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STAND BY ME ドラえもん [英数字の映画]


STAND BY ME ドラえもん ORIGINAL SOUNDTRACK

『STAND BY ME ドラえもん』
(2014・日本・1h35)
監督・脚本 : 山崎貴  監督 : 八木竜一
声の出演 : 水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴、関智一、妻夫木聡







小学4年生の少年の元に未来の世界のネコ型ロボットがやってくる。



池袋シネマ・ロサにて。



宣伝コピーの「ドラ泣き」という言葉に感動押しつけ映画になっているのではないかと思い敬遠していたけど、もしロサで上映されたら観ようと思っていて上映されたので観た。2Dで。
ドラえもんの映画を観るのはこれが初めてかもしれない。
ドラえもんの映画で内容を知っているのは1作目の『のび太の恐竜』と『ぼく、桃太郎のなんなのさ』。
映画ドラえもん「ぼく桃太郎のなんなのさ」 [VHS]








高畑勲監督によるかぐや姫伝説『かぐや姫の物語』がアメリカでの映画賞レースを席巻していますが(ゴールデン・グローブ賞はノミネートされなかったがアカデミー賞授賞式で高畑監督と宮崎監督が一緒に壇上に立つ事はあるのだろうか)、『ぼく、桃太郎のなんなのさ』はF先生による桃太郎伝説をSFギャグ漫画に仕立てた楽しい作品。
映画の方ではバケルくんは出ていないらしい。

↓ こちらはS学館ほか各所に見つかったら多分怒られるやつ。BGMは何故セックス・オン・ザ・ビーチなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=aaxfzXpWdCQ
https://www.youtube.com/watch?v=XmuO0c_ZDyU



原作の感動エピソードを再構成しただけ。という評を読んだけど確かにそう思えるがさすがに原作が素晴らしいので感動する。
特にはのび太が可愛らしい愛すべきいい奴キャラに描かれているのが良かった。F先生の描くのび太は本当に可愛らしくて(その他のキャラクターも可愛い)だから憎めない。本作ののび太はF先生タッチとは違った可愛らしさが有った。

『ドラえもん』は基本的にSFギャグ漫画だと思っているが、その中にある感動エピソードにおいてのび太のそういういい奴キャラが感動を生み出しているのだろうと思う。
そんなのび太の人としての本質を見抜いているしずかちゃんのパパもまた人格者であった。しずかちゃんのパパがパイプを持っていて娘の父親であるという所でF先生と重ね合わせてしまう。



未来からやって来たドラえもんが過去を変えてしまうタイムトラベルにおける重大なルール違反については見て見ぬふりを。
のび太とジャイ子が結婚しないとセワシくんが存在しない事になるけどとか考えない。
きっと『ドラえもん』はのび太という一人の人間の成長の物語であって(一向に成長しないけど)、のび太はのび太、セワシはセワシ、ノビスケはノビスケと、どうあってもその人物はその世界に存在する運命が決まっていると。この『ドラえもん』という作品においてはのび太の小4時代の世界一点に絞っていて、その世界に未来からの干渉が有って未来に影響を及ぼすとしてもそれはそれ後の事は後の事と。という説明はかなり苦しいがそれで納得するしかない。



CGによる立体キャラになった事でのび太とスネ夫の髪型がどうなっているのかが分かったのが良かった。
スネ夫ヘアーは昔のギバちゃんの前髪立てヘアーをもうちょっと伸ばした感じが実は近いんじゃないだろうか。
VINYL COLLECTIBLE DOLLS ドラえもん 夢の中のスネ夫A’96










時代設定がよく分からない。1970年代なのか今現在の2010年代なのか。17年後の未来の世界からすると2010年代という事の様に思える。
しかし、17年という年月は長いようで短く、あれだけの発展を遂げるものなのかと思ってしまう。スネ夫の髪型の発展は面白かった。

17年後の未来の世界では車社会に大革命が起こっている様。タイヤレスカーが既に主流となっていて。そうなったらタイヤ関係に従事している多くの人が失業して天然ゴムの生産国も大打撃を受け。ついでにミシュランガイドも無くなるんじゃないだろうか。
自転車もタイヤレスなのか。
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