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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男 [タ行の映画]


Trumbo

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
"TRUMBO" (2015・アメリカ・2h04)
監督 : ジェイ・ローチ
出演 : ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、エル・ファニング、ルイス・C・K、マイケル・スタールバーグ、ヘレン・ミレン、ジョン・グッドマン、ディーン・オゴーマン、クリスチャン・ベルケル





1940年代、アメリカ国内で共産党員への赤狩りが激しさを増していた時代。共産党員である映画脚本家ダルトン・トランボも一時職を失うが、その才能で密かに栄誉を勝ち取っていた。



『オースティン・パワーズ』シリーズや『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズのジェイ・ローチ監督作品というのが意外に思えたけど、近年はコメディだけではなく政治的な内容を含んだ作品も発表しているらしい。
その成果が本作で現れたという事だろうか。

本作では次第に政治的な意味合いは薄くなった。大多数による強圧的な排除に抗い続けた男を描くのがこの映画の主旨なんだろうと思う。またそういった歴史が有った事を忘れてはならないと。

トランボ氏は最後まで政治思想は変わらなかったんだろうか。多分変わらなかったんだろうと思うが、そこら辺もうちょっと詳しく観てみたかった。



カーク・ダグラスがカッコよかった。1960年の『スパルタカス』でトランボ氏を実名で起用。時を同じくしてオットー・プレミンジャー監督も別の作品で起用。
それくらいから時代や社会が変わり始めたのだろうか。時代や社会が変わり始めるその先頭にいる人、切り開いていく人はカッコいい。



トランボ氏の長女役がエル・ファニングに変わってびっくりした。いいんだけど、いきなりエル・ファニングだったのでびっくりした。
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