台北カフェ・ストーリー [タ行の映画]
『台北カフェ・ストーリー』
“第36個故事” (2010・台湾・1h21)
監督・脚本 : シアオ・ヤーチュアン
出演 : グイ・ルンメイ、チャン・ハン、リン・チェンシー
夢であったカフェをオープンさせた姉。開店祝いで集まってしまったガラクタを物々交換することを提案した妹。
やがて物々交換が名物となりカフェに客が集まってくる。
虚実ないまぜな所があり、何が本当なのかよく分からない不思議なストーリー。
その不思議感はどこから来るのか。と考えると現代中国へのアンチテーゼだったりするのかなぁと思ったり。
悪いイメージとして拝金主義だったり物質主義だったり。それは台湾にも大きく影響を及ぼしていて。しかし少し離れた所から冷静に見れる事によって、そんな即物的な考え方はどこか違うんじゃないかと。
もっと色々と曖昧な、本当でも嘘でもどっちでもいいような。そんな感じでいいんじゃない。といった。
そんな事を薄っすらと考えながら、実際の所は美人姉妹を眺めているだけで満足な映画だった。
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