ラン・オールナイト [ラ行の映画]
『ラン・オールナイト』
"RUN ALL NIGHT" (2015・アメリカ・1h54)
製作総指揮・監督 : ジャウマ・コレット=セラ
出演 : リーアム・ニーソン、ジョエル・キナマン、エド・ハリス、ヴィンセント・ドノフリオ、ボイド・ホルブルック、コモン
長年ギャングの殺し屋として生きてきた男はその罪悪感に苛まれていた。疎遠だった息子がギャングのボスが絡んだ事件で危険な身となった時、男は父親としての生き方を選ぶ。
非情な世界に生きる者たちの物語で、仲間であっても掟に背くと情け容赦なく追い詰められる姿がシビアに描かれていて、そういう世界で生きてきて散々酷い事をしたのだろうし、それでいい目を見てきたという事も有るのだろうから、今までしてきた事が主人公の身に帰って来ただけと割り切ってこちらもシビアな目で見られた。
追い詰められながらも殺し屋のスキルで応酬し決して屈しないという姿は単純にカッコ良かった。
団地でのアクションシーンが良かった。閉塞した空間でありながら限定的に移動も出来るという所がアクション、サスペンス映画との相性の良さだろうと思う。
団地アクション映画で印象に残っているのは、『ブレイキング・ニュース』『アタック・ザ・ブロック』『ザ・レイド』『ジャッジ・ドレッド』(スタローンじゃない方)『泣く男』といった所で本作も仲間入り。
団地で終わらせてもいいんじゃないかと思ったが、団地で終わらせた方が良かったという事も無く団地以降も良かったので良かった。
団地で火事になってしまった部屋があったが、とんだとばっちりで可哀想だった。
丸の内ピカデリー2にて。映画館行くためエレベーター乗ったら白髪ロングヘアーで杖持ってる老人がいて、シェケナベイビー内田裕也さんだった。本作の同じ回をご覧になっていたみたい。
コメント 0