23日(火)シネマ・アンジェリカにて。
大阪ヨーロッパ映画際で上映された作品を東京でも。という趣旨で1日限定2回のみ上映されました。日本での公開は未定なのか邦題はまだ仮題。

上映終了後、トム・ムーア監督の舞台挨拶が有りました。大阪来たついでに東京にも。といった感じのラフな格好での登壇でした。



バイキングに脅かされて暮らす島の人々。1冊の本が未来を照らすと考えられていたが、人々は今そこにあるバイキングの脅威に恐怖するのだった。

全く予備知識無しで観ました。その1冊の本がものすごく重要だという事も知らずに。

ケルズの書

ケルズの書

  • 作者: バーナード ミーハン
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本

「ケルズの書」。聖書の書写本であり、その美麗な装飾によりアイルランドの国宝に。アイルランドと言わず世界の国宝とも言われるらしいです。

その「ケルズの書」完成までに隠された秘密と一人の少年の成長をファンタジックに描いた作品。

「ケルズの書」が何たるかを知っていれば、文化エンターテイメントアニメーションとしてより楽しめたのかもしれません。
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リトル・ランボーズ [2010年11月に観た映画]


Son of Rambow



『リトル・ランボーズ』
“SON OF RAMBOW” (2007・イギリス=フランス) 1h34
監督・脚本 : ガース・ジェニングス
出演 : ビル・ミルナー、ウィル・ポールター、ジェシカ・スティーヴンソン、ジュール・ダッジオン、エド・ウェストウィック





良かった。泣けた。『リトル・ランボーズ』。

1982年のイギリス。ひょんな事から知り合った少年二人が映画を作る事によって友情を育む。

少年二人の想いが真っ直ぐで。真っ直ぐであるが故に滑稽だったり、ぶつかり合ったり、騒動を起こしたりしてしまいます。
そんな真っ直ぐさを温かく見守る映画。良かったです。泣けたです。



少年の一人は悪ガキで。何か悪さをして大人に叱られた後は、『大脱走』のスティーヴ・マックイーンを真似てボールを壁当て。
しかしそこはイギリス。ボールは野球のボールではなくテニスボール。
野球は世界的にはマイナースポーツ。という事が知れるシーンでした。

これじゃ2012年のロンドンオリンピックでの野球の除外も致し方ない。
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クレイジーズ [2010年11月に観た映画]


The Crazies

『クレイジーズ』
“THE CRAZIES” (2010・アメリカ) 1h41
監督 : ブレック・アイズナー  製作総指揮 : ジョージ・A・ロメロ
出演 : ティモシー・オリファント、ラダ・ミッチェル、ジョー・アンダーソン、ダニエル・バナベイカー








面白かった。始まってから30分だか40分ぐらいまで。どんな傑作になるんだ。と思うほど。
得体の知れない恐怖感を煽りまくる。

30分だか40分を過ぎ恐怖の正体が明かされてからがつまらない。というわけではなく。なんと言うか徐々に緩やかに下降線な感じで。
しかし随所にショッキング演出有りで気を抜く暇はありませんでした。

下降線ではありながら最終的には良く出来たレベルに着地していると思いますが、下降線でそこにたどり着くのと、上昇線でたどり着くのとでは印象として違ったものになるのかと思います。
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[リミット] [2010年11月に観た映画]

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『[リミット]』
“BURIED” (2010・スペイン) 1h34
製作総指揮・監督・編集 : ロドリゴ・コルテス
出演 : ライアン・レイノルズ
声の出演 : スティーヴン・トボロウスキー、サマンサ・マシス



棺に閉じ込められた男の沈黙。



まさかの約90分間のライアン・レイノルズの一人芝居。
回想シーンとか有るんだろうなぁ。とか思っていましたが、カメラは常に棺の中。ライアン・レイノルズをひたすら写し続ける。まさかの一人芝居でした。



