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KG カラテガール [2011年2月に観た映画]


武田梨奈 AngelRina【DVD】


『KG カラテガール』
(2010・日本) 1h31
監督 : 木村好克
出演 : 武田梨奈、飛松陽菜、堀部圭亮








伝説の空手家の正統継承者である証の黒帯をめぐる争い。



空手アイドル武田梨奈さん主演第2弾。
前作『ハイキック・ガール』も空手道アクションでしたが、本作もやっぱり空手道アクション。
何よりも空手における精神論が大前提としてある。ので真面目。お話しは荒唐無稽であるのに真面目。
故にアクション映画として突き抜けないもどかしさが有り。
決戦の場に向かうヒロイン。わざわざ学校の制服に着替えて。とか、突っ込む所なのか笑う所なのか分らず。
着替えたおかげでミニスカアクションが見れるので結果オーライなんだけど。

ほぼ全編に渡り熟睡(イビキ付き)のお客さん約1名。映画のせいなのかよっぽどお疲れだったのか。残念ながらミニスカアクションも御覧になれなかった。



格闘シーンは直接打撃で見応えが有る。
『ハイキック・ガール』とは違ってスローの多用が無いのがアクションの流れを遮らないで良かった。

今回は武田梨奈さんと飛松陽菜さんのWヒロイン。
飛松さんのアクションも良かった。打撃に重さは無いけどその分精度が高い。
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ソーシャル・ネットワーク [2011年2月に観た映画]


Social Network


『ソーシャル・ネットワーク』
“THE SOCIAL NETWORK” (2010・アメリカ) 2h00
監督 : デヴィッド・フィンチャー
出演 : ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク、アーミー・ハマー





億万長者になった若者。そのサクセスストーリーの裏側にあるものは。



今の映画だと思いました。今を描こうとしている。
6、7年前の事なので今現在ではないけど、その当時の今を映画の中に刻み込む。その当時の今の若者たちは斯様であったと。

でも若者たちの内面にはそれほどと言うかほとんど切り込まない。
だから何考えてんだか分からない。特に主人公は分からなかった。



主人公が求めたものは金ではなく、自分の思い描く人生や仕事を完全なものにする事だったのだと思う。それを求めた結果莫大な金が入ってきて億万長者。

完全なものにするためには、不完全なものと対立し排除する。
そして完全に排除した後に主人公に残されたものは孤独。晩飯時の会議室ひとりノートパソコンに向かいキーを叩くのみ。
その姿に自身も完全主義といわれるデヴィッド・フィンチャー監督は自分を重ね合わせたんじゃないだろうか。

完全をあらゆる全てを併せ持つと定義するなら、不完全なものを排除するのは不完全なものが存在しないという意味で完全ではなく。また不完全が存在すればそれは当然完全ではない。
要は完全なものなんか無い。って事で。
主人公が求めたのは自分に都合のいい完全で。やっぱりそれは不完全だったんだと思う。

この映画にもデヴィッド・フィンチャー監督は相当完全を求めたらしい。と、なんかの雑誌で読んだような。
その努力の結果映画は高評価。
だけど、完全を目指すのは大切だけど、それを目指しつつ映画としての面白さも目指して欲しいなぁと思うのでした。
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ノルウェイの森 [2011年2月に観た映画]


Norwegian Wood Movie Tie-In

『ノルウェイの森』
(2010・日本) 2h13
監督・脚本 : トラン・アン・ユン
出演 : 松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子










1967年。自殺した親友の恋人を愛した若者。その愛は彼女に届いたのか。



シネマ・ロサで上映されたので観ました。結構お客さんが入っていて8割方埋まっていた感じ。
TOHOの値下げがロサにどのような影響をもたらすのか心配。がんばれシネマ・ロサ!



