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国家代表!? [2010年10月に観た映画]


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『国家代表!?』
(2009・韓国) 2h26
監督・脚本 : キム・ヨンファ
出演 : ハ・ジョンウ、ソン・ドンイル、キム・ドンウク、キム・ジソク、チェ・ジェファン、イ・ジェウン






1998年長野オリンピック出場を目指し、韓国スキージャンプチームが結成された。



韓国ドラマ・ミーツ・スキージャンプ。
その比率は、韓国ドラマ9 : スキージャンプ1。
韓国ドラマへの耐性が無いので辛かった。

映画が始まる時に「この映画は実話を元に脚色したフィクションである。」といった旨のお知らせがありました。
よもやこの映画を観て実話と思う人はいまい。と思えるほどの韓国ドラマっぷりでしたが。
フィクションと実話の比率も9:1くらいな感じ。



競技シーンの映像に迫力が有り、スキージャンプがスポーツ映画の題材と成り得る可能性は有り。と思えました。
ただいかんせん競技内容が単調。そのため見せ方のバリエーションもそれほど作れない。そのため本作での競技シーンは最終目的である長野オリンピックでのみ。良く言えば一点集中型。悪く言えば全く物足りない。
スポーツ映画としての可能性を秘めながら秘めたままで終わるスポーツ映画。それはもはやスポーツ映画とは言えない様な。
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ストーン [2010年10月に観た映画]

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『ストーン』
“STONE” (2010・アメリカ) 1h49
監督 : ジョン・カラン
出演 : ロバート・デ・ニーロ、エドワード・ノートン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、フランセス・コンロイ



仮釈放を審査する男と仮釈放を求める男とその妻。



ネタバレあり。



仮釈放を審査する男にエロティックな罠が仕掛けられ。みたいなサスペンスかと思っていました。
しかし実際はきわめて宗教的な映画でした。

信じる者は救われる。それは信じない者は救われない。という事で。
神を信じ、神の声を聞こうとする意志を持てばやがて神の声が聞こえるであろう。そしてあなたは救われるであろう。と。
逆に神を信じられず、神の声を聞こうとしない者に待っているもの、それは、

虚無の人生だ!
ブラック商会変奇郎 (1) (藤子不二雄Aランド (Vol.031))




ドーン!






っつう事で。



サスペンスかと思っていたのにじっくりとした宗教ドラマを観せられて正直退屈でした。ミラ・ジョヴォヴィッチのサービスカット有りでしたが。

そうなるとデ・ニーロとエドワード・ノートンの演技合戦が最大の見所。
救われる男のエドワード・ノートンは変化の有る役なので、どうしてもそっちに目が行ってしまう。また上手いし。

対して救われない男のデ・ニーロ。救われないだけに好感の持てる役では有りませんでしたが、神を信じない者、救われない者を描く事がこの映画の重みになっているのだろうと思いました。
最後でその男にも神の声が聞こえたような聞こえなかったような。それは観客への問いかけでも有ったような。
あなたは神を信じますか?と。
やっぱり宗教映画。
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パプリカと千年女優と東京ゴッドファーザーズ [2010年10月に観た映画]


Satoshi Kon: The Illusionist





『パプリカ』
(2006・日本) 1h30
監督・脚本 : 今敏
声の出演 : 林原めぐみ、古谷徹、江守徹、堀勝之祐、大塚明夫、山寺宏一


千年女優画報―『千年女優』ビジュアルブック

『千年女優』
(2001・日本) 1h27
監督・原案・脚本 : 今敏
声の出演 : 折笠富美子、小山茉美、荘司美代子、飯塚昭三、小野坂昌也、鈴置洋孝、山寺宏一



東京ゴッドファーザーズ・エンジェルブック
『東京ゴッドファーザーズ』
(2003・日本) 1h30
監督・原作・脚本 : 今敏
声の出演 : 江守徹、梅垣義明、岡本綾、山寺宏一










今敏監督追悼3本立て。早稲田松竹にて。



緻密かつ大胆。虚構の世界を緻密に描く事でリアリティを持たせ、虚構の世界である事を利用して大胆に冒険してみせる。
マニアックのようでいて大衆性も兼ね備える。閉鎖されているようで実は開放されていると言うか。間口は狭いけど入ってみると奥行きが有ると言うか。
それが今敏監督の作品なのではないかと思いました。



