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シェルター [2010年3月に観た映画]

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『シェルター』
“SHELTER” (2009・アメリカ) 1h52
監督 : モンス・モーリンド/ビョルン・スタイン
出演 : ジュリアン・ムーア、ジョナサン・リス・マイヤーズ、ブルックリン・プルー、ジェフリー・デマン、ネイト・コードリー



多重人格の存在を疑問視する精神科医。多重人格の疑いのある男を診断すると、そこには驚愕の真実が隠されていた。



ネタバレ有り。



これ、多重人格じゃ無ぇな。というのは観てると分かります。人格がどうのこうのではなく、なにやら憑依の方に近いような。

その真相は秋田のなまはげ?信仰心をもの凄く大事にするなまはげ。といった所だろうか。
「神様信じねぇやつはいねがぁ」と徘徊する男に関わってしまった精神科医。
牧師であるにも拘らず信仰をないがしろにしたため、男は呪いをかけられてなまはげとなった。
で、オチは子なまはげの誕生。

物語は大した事件も起きず(死体はゴロゴロ出てくる)に進行。何かが起こりそう。という雰囲気はいい感じに出ているのにそんなに大した事が起こらない。
若干退屈しかけましたが、そこはそれジュリアン・ムーアが主演となればヘンな映画にならないわけも無く。
って事でやっぱりヘンな映画でした。
面白かった。



ジュリアン・ムーアの出演基準はいかなるものか?を考えるに、基本的に母性愛が重要なのだと思うけど、この映画や『フォーガットン』や『美しすぎる母』など。そこにヘンなテイストが加わると出演せずにいられなくなるのではないだろうか。

ヘンな映画を作りたい人たちからすれば最後の頼みの綱。といった所も有るのでは。
名だたる女優に断られ続けたけど、ジュリアン・ムーアなら引き受けてくれるはず。といった。
なので今やそのテの映画の女王に。



ジュリアン・ムーアのヘンな映画のポスター

forgotten.jpgsavage_grace_ver2.jpg


ニックとジュリアンが出逢うべくして出逢ってしまった記念の作品『ネクスト』は、やっぱりヘンな映画だった。
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そんな2人は別の映画なのになぜかポスターが似てしまう。
2人で映画の制作会社作ってヘンな映画を作り続けてほしい。
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コメント 5

かかとう

ritton2さん、niceをありがとうございました。
by かかとう (2010-04-02 17:44) 

CORO

面白そうですね。
なまはげに例えられると興味倍増です^^
by CORO (2010-04-04 02:01) 

かかとう

CORO さん、こんばんは。
監督はスウェーデンの人たちらしいです。
そんな北欧っぽい寒々しさや暗さを感じさせる不思議な映画でした。
是非御覧になってみて下さい。
by かかとう (2010-04-04 18:09) 

hash

確かにJ・ムーアは変な映画、変な役柄が多いですね。
結構、無茶苦茶な展開だと思いますが、J・ムーア主演だから許せるのか、そこそこ楽しめてしまいました。
by hash (2010-04-17 00:01) 

かかとう

hashさん、こんにちは。
>J・ムーアだから許せるのか
許せちゃいます。と言うかまともな映画だったら満足出来ないんじゃないだろうか。とさえ思い始めています。
いつか物凄く変な役でオスカーゲットしてもらいたいです。
by かかとう (2010-04-17 14:14) 

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