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少年は残酷な弓を射る [サ行の映画]


We Need to Talk About Kevin

『少年は残酷な弓を射る』
“WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN” (2011・イギリス・1h52)
製作総指揮・監督・脚本 : リン・ラムジー  製作総指揮・出演 : ティルダ・スウィントン
出演 : エズラ・ミラー、ジョン・C・ライリー、ジャスパー・ニューウェル、アシュリー・ガーラシモヴィッチ







生まれてから15年、母との意思の疎通を拒み続けてきた少年。16歳になり射った矢は母だけではなく自分をも傷つけるのだった。



回想シーンに回想シーンを重ねてくる手法なので集中力を要する。腹減った状態で観たので集中出来なかった。
途中から空腹感の向こう側に行ったみたいで集中して観れた。



生まれついてのドS少年の行動に不快感を感じずにはいられない。
やりたい放題やっといて最後にしでかした事を悔やまれても納得もいかない。

ただ、自分の事を顧みて生まれてこの方親や他人を傷つけずに生きてこれたのか。と自問してみるとその自信は無い。特に子供の頃。
子供の頃の無自覚な残虐性は誰しもが持っているもので。この映画はその普遍的な事をドS少年を通して極端に描いたのだろうと思う。
だから18歳、一般的に言う大人となった時に元ドS少年はその事を思い知ったのではないだろうか。



しかし、どの国でもティーンエイジャー男子は母親にオナニー見られるようで。そこら辺も普遍的な様。
ドS少年の場合は意図的だったのかカッコいいぐらいに威風堂々とし続けていたが。

一句

誰しもが 親にオナニー 見られたり

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