スカしてる感半端なし。なんだろう、イラッとするしイーッてなる。
下ネタ結構多めだったけど、下ネタすらスカしてる。
松ケンさんの「もちろん」でビーオーケーケーアイしたシーエッチアイエヌケーオーをティーイーケーオーケーアイする菊地さん。ですらスカしてた。

バラエティ番組などで見る松ケンさんの青森訛りや、菊地さんのハイテンションキャラを思い浮かべる事によってイライラをどうにか中和。

それと映像がきれいだった。
で、最後まで観れた。
結局の所喪失感の映画なのだろうか。喪失感を受け止められるのか受け止められないのか。
1960年代、70年代の日本自体が様々なものを喪失した時代で、それを今の日本は受け止められているのか受け止められていないのか。
そのような事なのかと。



ウェイ森.jpg

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ザ・タウン [2011年2月に観た映画]

The Town: A Novel


『ザ・タウン』
“THE TOWN” (2010・アメリカ) 2h05
監督・脚本・出演 : ベン・アフレック
出演 : レベッカ・ホール、ジェレミー・レナー、ジョン・ハム、ピート・ポスルスウェイト、クリス・クーパー







強盗として生きる事がその街で生き残る術であった。
強盗として生きる。強盗として死ぬ。人として生きる。人として死ぬ。男は選択を迫られる。



アクション映画として期待大の映画でした。
アクションシーンは迫力が有ったものの、アクション映画としてはかなり甘め。ヒリヒリと張り詰めた緊張感はあまり感じられなかった。

思うに本作はバイオレンスな『グッド・ウィル・ハンティング』なのだと思う。
旅立つべき青年が旅立ちの時を迎える。そんな甘酸っぱさが本質なのでアクション映画として甘いのも致し方なし。
Good Will Hunting [VHS] [Import]











ピート・ポスルスウェイトの訃報は驚きでした。もっと色んな映画での活躍を見れるものだと思ってました。合掌。
“KILLING BONO”が遺作となるよう。
http://www.imdb.com/video/imdb/vi2173736985/
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ブローン・アパート [2011年2月に観た映画]

incendiary.jpg
『ブローン・アパート』
“INCENDIARY” (2008・イギリス) 1h40
監督・脚本 : シャロン・マグアイア
出演 : ミシェル・ウィリアムズ、ユアン・マクレガー、マシュー・マクファディン



テロによるサッカースタジアム爆破事件で幼い息子と夫を亡くした若い母親。不倫の最中に起きた事だった。



サスペンス映画だと思って観たら、全然サスペンスじゃなかった。予告ではサスペンスな趣を十二分に醸し出していたのに。

テロの被害を受けた女性が立ち直るまでの姿を描いたヒューマンドラマ。
テロが蔓延する社会への母親目線からのメッセージや、暴力の連鎖を断ち切るための術が語られいつの間にか崇高な域へと登りつめている。
そんな崇高な映画にサスペンスじゃねえじゃん。とケチはつけづらい。



ロンドンが舞台。どうやらミシェル・ウィリアムズはイギリス人の役のよう。
ミシェル・ウィリアムズってイギリス人だったんだ。と思って調べてみるとモンタナ生まれカリフォルニア育ちの立派なアメリカ人。
イギリス人がアメリカ人を演じる事はよく有るけど、その逆は珍しい。

この映画の役名は「若い母親」で、国籍とか名前は関係なく重要なのは一人の女性である事。
女性が秘めている力や想いが世界を平和にする。といった崇高な趣旨だろうか。
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完全なる報復 [2011年2月に観た映画]

Gerard Butler Calendar 2010Jamie Foxx (Blue Banner Biographies)
『完全なる報復』
“LAW ABIDING CITIZEN” (2009・アメリカ) 1h48
監督 : F・ゲイリー・グレイ  製作・出演 : ジェラルド・バトラー
出演 : ジェイミー・フォックス、レスリー・ビブ、コルム・ミーニー、ブルース・マッギル





妻子を殺された男。司法制度により犯人を罰する機会も奪われた。
10年後。全てを奪われた男の復讐が始まる。



ネタバレ有り。



復讐の計画が完璧。実行も完璧。
実は裏稼業の人物で、資産家で。完璧過ぎが映画としての面白さを奪ったような。

観るべき所はそこじゃなくて、復讐の計画に10年の年月を費やしたその執念だろうか。

ある意味脱獄映画。

シネマ・ロサにて。
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エリックを探して [2011年2月に観た映画]


