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男はつらいよ 続・男はつらいよ [2008年8月に観た映画]

『男はつらいよ』
(1969・日本) 1h31
監督・原作・脚本 : 山田洋次
出演 : 渥美清、倍賞千恵子、森川信、三崎千恵子、前田吟、笠智衆、太宰久雄、佐藤蛾次郎、光本幸子、志村喬

『続・男はつらいよ』
(1969・日本) 1h33
監督・原作・脚本 : 山田洋次
出演 : 佐藤オリエ、山崎努、東野英治郎、ミヤコ蝶々

『男はつらいよ』40周年を記念してのニュープリント上映。
東劇にて全48作中選りすぐりの24作品を2本立て。
長らく一度も観てこなかったシリーズですが、どうせ観るなら1作目からと思っていたので丁度いい機会でした。

初めて観る『男はつらいよ』は面白かった。
今後全48作完全制覇出来るのかはかなり微妙な所。観るとしたら恐らくDVDでのレンタルになると思いますが、出来れば順番どおりに観たい。なので3作目を手にするかどうかが分かれ目。

映画は一度も観ていなくても、登場人物は何らかの形で目にしているので既に親近感が有って何故か懐かしい気分になります。
渥美・寅次郎・清さん面白すぎる。
寅さん基本2枚目キャラ、ロマンチストでフェミニスト。なんだけど時に破壊者になり、その実態は完全なる自由人。
倍賞・さくら・千恵子さん。可愛いすぎる。今デビューしても国民的アイドル間違いなし。
因みに“さくら”という名前、戸籍上は“櫻”との事でフルネームを漢字で書くと“車櫻”。とても女性の名前とは思えません。
森川・初代おいちゃん・信さんも面白かった。

まだ2本しか観ていないのに結論付けるのもなんですが、『男はつらいよ』シリーズの魅力をまとめるのなら「大いなる“安心感”と少しの“意外性”」。
お決まりのメンバーで繰り広げられる笑って泣いての人情喜劇はとても安心感が有り、お約束とも言える展開も心穏やかに素直に楽しめます。
意外性は、シリーズならではの登場人物の成長というか歳の重ね方。
寅さんだけはいつまでも自由人のようですが、他の人たちは歳を重ねるにしたがって成長したり、社会的立場が変わったりなどの変化が有ると思われます。
既に1作目でさくらは結婚し、出産もしてかなりの変化をしています。
その変化が意外性となって観客の興味を失わせないのではないでしょうか。

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