地中の棺に閉じ込められる閉塞感。実体験としてはシアターN渋谷の満席状態での壁際の席もかなりの閉塞感があります。全然比べものにはならないけど。

極限状態での恐怖感は観ている間はそれほどでもなかったですが、帰ってから夜寝る時なんかに思い出すとめちゃめちゃ怖い。



この映画では地中に閉じ込められる男でしたが、雪山で雪崩に遭った場合、雪の中に閉じ込められると上下左右の感覚が無くなるらしいのです。
そうなるとどうなるかと言うと、脱出するために上に向かって掘り進めていると思っていても実際はとんでもない方向に進んでいて脱出不可能という事に。

そんな場合、上を判断するためにはどうするのか?


それは、



唾を垂らす。
唾を垂らして向かった逆の方向が上。そちらに掘り進めれば良し。

っていうお役立ち度かなり低めの知識を何かの映画で得たのですが、何の映画だったかが今イチ思い出せず。
雪山が舞台の『処刑山』だっただろうか?
処刑山 デッドスノウ [DVD]














しかし…
こんなパッケージ世の中に出していいんだろうか?と思えるパッケージですが。『処刑山』。
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ラスト・ソルジャー [2010年11月に観た映画]


【お取寄せ】ジャッキー・チェン(成龍)、ワン・リーホン(王力宏)大兵小将 Little Big Soldier[香港版]-VCD





『ラスト・ソルジャー』
“大兵小将” (2010・中国=香港) 1h35
監督・脚本 : ディン・シェン  製作総指揮・原案・武術指導・出演 : ジャッキー・チェン
出演 : ワン・リーホン、ユ・スンジュン、リン・ポン






ジャッキーの時代モノ。
ジャッキーが年を重ねたらこういう映画に出るんだろうなぁ。とある意味想像できる映画でした。笑わせて泣かせてメッセージも込める。

とは言え、いつもながらのコミカルアクションもまだまだ健在で、コミカルリアクションに至っては更なる冴えを見せてくれます。

いつもながらのNGシーンも有るわけですが、この映画には必要だっただろうか?と疑問に思うよりも、この映画にもつけてしまうジャッキーのサービス精神。として納得します。
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さらば愛しの大統領 [2010年11月に観た映画]


世界のナベアツ写真集 『3の倍数と3がつくページだけアホになります』 (ヨシモトブックス)

『さらば愛しの大統領』
(2010・日本) 1h27
監督・出演 : 世界のナベアツ  監督 : 柴田大輔
出演 : 宮川大輔、ケンドーコバヤシ、吹石一恵、釈由美子、水野透








バラエティ番組の手法を映画に取り入れたバラエティ番組映画。
笑いの中にホロリとさせる要素を入れる所は新喜劇スピリット故だろうか。嫌いじゃありませんが。

現在のバラエティ番組で重要なのは出演者のキャラクター性(個性だったり人柄だったり)とアドリブ性(から生まれる予想外の展開)ではないかと思いますが、この映画の中でそれが一番よく出ていたのが、エンドロールでの打ち上げ(?)のケンコバさんのスピーチと、それにツッコミを入れる宮川さんだったと思いました。
エンドロールで出るのは遅すぎる感じもしないでもないですが。

それとバラエティ番組には連続性も重要なのかと思います。毎週毎週見ることによって生まれる面白さ。
この映画もシリーズを重ねることが出来ればもっと面白くなるはずだと思います。
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マチェーテ [2010年11月に観た映画]


★登場人物が勢揃い!★[初版・映画ポスター] マチェーテ (ジェシカ・アルバ) [INT-DS]






『マチェーテ』
“MACHETE” (2010・アメリカ) 1h35
製作・監督・脚本 : ロバート・ロドリゲス  監督 : イーサン・マニキス
出演 : ダニー・トレホ、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、スティーヴン・セガール、ジェフ・フェイヒー、ロバート・デ・ニーロ、ドン・ジョンソン、リンジー・ローハン





