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THE CALL/ザ・コール [映画]

THE CALL/ザ・コールを観た。韓国、2020年、1時間52分。
重病の母の看病のため久し振りに実家に帰ってきた女性。スマホを紛失し実家では長い事使っていなかったコードレス電話機を接続するとその電話は20年前の相手に繋がるのだった。

NETFLIXにて。ネタバレ有。

時空を超えた相手とつながるのは過去の韓国映画ではイルマーレも確かそんな感じだったかと思う。イルマーレはラブストーリーだったが本作の方はサスペンススリラー。
娘と母親の近親憎悪が物語の根底にあって、色々と血生臭い事が起こったのちに和解へと至って良かったな、と思わせて…。とする所がさすが韓国映画。

2019年と1999年とのつながりのルールで重要なのは20年間の時空は隔てているけど片方が12月31日の11時30分なら片方も全く同じ時刻でシンクロしているという事。何故そうなのかは分からないけど。
それと相互作用の関係の考え方としては2019年が現在で1999年が過去と考えると矛盾が生じる。しかし、1999年が現在で2019年が未来と考えるとなんか納得出来る。深く考えるとやはり矛盾は有るのかもしれない。
2021年の現在に観ているので2019年の方が現在と考えてしまうけどその考え方を変えるだけで矛盾を感じていたものが納得出来るものに変わるのが面白いなと思った。過去を変える事で現在が変わるのと、現在が変わる事で未来が変わるというのは同じ様でいて別物になるという事も分かった。本作がそれを意図してそういう見せ方をしていたのかは分からないけど。

2011年のイギリス・プエルトリコ合作映画の恐怖ノ黒電話を原案にしているという事だった。

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