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ハミングバード・プロジェクトとヘルボーイ [映画]

ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たちを観た。

株を超高速で大量に売買すれば巨額の富を得られる。そのためカンザスのデータセンターからニューヨーク証券取引所のサーバーまで1,600kmを一直線に掘り進め光ケーブルでつなぎライバルよりも0.001秒でも早く取引を成立させようと目論んだ男たち。

ネタバレ有。

株についてはさっぱり分からないが本作の話は大雑把にはなんとなく分かった。
A.I.を使用した株の大量売買に関しては違法ではないけど倫理的道徳的にはいかがなものかと思っている人たちも大勢いるらしい。
そのいかがなものかな事に夢を託すというのもやっぱりいかがなものなのかもしれないが、詳しい事が分からないのでその善悪もよく分かっていない。なので単純に夢を託しそして夢破れていった男たちの物語としていい映画だった。カンザスとニューヨークの間を0.016秒で通信させる事を夢見て、例え結果的に成功しなかったとしてもそのわずか0.016秒のためにかけた情熱とか信念とかはその時間の短さに比例した軽いものでは決して無いと。



ヘルボーイを観た。
かつてアーサー王が卑劣な手を使って倒した血の女王ニムエ。しかし魔女である女王は不死身だった。肉体をバラバラにされながら現在もなお生き続け復活の日を待つ女王。
超常現象調査防衛局B.R.P.D.(Bureau for Paranormal Research and Defense)のエース、悪魔の子ヘルボーイは父や仲間たちと共に女王の復活の阻止に奔走する。

シネマ・ロサにて。

映画として綺麗にすっきりとまとまってはいない。しかしそれが悪いという事ではなくどこかいびつな所がヘルボーイの魅力でもあるんじゃないかと思う。

ヘルボーイ役はロン・パールマンではなくデヴィッド・ハーバー。フィルモグラフィを見ると出演作はそれなりに観てはいるがどんな人でどんな役で出てたのか全く憶えていない。しかし今回のヘルボーイ役はとても良かった。捜査官としての有能っぷり無敵っぷりがカッコよく、それでいて70年以上生きてきてのファザコンっぷりが気持ち悪くならず(人によっては気持ち悪く思えるかもしれないけど)に同居していて。
ばっちり特殊メイクで素顔は全く見れないのでデヴィッド・ハーバーがどんな人なのかはやっぱり良く分からない。
映画自体の評価があまり良くないようなのでデヴィッド・ハーバーのヘルボーイはこれ1作で見納めになってしまうのかもしれないがそれは勿体無い。
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