Looking for Eric



『エリックを探して』
“LOOKING FOR ERIC” (2009・イギリス=フランス=イタリア=ベルギー=スペイン) 1h57
監督 : ケン・ローチ  製作総指揮・原案・出演 : エリック・カントナ
出演 : スティーヴ・エヴェッツ、ステファニー・ビショップ







かつて「郵便仕分けをダンスに変えた男」と称された男。今は冴えない日々を過ごしている。そんな男の前にある日突然エリック・カントナが現れる。



英国フットボールチーム、マンチェスター・ユナイテッドの伝説的スター選手、エリック・カントナ。
かなり荒々しい人物であったようで。

エリック・カントナとは男である。それは性別の意味だけではなく、生き方、志、有りよう、全てにおいて男である。
誰の心にもエリック・カントナは有り、エリック・カントナを呼び覚ませばトラブルは無事解決し、気になるあの人とともお近づきに。という事です。

庶民派ファンタジーで良かったですが、この原案がエリック・カントナ自身と後で知り、なんだろう、これって言わんとしている事は「全ての男どもよ、俺様エリック・カントナを見習え!」って事なのでは。
どんな原案なのかは分かりませんが、それを自ら言ってしまう自己顕示欲の強さに、いい映画だったという思いも薄らぐ次第。知らなきゃ良かった。
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カンフー・サイボーグ [2011年2月に観た映画]


【お取寄せ】ロナルド・チェン(鄭中基)、アレックス・フォン(方力申)機器侠 カンフーサイボーグ[香港版]-VCD




『カンフー・サイボーグ』
“機器侠” (2009・香港=中国) 1h43
監督・脚本 : ジェフ・ラウ
出演 : アレックス・フォン、フー・ジュン、スン・リー、ウー・ジン







平和な田舎町にサイボーグ刑事がやってきた。



サイボーグのカンフーを期待していましたが、あんまカンフーやんなかった。せっかくウー・ジン出てんのに。
ほぼCGアクション。CGの出来は良かった。

アクション映画というよりはSF映画。中国発のSFってのも今までに無い発想が出てきたりして面白そう。
SF映画というよりはコメディタッチのSFラブストーリー。最後強引に泣かせる展開に持っていくけど、泣けるかどうかは観た人の涙腺次第。



サイボーグ刑事がヅラ丸出しの髪型。
あれって『A.I.』のジュード・ロウを意識しての事なんじゃないだろうか。と勝手に想像。

Ai Artificial Intelligence [VHS] [Import]











カンフーよりもサイボーグよりもロケ地が寒そうだった事の方が気になった。その次がサイボーグ刑事の髪型。
室内でも吐く息が白い時があって、後半辺りになると吐く息の方が気になってしょうがなかった。
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イップ・マン 葉問 [2011年2月に観た映画]


【お取寄せ】ドニー・イェン(甄子丹)、ホァン・シャオミン(黄暁明)葉問2 IP MAN 2 [香港版]-VCD


『イップ・マン 葉問』
“葉問2” (2010・香港) 1h49
監督 : ウィルソン・イップ  アクション監督・出演 : サモ・ハン・キンポー
出演 : ドニー・イェン、ホァン・シャオミン








武術家イップ・マンの波乱の人生。香港、1950年のお話し。



パート2からの公開。パート1を観ていなくてもそれほど問題はなかった。

貧しくても希望があって、その希望に向かってただ真っ直ぐに進んでいく主人公。
いつの時代にも暗黒面はあって。しかしその暗黒面は超絶カンフーアクションを交えて描かれるのでカンフー映画として楽しい。
それが前半。

後半はアジア人を卑しく思っている英国人が主人公たちの前に立ちはだかる。
横暴な英国人はアジアを支配しようとする欧米人を象徴しているのかもしれない。
それに対する被害者意識をこれでもかと前面に押し出してくる。その押しの強さにやや引き気味。あの楽しかったカンフー映画はどこへ。

