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マッハ!無限大 [マ行の映画]


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『マッハ!無限大』
"TOM YUM GOONG 2" (2013・タイ・1h44)
製作・監督 : プラッチャーヤ・ピンゲーオ
出演 : トニー・ジャー、RZA、ジージャー・ヤーニン、ペットターイ・ウォンカムラオ、マレセ・クランプ、ラータ・ポーガム









愛する象がまたしても何者かによって奪われる。その裏では国際的な陰謀が蠢いていた。



邦題では『マッハ!』シリーズかの様になっているけど『トム・ヤム・クン!』の続編。その事情はどうなっているのか。「トム・ヤム・クン」をどっかが商標登録して簡単に使えなくなったとかを想像してみるがそんな事は無いか。



象に国際情勢を絡ませて。と話しのスケールは大きくなっているもののはっきり言って成功はしていない。
元から話の内容について期待はそんなにしていないので問題は無いが。



トニー・ジャーの全盛期は終わった。という指摘がされているのを本作を観る前に小耳にして。とは言ってもそこはトニー・ジャーなので期待する所でも有り不安と期待が半々。
結果中盤あたりまでのトニー・ジャーに衰えは感じられず。特に闇組織のナンバー2との初戦は双方ともにキレが半端無くやっぱトニー・ジャー凄いじゃんと思った。

この初戦でトニー・ジャーが負けたのはジージャーの放った鍼が刺さっていたからという事には後の方になって気付いた。
このジージャーの鍼殺法は言わば飛び道具でちょっとそれは卑怯な気がしないでもなかった。

残念ながら後半になるにつれアクションシーンは尻すぼみ。バストショットの多い格闘シーンとか。
そしてクライマックスのアクションシーンはグダグダでどうにもならなかった。そもそもアールザさんをラスボスに持ってきたのが間違いだったのかもしれない。アールザさんもアクションが出来ると言ってもトニー・ジャーとガチのタイマン勝負じゃ正直分が悪い。のでトニー・ジャーにハンデを背負わせた上で複数人が入り乱れる事で収拾がつかなくなってしまった。

『アールザさんのアイアン・フィスト2』は今の所全米でも劇場公開されずソフトスルーの様。




後半のアクションシーンの不調はアクション監督パンナー・リットグライ氏の体調面での不調も有ったのではないだろうか。
『マッハ!』『チョコレート・ファイター』などでアクションの名シーンを作り上げられたパンナー・リットグライ氏は2014年7月に逝去。享年53歳。早過ぎるお別れが残念でなりません。
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