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二流小説家 シリアリスト [ナ行の映画]



『二流小説家 シリアリスト』
(2013・日本・1h55)
監督・脚本 : 猪崎宣昭
出演 : 上川隆也、武田真治、小池里奈、高橋恵子、伊武雅刀、片瀬那奈、本田博太郎



世間を騒がせたシリアルキラーの告白書の作家としてシリアルキラー直々に指名された男。事件の真相に近づく男は新たな連続殺人事件に巻き込まれていく。



原作は海外のミステリーでかなり評価の高い作品らしい。それを映画は見事に映像化できたのか。
原作未読なので原作がどれほど素晴らしいのか分からないけど、本作が映画史に残るほどのミステリーには残念ながら成り得なかったのではないか。
終盤の二転三転のどんでん返しが詰め込み過ぎのような気がする。



武田真治さんのエキセントリックなナルシシストぶりがはまっていて良かった。



事件の真犯人(別犯人)が正体を現した時の鬼畜っぷりも良かった。
姉が被害者となった妹の「姉さんの頭はどこ?」といった問いに対しての答えが
「ブタにでも喰われたんだろうよっ!」
と素晴らしい鬼畜っぷり。
あまりに素晴らしいのでもう一回。
「ブタにでも喰われたんだろうよっ!」

季節の画像に合わせて
130628.jpg

原作にも有る台詞なんだろうか。
映画の宣伝に使えば客の呼べる台詞だと思う。「八つ墓村の祟りじゃー!」や「なめたらいかんぜよ!」ぐらいの。
ただ問題なのは誰が言ったのかが分かってしまうと激しくネタバレになってしまう。
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