被害を受けても横暴に屈せず、勝利を掴み取っても赦しを与える主人公。
それがイップ・マン、その人なのかもしれない。



欧米人への怨みつらみをこれでもかと描いているのを観ると、パート1で主人公の前に立ちはだかる戦時中の日本軍にはどんだけの恨みがこもっているのだろうか。観る前から恐ろしい。
パート1は本作の観客動員が5000人を超えたら公開されるらしい。



木人椿って実際叩いた事無いけど、叩いている映像を見ると突起物に多少の遊びがある。ガッチリはまっていない。
その遊びが重要なんだろうと思う。




壁にはめちゃめちゃガッチリと取り付けないといけないみたい。
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スモーキング・ハイ [2011年2月に観た映画]


Pineapple Express

『スモーキング・ハイ』
“PINEAPPLE EXPRESS” (2008・アメリカ) 1h52
監督 : デヴィッド・ゴードン・グリーン  製作総指揮・原案・脚本・出演 : セス・ローゲン
出演 : ジェームズ・フランコ、ダニー・R・マクブライド、アンバー・ハード







殺人事件現場を目撃してしまった主人公。その場に捨てた葉っぱが手がかりとなり、命を狙われ麻薬戦争にも巻き込まれる。



『グリーン・ホーネット』のセス・ローゲン主演作。
某氏の『グリーン・ホーネット』へのカメオ出演はこれ繋がりだった事が分かった。
某氏、同じくセス・ローゲン主演の『無ケーカクの命中男』へもカメオ出演。セス・ローゲンと仲がいいんだろうか?
と調べてみたら元々がテレビドラマ『フリークス学園』(1999年~2000年)で共演。それ以来の仲らしい。
http://www.ntv.co.jp/ushimitsu/freaks/



本作も『グリーン・ホーネット』もセス・ローゲンが脚本を書いている。
なので大体似たような感じ。
男二人が事件を起こしたり巻き込まれたり、ドタバタしつつ悪態つきつつ事件を解決。

ゆる~いコメディで面白かった。ゆるさでもやはり『グリーン・ホーネット』と似た感じ。
葉っぱ大好きな野郎共なので概ねゆる~いテンション。
ただ、アクションは意外とハード。人がバタバタと死ぬ。という意味でとてもハードだった。



全編に渡ってゆるゆるなジェームズ・フランコが本作で新境地を開いた。とか言われていた様な気がする。
確かに『スパイダーマン』シリーズと『ミルク』では大分印象が変わったけど、その間に本作が入っていた事を知るとなるほどなぁと思える。
本作で『スパイダーマン』の強い印象から抜け出せた事で、『ミルク』でまた全く別の境地に行けたのではないかと思う。
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ペナルティ・パパ [2011年2月に観た映画]


ペナルティ・パパ [DVD]

『ペナルティ・パパ』
“KICKING & SCREAMING” (2005・アメリカ) 1h35
監督 : ジェシー・ディラン
出演 : ウィル・フェレル、ロバート・デュヴァル、マイク・ディッカ、ケイト・ウォルシュ








少年サッカーの地区リーグ。弱小チームの監督になってしまった主人公。カフェインの虜となり優勝を目指す。



ウィル・フェレルがアメリカで大ヒット連発してノりにノってる時にあまりヒットしなかった作品。
だったかと思う。

基本的に『がんばれベアーズ』のサッカー版。そこにウィル・フェレルが乱入。ロバート・デュヴァルとの親子の葛藤も有ったりして取り留めのない事に。
最終的には『がんばれベアーズ』的な感じに落ち着くので、まあまあ面白かったなぁ。とは思えてしまう。

ウィル・フェレルの面白さはこの作品にはかみ合わなかった。ウィル・フェレルが主人公じゃなかったらちゃんとした『がんばれベアーズ』サッカー版になっていたと思う。
ただそのかみ合わない感じも個人的には面白かったのだけど。ウィル・フェレル全力でいくから。全力でいってかみ合わないっていう。
そのかみ合わない面白さもまたウィル・フェレルである。
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