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8月のシンフォニー 渋谷2002~2003 [2009年9月に観た映画]


最後の言葉





『8月のシンフォニー 渋谷2002~2003』
(2009・日本) 1h58
監督・脚本 : 西澤昭男
声の出演 : 福圓美里、高橋恵子、高橋和也




シンガーソングライター川嶋あいさんの感動の実話をフィクションを交えてアニメーション化。

フィクションは相当なフィクションらしい。映画冒頭にその旨の説明文が出てきました。
どの程度のフィクションなのかものすごく気になります。



今年の夏映画はアニメが良かったのでもしかしたらこれも。と思って観ました。
残念ながらその予感は当たりませんでしたが、川嶋さんについてほとんど知らなかったので興味を持って観る事は出来ました。



芝居の間(ま)が悪いなぁと感じる所が有ります。声優さんの間ではなくて絵のタイミングの間。
多分0.5秒とかそれぐらい僅かにズレているんだろうと思う。その僅かなズレがちょっとヘンな感じ。空々しさを感じるというか。
0.5秒とか0.1秒とかの間に拘れるかどうかで芝居や作品の良し悪しって決まるものなのかもしれない。



キャラクターデザインが薄いのはなんでだろう?と疑問だったのですが最後のコンサートシーンで分かった気がしました。
そのコンサートシーンでは、『白雪姫』などで有名な実写を撮ってそれをトレースするロトスコープの手法を使っている。その為ピアノを弾く指の動きなどは滑らかに表現されていました。
そのロトスコープだと顔があまり凝ったデザイン、アニメ的なお目目パッチリキラキラのデザインでは合わないんじゃないだろうか?と想像。顔のアップは少なかったと思う。
だから最初にロトスコープ有りき、そのシーンに合わせる為にキャラクターデザインを薄くしたんじゃないだろうか。と勝手に解釈しました。
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