自由な発想とそれを生かしきる確かなストーリーテリング。どちらかと言うと変化球系の作品が多いですが、直球作品でストーリーテラーとしても一流である事を証明した『東京ゴッドファーザーズ』は本当に面白い。

ユーモアセンスも抜群で、シニカルでもベタでもどっちでもいける。「トラウマでも喰らえっ!」(『パプリカ』)は名台詞でした。
『千年女優』での最後の主人公の台詞はシニカルであり意味深。あの台詞が『千年女優』の全てと言ってもいいのかも。女優という人種の本質を鋭く抉りつつ、相当に皮肉ってる。

編集も上手くて、『千年女優』での前出のシーンを巧みにコラージュさせながらなおかつ疾走感を出すあの気持ちよさ。



もっと色んな作品を観たかったです。
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桜田門外ノ変 [2010年10月に観た映画]


桜田門外ノ変オリジナルサウンドトラック

『桜田門外ノ変』
(2010・日本) 2h17
監督・脚本 : 佐藤純彌
出演 : 大沢たかお、北大路欣也、伊武雅刀、柄本明、中村ゆり








水戸藩脱藩浪士から見た桜田門外の変について。



2時間超みっちり桜田門外の変についてお勉強。な感じだったので観終った時どっと疲れた。
そんな中、中村ゆりさんの拷問シーンはある意味サービスカットと捉えてよろしいのだろうか。



歴史の主役になれなかった男たちの物語。
徳川御三家の水戸藩の人間が事を起こした。という所に最も意味が有ったのでは。
内側から崩れてゆく徳川幕府。
内から崩れて外から大打撃。なんか今の日本と変わりない。
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エクスペンダブルズ [2010年10月に観た映画]


Ost: Expendables, the

『エクスペンダブルズ』
“THE EXPENDABLES” (2010・アメリカ) 1h43
監督・脚本・出演 : シルヴェスター・スタローン
出演 : ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ドルフ・ラングレン、ジゼル・イティエ、エリック・ロバーツ








雇われ傭兵軍団が軍事独裁国家とその裏で暗躍するCIAくずれの輩をぶっ潰す。



スタローンがアクションスターの最前線に帰ってきた。
これまでいくつかの波がありましたが、さすがにもう帰ってこれないんじゃないかと思っていました。でも帰ってきた。友情・正義・勝利の原則を見つけて。

かつての全盛期『ロッキー』『ランボー』時代はリアルタイムで観ていませんでした。
『ロッキー』『ランボー』シリーズの終わりの方で下降線。
下降線最中の『デッドフォール』が好きなので、今回カート・ラッセルにも本作のオファーが行ったけど断ったというのが残念です。
デッド・フォール(Tango & Cash)









『クリフハンガー』あたりでリアルタイムで観だして、そこからしばらくは盛り返したものの長期低迷の時期に。
長期低迷を長く見ていただけに今回の帰還が嬉しい。

それと以前はどっちかと言うと正義・勝利が前面に出てくる人だったと思う。今回のご帰還は友情・正義・勝利。そこがとてもいいと思う。





日本版主題歌は長渕さん。
とあるイタリアンレストランを訪れた長渕さん。リゾットの出来に御不満でこう仰られたそうです。

ウォータームーン [DVD]



「ご飯が生煮えぇぇっ!」と。





そうして生まれた曲が日本版主題歌だそうです。ウィキペディアより。
ウソ。


絆-KIZUNA-

絆-KIZUNA-

  • アーティスト: 長渕剛,関淳二郎,中村タイチ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
  • 発売日: 2010/10/13
  • メディア: CD


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アバター〈特別編〉 [2010年10月に観た映画]


Cinefex No.16 日本版 -アバター -

『アバター〈特別編〉』
“AVATAR SPECIAL EDITION” (2010・アメリカ) 2h51
製作・監督・脚本・編集 : ジェームズ・キャメロン
出演 : サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーヴァー、スティーヴ・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョヴァンニ・リビシ







9分長くなった『アバター』。



毎度お馴染みジェームズ・キャメロンが未公開映像を厳選して追加した特別版。
厳選って事はまだまだ未公開映像があるんだろうか。

文句や悪口を言いつつ結局4回目ですが、今回普通に観れました。最後の方はさすがに集中力切れかけましたが。
やっぱり映像の完成度がスゴイ。それだけで観てられました。

完成度と言えば、この間少女時代を初めてテレビで見ました。
完成度高ぇなぁ(色んな意味で)。と驚きでした。

少女時代到来 ~来日記念盤~ New Beginning of Girls' Generation (完全生産数量限定盤)(ペンライト&パスケース+イベント参加券封入特典) [DVD]