マチェーテ意外と小さかった。

金も要らなきゃ女も要らぬ~マチェーテも少し背が欲しい~



結構地方色豊かな映画だったんじゃないだろうか。地方色豊かなハードバイオレンス。
デ・ニーロのテキサス訛りが完璧だったりするのかも。残念ながらそこら辺の事はさっぱり分からないけど。
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クロッシング [2010年11月に観た映画]


Brooklyn's Finest



『クロッシング』
“BROOKLYN'S FINEST” (2009・アメリカ) 2h12
製作総指揮・監督 : アントワン・フークア
出演 : リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードル、ウェズリー・スナイプス、ウィル・パットン、エレン・バーキン





正義と悪の境界線を交差している最中の3人の警察官。
正義の側に行くのか、悪の側に行ってしまうのか。
その行方を追う映画ですが、冒頭で早速悪の側へと行ってしまう方がおりましたが。
警察官であるが故に常に悪と対峙しているためダークサイドに落ちやすい。のでしょうか。
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マルドゥック・スクランブル/圧縮 [2010年11月に観た映画]


Mardock Scramble



『マルドゥック・スクランブル/圧縮』
(2010・日本) 1h05
監督 : 工藤進
声の出演 : 林原めぐみ、八嶋智人、東地宏樹、磯部勉、若本規夫







自分のような原作未読者にとってはかなり不親切な映画でした。なので内容あまり分かってないけど、でも面白かった。

依存心の強い改造少女と金色ネズミのバディムービー。

そんな一風変わったバディムービーとして面白かった。

一話完結ではなく三部作予定。なので終わり方も不親切。原作を読んでおいた方がいいのかもしれない。
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 [2010年11月に観た映画]


侍 [DVD]




『侍』
(1965・日本) 2h02
監督 : 岡本喜八
出演 : 三船敏郎、伊藤雄之助、新珠三千代、東野英治郎、小林桂樹、八千草薫、松本幸四郎






大老井伊直弼暗殺を計画する水戸藩脱藩浪士の中に素性の怪しい浪人がいた。



桜田門外の変についての話。『桜田門外ノ変』はお勉強映画な感じでしたが、こちらはフィクションが入っている。
そのフィクションの発想に驚きでした。シェイクスピアも驚きのシェイクスピア悲劇。シェイクスピアあんまり知らないけど。

井伊直弼暗殺計画に加わった浪人。その理由は計画の中で殊勲を立て、侍としての地位を得るため。
そのために密通者の疑いをかけられた友を殺める事もいとわなかった。
そこまでして井伊直弼暗殺にこだわり、侍であろうとする事にこだわった。
しかし、井伊直弼暗殺が何を意味するのか。それは徳川幕府の崩壊へとつながるもので、幕府の崩壊は武家社会の崩壊を意味し、ひいては侍の存在自体を消し去るものであった。
侍になる事を望んだ男が起こした行動。それがその望みを断ち切るものであった。なんとドラマチックな。

しかもドラマチックはそれだけではなく、もう一つとんでもないドラマチックが隠されていました。やっぱシェイクスピアだなぁと思いました。シェイクスピア知らないけど。



新文芸坐 《稀代の「演技者」追悼・小林桂樹》にて。
本作では小林さんは脇役なので出番はそれほど多くは有りませんでした。
しかし、この間観た『裸の大将』『江分利満氏の優雅な生活』とはまた違った凛とした武士役でした。さすが演技者。
対して主役の三船さんは、どの映画でも三船さん。でもスターだからそれでいいのだと思う。スターとしての魅力で見せ切ってしまう。
スターがいて演技者がいる。それで映画は面白くなるのだと思う。



井伊直弼を演じるのは八代目松本幸四郎さん。現在の九代目松本幸四郎さんのお父さん。二代目中村吉右衛門さんのお父さんでもあります。やはりどことなく似てる。

そして伊藤雄之助さんと吉本新喜劇の小藪千豊さんも似てる。親戚?

ああ爆弾 [DVD]プリン
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