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プッシャー プッシャー2 プッシャー3 [ハ行の映画]


プッシャー・トリロジーBOX [DVD]












『プッシャー』
“PUSHER” (1997・デンマーク・1h45)
監督・脚本 : ニコラス・ウィンディング・レフン
出演 : キム・ボドゥニア、マッツ・ミケルセン、ローラ・ドライスベイク、ラウラ・ドラスベァク

違法薬物の密売をしている男は取引の失敗により多額の借金を抱え込んでしまう。


『プッシャー2』
“PUSHER Ⅱ” (2004・デンマーク・1h36)
製作・監督・脚本 : ニコラス・ウィンディング・レフン
出演 : マッツ・ミケルセン、レイフ・スリヴェスター・ピーターセン、アンネ・ソーレンセン

刑務所から出所してきた男は父親の自動車整備工場で働く事になる。その工場の裏の仕事は高級車専門の窃盗で父子そろって根っからの犯罪者であった。


『プッシャー3』
“PUSHER 3” (2005・デンマーク・1h42)
監督・脚本 : ニコラス・ウィンディング・レフン
出演 : ズラッコ・ブリッチ、アイヤス・アガク

違法薬物の裏取引を家業としている男は自身は薬物依存を克服しようと必死だった。薬物取引の勢力図は新興勢力が幅を利かせ古株である男の地位を脅かそうとしていた。



オーディトリウム渋谷 《『プッシャー』トリロジー一挙公開!》にて。

『ドライヴ』で映画ファンのハートをガッチリ鷲掴みにしたニコラス・ウィンディング・レフン監督が地元デンマークで撮った犯罪映画シリーズ。

1週間限定の公開で3作品一気観も1作品ずつの鑑賞も可のシステム。3作品一気観だと割安料金になるという事で一気観に挑戦。
で、案の定頭痛というパターン。『ロード・オブ・ザ・リング』のエクステンデッド・エディションのシリーズ一気観とか絶対無理な事を痛感。

観る前にそう言えば『ドライヴ』でハートを鷲掴みにされてなかった事を思い出してしまった。

1作目は1997年の作品(ウィキペディアでは1996年)で日本でも1999年に劇場公開された様。
ガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』からの影響を受けた作品なのかと思ったけど製作された年は『プッシャー』の方が早いのでそういう事でもないみたい。そうなるとタランティーノという事になるんだろうか。

3作品でそれぞれ主人公は別人物。唯一知っている出演者はマッツ・ミケルセンだけだった。
『プッシャー』をもし1999年に観ていたらそれから7年後の2006年に『カジノロワイヤル』を観て、あの不良の兄ちゃんがボンドのキンタマいたぶるまで出世したのかと感慨もひとしおだったのだろうか。

1作目でマッツ・ミケルセンは笑うと貴乃花親方に似る事を発見したのだが主役の2作目ではドウェイン・ジョンソンに似ていた。

3作品通じて思わせぶり演出多め。思わせぶりなだけで結局大したことが起こらなかったりもするのが観ててつらい。
『プッシャー3』ではもの凄く大したことが起きるのだけど。鮟鱇の吊るし切りinコペンハーゲン。

3作品で登場人物や世界観が共通しているので『プッシャー』ワールドをより体感するという意味においては3作一気観をして良かったのかもしれない。
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