今回の厳選追加未公開映像は学校と狩りと後もう一つぐらいしか分からなかった。
そのもう一つが本作では一番重要だったかも。
それは、



ネタバレあり。



ツーテイ昇天。
お亡くなりになられてました。合掌。
9分短い方ではそこら辺あやふやな感じだったかと。だからてっきり生きてるんだろうと思ってました。
ツーテイ昇天でジェイクがナヴィの族長になりそうな。
ジェイクに綿毛が寄ってきた瞬間からそうなる運命だったのだろうか。



今回改めて大佐の狂気の恐ろしさを感じました。
あの人独断で他の星の文明ぶち壊そうとしてる。
しかし大佐の狂気はどこから来るのか興味深い所でもあり。
側頭部の傷は、獣に襲われたような傷だし。その私怨が歪んだ形でナヴィに向けられてしまったのだろうか。
歴戦の猛者が初めて体験した恐怖。その恐怖が狂気へと変貌する。
なんかダース・ベイダー的なスピンオフが出来そうな。狂気の大佐が生まれるまでの前日譚。
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遠距離恋愛 彼女の決断 [2010年10月に観た映画]


Ost: Going the Distance

『遠距離恋愛 彼女の決断』
“GOING THE DISTANCE” (2010・アメリカ) 1h43
監督 : ナネット・バースタイン
出演 : ドリュー・バリモア、ジャスティン・ロング、チャーリー・デイ、ジェイソン・サダイキス、クリスティナ・アップルゲイト






ニューヨークとサンフランシスコに別れて暮らす恋人。愛はアメリカを横断出来るのか。



ネタバレあり。



遠距離恋愛という一つのシチュエーションをネタにしたアメリカンなコメディ。
ですから、遠距離恋愛についてそんなに真剣に考えてねぇな。って感じでしたが。
どっちかが折れりゃいいじゃん。という結論。
それが出来ないから悩むんでしょうし。
まあコメディなのでとりあえず笑っとけで、そんなに考えない方がいいのかも。

オチ、下ネタ。ド下ネタなのが面白かった。
シチュエーションコメディらしく、お客さんの笑い声で終わりそうなオチでした。
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ナイト&デイ [2010年10月に観た映画]


Knight & Day (Score) - O.S.T.

『ナイト&デイ』
“KNIGHT AND DAY” (2010・アメリカ) 1h49
監督 : ジェームズ・マンゴールド
出演 : トム・クルーズ、キャメロン・ディアス、ピーター・サースガード、ポール・ダノ、ヴィオラ・デイヴィス








永久エネルギーをめぐる争奪戦に一般女性が巻き込まれる。



面白かった。スター映画で。
観客を楽しませよう、驚かせよう。全てはそのサービス精神。

トム・クルーズカッコよかったけど決してワンマンではなく、キャメロン・ディアスのコメディエンヌとしての魅力もたっぷり。

トム・クルーズのよそ見&居眠り運転のオチ。キャメロン・ディアス目線での物語の省略(終わりの方ではトム・クルーズ目線)とか面白かった。
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死刑台のエレベーター [2010年10月に観た映画]


「死刑台のエレベーター」オリジナル・サウンドトラック

『死刑台のエレベーター』
(2010・日本) 1h51
監督 : 緒方明
出演 : 吉瀬美智子、阿部寛、玉山鉄二、北川景子、平泉成、りょう、柄本明、津川雅彦








1957年のフランス映画『死刑台のエレベーター』のリメイク。
オリジナルは愛ゆえに破滅してゆく男と女。リメイクは悪女度がアップして悪女に翻弄され破滅する男ども。



現代に置き換えてのリメイク+補正版。といった感じ。
オリジナルはサスペンスとしてはあらがちょいちょい有り。それらを丁寧に補正していったような。
ただ物語自体が1957年を舞台にしているから成立しているようなものなので、それをいくら破綻のないように補正していったとしても古臭い感じになってしまう。

と感じてしまったのは、オリジナルを先に観たからなのかも。
本作を先に観たらどう思ったのだろう?
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七瀬ふたたび [2010年10月に観た映画]


