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二ツ星の料理人 [ハ行の映画]


二ツ星の料理人

『二ツ星の料理人』
"BURNT" (2015・アメリカ・1h41)
製作・監督 : ジョン・ウェルズ
出演 : ブラッドリー・クーパー、シエナ・ミラー、ダニエル・ブリュール、オマール・シー、マシュー・リス、エマ・トンプソン、ユマ・サーマン






超一流の料理人がパリで姿を消して2年。ロンドンに姿を現しミシュランの三ツ星を獲得するべく行動に入った。



ネタバレ有。



天才であるが故に傲慢だった男が人との出会いによって新たな人生をスタートさせる。人情ドラマと括ってしまえばそれだけではあるけど、出演者が良いので安心して観ていられる。

ブラッドリー・クーパーの酔っぱらい演技はさすが『ハングオーバー』で面白い。

ある人物の復讐劇でもあるがその事に全く気付かせず、でも伏線はしっかり有って。そこが上手くて、ドラマにもいいインパクトが有ったなあと思う。



超一流であるためには超一流の厳しさが必要という事。その厳しさをただ見ているだけなのに挫けそうになってしまう。
超一流の厨房では叱責が飛び交う。料理の中に相当量の唾が入っているものと思われ、それは衛生的にどうなのかと思うが。



イギリスは食事が不味い。と、なんかで情報を得てそういう印象を持ってしまっていて、なんで本作はわざわざそのイギリスを舞台にしたんだろう?と思っていたが、フランス料理やイタリア料理の一流店ならそれは当然美味しいんだろう。
それにイギリスの食事全般が不味いのではなくて、イギリス料理にフィッシュ&チップス以外にこれといった名物みたいなものが無いという事を勝手に歪曲してイギリスの食事は不味いに誤変換していたのかもしれない。でもイギリス料理は本当にあれらしいが。
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