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日々ロック [ハ行の映画]


日々ロック (JUMP j BOOKS)

『日々ロック』
(2014・日本・1h50)
監督・脚本 : 入江悠
出演 : 野村周平、二階堂ふみ、前野朋哉、岡本啓祐、竹中直人、毬谷友子、落合モトキ









ロックに生きる男がロックを通して自分の想いを伝え人々の心を動かす。



池袋シネマロサにて。



観る気は無かったが本作の公開を記念して上映された『サイタマノラッパー』シリーズを観たし、何よりロサで上映という事で観た。



なかなか物語に入り込めなかった。その原因は主人公のもどかしさに有るのだろうと思う。普段の生活が挙動不審で言語不明瞭なので何を考えているのかが分からない。
それはそんな怪しい男がロックを歌いだすと聴衆のハートを掴むロッカーに変貌する対比として誇張して描かれているのだろうと後々分かってから入り込めたと思ったものの、後半で日本映画ならではのお約束な展開が待っていて、入江監督でもそういう方向に行ってしまうのかと失望した。でもクライマックスの豪雨の中のライブシーンが良かったのでなんだかんだで良かったなあという印象。



歌姫役の人の生歌がそんなに上手くなかったが、歌声加工型歌姫なので歌唱力は必要無いという事なのだろう。歌声加工型アーティストへの問題提議の意味も込められていたかもしれない。



ビジュアル系バンドのボーカルの人が面白かった。



IKKUとTOMがどこかにひょっこり出てこないだろうかと期待したがそれは無かった。無くて当然だけどどうしても期待してしまう。



ベースの人のステージ衣装はホネホネロックへのリスペクトなのだと思った。

子門真人さんの熱唱が素晴らしい名曲ながら「人喰い酋長」がNGワードという事らしい。
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