七瀬ふたたび オリジナル・サウンドトラック

『七瀬ふたたび』
(2010・日本) 1h45
監督 : 小中和哉
出演 : 芦名星、佐藤江梨子、田中圭、今井悠貴、ダンテ・カーヴァー、前田愛、吉田栄作、平泉成








異能の力を持った者たちが強大な権力を持つ者たちに追い詰められてゆく。



筒井康隆さん原作の3部作の2作目の映画化。
プロローグが有りましたが(中川翔子さん初監督作)、それでもいきなり2作目。な感じは否めず。何の話しでどこに向かっているのか分かりづらい。
途中でこれは迫害されゆく者たちの物語、『X-メン』なのか。と気付きました。
ハリウッド大作『X-メン』のような派手さは有りませんが、迫害される者たちの悲しさやそれに立ち向かおうとする力強さは感じらて良かった。

予知能力を持つ者が予知できなくなる理由が悲しかった。



異能な力を持つ少年役、今井悠貴くんと言えば『パッチギ LOVE&PEACE』でのいたいけな少年ですが、本作でもいたいけぶりを遺憾なく発揮。
大きくなりやがって(ルパン)と思いましたが、本作での役柄は7、8歳の小学校低学年。しかしながら実際の今井くんは高学年。高学年と言えば生意気盛り真っ只中。真っ只中でありながらいたいけな低学年を演じなければならない。今井くんの心中はいかなるものだったのだろうか。そんな余計な事を考えずにはいられない。
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タイムスリップが物語を大きく展開させますが、この映画でのタイムスリップは過去に戻り着いた瞬間、そこから世界が分裂し別の世界(パラレルワールド)が派生する。と解釈しました。
これは納得できる。
納得できないのが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で。
これ↓見てもよく分からない。と言うか余計分からない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:BTTFTimelines2.png
同じ分裂型?それとも並行して既に幾つも存在しているパラレルワールドへの移行型?
Back to the Future [VHS] [Import]Back to Future 2 [VHS] [Import]Back to the Future Part III [VHS] [Import]












実は1作目しか観ていないので、2、3作目を観れば分かるんだろうか。
今年は1作目の公開から25周年のアニバーサリーという事で、これはシリーズを観るチャンスなのかも。どっかの映画館でシリーズ通してやらないだろうか。
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死刑台のエレベーター [2010年10月に観た映画]


死刑台のエレベーター (創元推理文庫)

『死刑台のエレベーター』
“ASCENSEUR POUR L'ECHAFAUD” (1957・フランス) 1h32
監督・脚本 : ルイ・マル
出演 : モーリス・ロネ、ジャンヌ・モロー、ジョルジュ・ブージュリイ、ヨリ・ベルタン








社長殺害を計画する社長夫人と愛人。完全犯罪の計画は予期せぬ出来事により破綻してゆく。



エレベーターを舞台にした密室サスペンスかと思って観ると肩透かしで。
予期せぬ出来事により別の犯人による別の殺人事件が起こり、愛人がその関わりのない殺人事件の犯人に仕立て上げられてしまう。そんな不条理サスペンスな所が面白い。と思いましたが、結局は社長夫人を演じるジャンヌ・モローが主役の映画だったんだと思わせる結末でした。

犯行動機の証拠となる夫人と愛人の密会デート写真。あれをあの小型カメラでセルフでしかも仲睦まじいポージングで撮るのってかなり難しいと思う。
そんな労力を惜しませなかったのは何かと言ったら、それは愛ゆえの事だったんだろうと思う。
その愛ゆえの事が結果的に二人を破滅へと導く証拠になってしまう。

アダムとイブが林檎を食べてから愛ゆえの事件は絶える事はない。
って事で昔を懐かしむ。




『ムー』や『ムー一族』は諸事情が有って再放送が難しいらしいですが。
アダムとイブが林檎を食べてから愛ゆえじゃない事件も絶えない。


ムー DVD-BOX 1ムー一族 DVD-BOX 1
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BECK [2010年10月に観た映画]


BECK IS BORN [DVD]

『BECK』
(2010・日本) 2h25
監督 : 堤幸彦
出演 : 水嶋ヒロ、佐藤健、桐谷健太、向井理、中村蒼、忽那汐里、カンニング竹山









ロックバンドBECKのサクセスストーリー。



秘かに陰ながら応援しているシネマ・ロサで上映されているので観ました。がんばれシネマ・ロサ!

