バーダー・マインホフ 理想の果てに [2009年8月に観た映画]
『バーダー・マインホフ 理想の果てに』
“THE BAADER MEINHOF COMPLEX” (2008・ドイツ=フランス=チェコ) 2h30
監督・脚本 : ウーリー・エデル
出演 : モーリッツ・ブライプトロイ、マルティナ・ゲデック、ヨハンナ・ヴォカレク
革命を志した若者たちは何故テロリストになってしまったのか。
そこに興味が有ったのだけれど、そもそもが革命を志していたのか?本作を観ると疑問に思う。
革命家チェ・ゲバラからの影響は有ったのだろうと思います。しかしチェ・ゲバラのように崇高な志(チェ・ゲバラについて今年になって初めて知り、尚且つ映画からの知識だけですが)が有ったとはとても思えなかった。
既に作り上げられた社会。その社会が腐っていたのかもしれないけど、「そんな社会じゃイヤだ。」と駄々をこねているだけのように思えた。
それがずる賢い大人の駄々っ子なので始末に負えない。
駄々が過ぎて社会に抹殺されそうになり。
で、後は報復合戦の泥試合。
なので観ていてあまり気持ちのいい作品ではないのですが、それ程不快ではないのはウーリー・エデル監督の演出力ゆえだと思う。
集会や裁判のシーンのエネルギッシュさや緊張感。
アクションシーンでの迫力やキレの鋭さなど観応えが有りました。
ハリウッドに呼ばれる日もそう遠くない。
と思っていたら、既に長年アメリカでお仕事なされてました。
これはドイツ赤軍の話ですか?
by CORO (2009-08-12 20:40)
COROさん、niceとコメントをありがとうございます。
説明不足、というより説明を全くしないで申し訳ありません。
そうです。ドイツ赤軍の話しです。
映画もあまり説明がされないので、ドイツ赤軍について前もって勉強が必要だったかなぁ。と反省しています。
by ちょいとおまえ (2009-08-13 09:09)