ソウル・キッチン [サ行の映画]
『ソウル・キッチン』
“SOUL KITCHEN” (2009・ドイツ=フランス=イタリア) 1h39
製作・監督・脚本 : ファティ・アキン 脚本・出演 : アダム・ボウスドウコス
出演 : モーリッツ・ブライブトロイ、アンナ・ベデルケ、ビロル・ユーネル
大衆食堂“ソウル・キッチン”の名物は冷凍食品。様々なトラブルを乗り越え、冷凍食品からも卒業して繁盛店になるが。
ほとんど情報無しで観たらどこの国の話しか分からなかった。
ドイツ映画で見かけるモーリッツ・ブライブトロイが出てきてようやっとドイツが舞台だと分かった。
あと、「ダンケ」とか言ってたのでそこら辺でもうっすらドイツなのかなぁと。
エンドロールでは「DANKT」とか出てきたけど、あれは英語の「THANKS」の意なんだろうなぁと思ったり。
主人公もどこの国の人なのか分からなかった。途中でギリシャからの移民だと分かった。
そこが大きなポイントだったんだと思う。
ドイツ人とは言えないけれど、ドイツの国でドイツの人たちと変わる事無く日々の暮らしを懸命に生きているよ。といった。
そう思うとこれは『ど根性ガエル』なのだなぁと。
ぴょん吉は何の因果かひろしのシャツにくっついちゃったけど、それでもど根性ガエルとして懸命に生きる。
「根性、根性、ど根性、泣いて笑って喧嘩してぇ。(中略)どっこい生きてるシャツの中。」
「男の意地を見せるでやんす。(中略)男の意地はど根性でやんす。厳しいでやんす。ざまぁかんかんカッパの屁ぇ。」
『ど根性ガエル』の歌詞は正に『ソウル・キッチン』の世界と言えるのではないだろうか。「どっこい生きてるハンブルグ」
となると邦題は『ソウル・キッチン』ではなく『ど根性食堂』の方が良かったかも。
そう言えばウド・キアーが出てた。久し振りに見た。
その昔歯ブラシのCMで奥菜恵さんと共演していたウド・キアー。
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