それと音楽映画にあるまじき仰天演出あり。という所にも興味有ったので。と言うかそこにしか興味なかった。



ネタバレあり。



仰天演出とは、メンバーの中に人々の心を一瞬で奪ってしまう歌声の人がいて、それがサクセスへの中核なのにその歌声を一切聞かせない。というもの。
よく言えば観客のイメージに委ねる。悪く言えば監督としての責任放棄。
それは確信犯なのか、それとも苦肉の策なのか。
真意は分かんないですけど。しかしまあ音楽映画でボーカル抜きのライブシーンほど間抜けなものは無いなぁと思いました。

でも、バンドの中のもう一人のボーカルの方の事をおもんばかると、映画としてはこれでバランスが取れるようにも思う。
原作読んでないのでこの先のことが分からないのですが、ツインボーカルになるんだろうか?マーク・パンサー状態?
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REDLINE [2010年10月に観た映画]


REDLINE オリジナルサウンドトラック

『REDLINE』
(2010・日本) 1h42
監督 : 小池健
声の出演 : 木村拓哉、蒼井優、浅野忠信、青野武










宇宙時代の遥か未来。宇宙最速の名を懸けて5年に一度開かれるカーレースREDLINE。



面白かった。
人物の相関とか色々とゴチャゴチャしててよく分からなかった。と言うかそこらへん理解するのを途中から諦めました。でも面白かった。
細かい事抜き。絵を動かす事の面白さ、アニメーションならではの大胆な表現に満ちた作品でした。



声優・浅野忠信に驚き。正直な所向いてない。向いてないと言うか規格外。浅野さんがいつもの感じそのまま喋ってる。どんなキャラクターやってもはまらないと思う。
でもそんな規格外な所をクリエイターの方は面白がるのかもしれない。

第一声でビックリしましたが、本作の原作・脚本は石井克人さんなので納得しました。
その他にも石井テイスト満載。過剰なまでに過剰過ぎる所とか。でも、監督が別の人だからなのかアニメーション作品だからなのか過剰さがいい具合に中和されていて個人的には良かった。
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十三人の刺客 [2010年10月に観た映画]


十三人の刺客 オリジナル・サウンドトラック

『十三人の刺客』
(2010・日本) 2h21
監督 : 三池崇史
出演 : 役所広司、稲垣吾郎、市村正規、松方弘樹








狂人が幕府の要職に就こうとしている。「各々方の命を懸けて阻止せよ」と密命が下る。



言い換えると「お国のためにお前ら死ね」という事で。
「主君に仕えることが武士の本分」の大義名分の下「武士道とは死ぬこと」と見つけさせて。
狂人は時の将軍の腹違いの弟。言うなれば徳川幕府の自作自演のテロ。
それに巻き込まれ一人の命を奪うために三百人以上の命が犠牲になる。
それをヒロイックに描き、クライマックスのアクションシーンは大迫力ではありましたが、どうにも気持ちが乗らず、観終わってどんよりとした気分になりました。



役所、松方、市村のベテラン陣の声の良さが素晴らしかった。
役者さんにとって声って大事だなぁと思いました。

声でガッカリと言えば『マトリックス・レボリューション』のローレンス・フィッシュバーンの演説シーン。
あのシーン本当に声に迫力が無くてガッカリでした。
『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のヴィゴ・モーテンセンも若干そんな感じで。

逆に『セント・オブ・ウーマン』のアル・パチーノの迫力。
字幕無いので言ってる内容がさっぱり分かりませんが。


マーティン・ブレスト監督、『ジーリ』以降新作の噂も無いのが残念。
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カリブの熱い夜 [2010年10月に観た映画]

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『カリブの熱い夜』
“AGAINST AT ALL ODDS” (1984・アメリカ) 2h01
製作・監督 : テイラー・ハックフォード
出演 : ジェフ・ブリッジス、レイチェル・ウォード、ジェームズ・ウッズ、リチャード・ウィドマーク



ベテランアメフト選手が様々な事情からある女性を探す事に。そして様々な思惑が絡む事件に巻き込まれる事に。



『瞳の奥の秘密』以上にハーレクインロマンスな映画でしたが、ジェフ・ブリッジス、ジェームズ・ウッズが若くて(当然ですが)カッコよかった。
ジェームズ・ウッズは曲者的なカッコよさ。クライマックスでは完全に場をさらっていました。



主要キャスト3人のそれぞれの想いが届かない、交わらないハードボイルドな物語ではありました(『チャイナタウン』ベース?)が、いかんせんハーレクインロマンス。それに下手にサスペンスを絡めたために観ているこちらにもそれぞれの想いが届かなかった。そんな感じでした。
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