アカデミー賞とアニー賞
第81回アカデミー賞が発表されました。
今年は社会情勢などからアメリカ勢が有利かと思いましたが、結果を見れば国際色豊かで全くの見当違いでした。
その中で意外だったのがショーン・ペンの受賞。2004年に『ミスティック・リバー』で受賞しているのでまだ当分は無いだろうと思っていましたので意外でした。
復活のミッキー・ロークが有力の噂でしたが、やっぱりアカデミー賞は復活組に厳しい。
『フロスト×ニクソン』この間初めて予告を見ました。かなり面白そうなので楽しみです。
『ア・フュー・グッドメン』のトム・クルーズVSジャック・ニコルソンを思い起こさせる感じがしました。
アカデミー賞では無冠で関係者にとってみれば残念な事極まりないとは思いますが、作品が面白ければ一観客としては全く問題なしです。
『おくりびと』受賞は大変めでたいですが、今後似た様な映画が数年に渡って一体何本(何十本?)製作されるのだろうか?それらのうちの何本観てしまうんだろうか?という事を考えると正直気が重い。
せめて『おくりびと』のシリーズ化だけは是非ともやめて頂きたい。
アニメーション短編賞、加藤久仁生監督の『つみきのいえ』の受賞も大変めでたい。
長編の方はやっぱりという感じの『ウォーリー』。
アニー賞でも当然『ウォーリー』圧勝なんだろうなぁと思っていて受賞結果を気にもしていませんでしたが、こちらではとんでもない事が起こっていました。
『カンフーパンダ』11部門制覇。
『ウォーリー』『BOLT』は無冠。
業界内部に一体何が?
ドリームワークスVSピクサー・ディズニー連合の全面戦争勃発か?と勘繰ってしまいます。
アニー賞の短編アニメ賞では『ウォレスとグルミット』の新作が受賞。
早く観たい。
Dsilberlingさん、niceありがとうございます。
by ヂュヌヴィエーヴ・F・ビヂョンド (2009-02-26 06:12)