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イングロリアス・バスターズ [2009年12月に観た映画]


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『イングロリアス・バスターズ』
“INGLOURIOUS BASTERDS” 
(2009・アメリカ) 2h32
監督・脚本 : クエンティン・タランティーノ
出演 : ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ、メラニー・ロラン、ダイアン・クルーガー



ナチを殺れ!
タランティーノのバイオレンス・フィクション。



相変わらずのタランティーノだなぁ。芸風変わんねぇなぁ。話し長ぇなぁ。って感じでした。
ディテールにこだわり、こだわり過ぎるが故に本線の流れが悪くなる。
最近特にその傾向が強いような気がする。タランティーノ節に自分自身が酔っている様な。
大した事無い話しをただ大袈裟に語っているだけの様な。
2時間半も有るけど、他の監督が撮ってたらそんなにかからないんじゃないだろうか。

2章までは結構いいテンポだったんだけど、3章からガクッと落ちる。
ラストへ向けての溜め。という所だろうけど、肝心なラストに長い溜めに相応しいカタルシスが有ったかというと無かった。
フィクションだから有りな結末(歴史上超有名な悪者のチョビ髭の人が・・・)で、そこが意外な結末だったんだろうけど。真面目に観ていたので「ええ~?」と若干引き気味。
ブラッド・ピットメインでもっとハチャメチャなアクションを見せてくれていたら、そんなに真面目に観ていなかったと思うのだけれど。



ブラッド・ピットと肩を張るもう一方の主人公、メラニー・ロランが今イチ魅力的ではなかった。
なんか線が細いというか。幸薄そう。
復讐者だからそれでいいんだろうか。
キャスティング上手のタランティーノにしては珍しくミスった気がする。
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コメント 4

コッスン

1章が一番、面白かったですよね。
フランス語から英語に変えたり
撮影もよかったですね。
あと、キングコングのゲームのバーのとこも面白かったです。
いろんな死に方とか、随所随所に面白かったのに
私には、面白くなかったです。
マイクマイヤーズが出たとき、面白いかなと期待したんですけど
by コッスン (2009-12-16 20:31) 

ちょいとおまえ

コッスンさん、こんばんは。
アクション満載の映画かと思ったら、意外とシリアスで、そんな感じで観てたら結末は意外過ぎて。
なんか観る者を裏切る映画だなぁと思いました。
その裏切りについていけるかどうかで評価が分かれる気がします。
個人的にはちょっとついていけなかった。
by ちょいとおまえ (2009-12-17 20:15) 

hash

>他の監督が撮ってたら
100分くらいの映画ですね。^^

>大袈裟に語っている
今、ハリウッドでこれが許されるのは、タランティーノとジャド・アパトーくらいかと思います。^^
by hash (2009-12-17 22:34) 

ちょいとおまえ

hashさん、こんばんは。
話が長くて大袈裟なのがタランティーノの作風だとは分かってはいるのですが、それに見合う結末が無いというか。なんかこじんまりとした所に話が落ち着いてしまうのが消化不良な感じなんですよね。
それもタランティーノの作風なのでしょうが。
by ちょいとおまえ (2009-12-18 20:11) 

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