デッド・フィッシュ [2009年8月に観た映画]
『デッド・フィッシュ』
“DEAD FISH” (2004・イギリス=ドイツ) 1h38
監督・原案 : チャーリー・スタドラー
出演 : ゲイリー・オールドマン、アンドリュー・リー=ポッツ、エレナ・アナヤ、ロバート・カーライル、テレンス・スタンプ、ビリー・ゼイン、カレル・ローデン、ジミ・ミストリー
レンタル店をあてども無くブラブラしていたらゲイリー・オールドマンとロバート・カーライルの顔を発見。
この組み合わせは珍しいなぁと思い借りました。
パッケージでは目立つけど実際はチョイ役。のパターンも覚悟していましたが、がっつり出演なされてました。
ゲイリー・オールドマンはほぼ主役。ロバート・カーライルは重要な脇役。
ネタバレあり。
ガイ・リッチー作品タイプの群像クライムサスペンスコメディ。
2004年というとガイ・リッチー監督がそのタイプの作品から抜け出そうとしてもがいていた時期。多分。
ガイ・リッチーがやんないならその隙に。を狙った?
そのタイプの作品は入り乱れる登場人物の顔と名前と相関関係を把握するのが厄介。
ちょっと手間取りましたが、有名俳優さんが多かったので乗り切れました。
ビリー・ゼインの『タイタニック』からの変わりっぷりには驚き。
人物が入り乱れ、思惑が交錯しラストになだれ込みますが、オチに今イチキレが無い。
ただ観客を欺くためだけの前フリで御都合主義全開。
オチが決まるか決まらないか。どんなジャンルの作品でも重要な気がする。本作もオチに至るまでは面白かったのにオチが決まらなかったが故に残念な作品になってしまいました。
ゲイリー・オールドマンがコテコテの英国アクセント。
ハリウッド出演作ではそのイメージがあまり無いので新鮮だった。
ロバート・カーライルはいつもながらのコテコテ。
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