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『ボーはおそれている』 [映画]

『ボーはおそれている』 2023年、アメリカ、2時間59分。を観た。
ボー・ワッサーマンは母に会いに行く予定だったが出発当日寝坊してしまい更には家の鍵を盗まれ外に出る事自体が難しくなっていた。その事を電話で伝えると母は不機嫌になりボーは途方に暮れ不安が押し寄せる。掛かり付けの医者に処方された薬を飲もうとするが水で飲むようにと言われていたため目の前にある食料雑貨店に駆け込まなければならなかった。その隙をついて大勢の者たちがボーの家に上がり込んで家の中をメチャクチャにするのだった。家の惨状に更に途方に暮れるボーが風呂に入る準備を整え再度母に電話をすると電話に出たのは荷物を届けに来た配達員だという。

よく分からない映画だった。

追記。
よく分からないはアリ・アスター監督にとっては恐らく褒め言葉。よく分からない映画を撮ろうとしているのだろうし。
宇宙規模で言ったら分かっている事より分かっていない事の方が圧倒的に多いはずで。それを分かっている範囲で物語を作るのが常識とされてきて、でも現実にはよく分からない事は起きるわけで。人間同士が殺戮兵器を使って大量に殺し合う戦争が起きるのも本当ならするはずが無いのに起こってしまう。戦争に関しては色々理屈は付けられそうだけど、よく分からないのに起きてしまう事を憶測とか希望的観測とかであれこれと理由付けしないで描いている。映画として大分誇張されている所は有るけど。だからよく分からなくて当然。
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