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フォーカス [ハ行の映画]


ポスター A4 フォーカス 光沢プリント

『フォーカス』
"FOCUS" (2015・アメリカ・1h45)
監督・脚本 : グレン・フィカーラ/ジョン・レクア
出演 : ウィル・スミス、マーゴット・ロビー、アドリアン・マルティネス、ロドリゴ・サントロ、ジェラルド・マクレイニー、B・D・ウォン








堅実な仕事で確実に成果を上げる詐欺師集団のリーダーに弟子入りを志願する女性。二人の関係は次第に親密なものとなるが別れが突然にやってくる。



ネタバレ有。



面白かった。アメリカでは大ヒットとはいかなかったみたいで失敗作なのかなあと不安で、初めの方も今までのウィル・スミス主演作品とは一味違った感じで不安的中なのかと思ったが、監督が『ラブ・アゲイン』の人たちという事を思い出して、それならこの感じでも全然問題ないんじゃないかと思い直したところ、それ以降は面白く観れた。

詐欺師が主人公の騙しの映画という事で劇中様々な騙しが散りばめられているが、そのほとんどに見事に引っ掛かったのでいいお客さん(カモ)と言えるんじゃないだろうか。
後から考えてみれば詐欺師の騙しの手口は大胆というか、そんなので引っ掛かるわけが無いとも思えるが、それは後から冷静に客観的に考えるからそう思えるのであって、実際に詐欺師のターゲットとなってプロの手口で全力で騙されにかかったらよっぽどじゃない限りコロッと騙されてしまうのだろうと思う。



ホテルの一室で主人公とヒロインともう一人が出くわしてはいけないシーンでどうにか上手い事出くわさずに済んだけど、あれって後から考えてみれば実はそこで3人が出くわしてしまった方が後からややこしい事にならずに済んだわけで。そう考えるとこのシーンも観客は騙された事になるのだろうか。



最後の最後でのちょっとした騙しというかヒロインのちゃっかりぶりが良かった。あそこで無粋な説明的会話が無いのが良かった。



車で突っ込むシーン。何が目的だか分からない用意周到な準備シーンから描く所が面白かったが、その結果をハリウッド・エクスプレスでうっかり事前に見てしまっていたのが残念だった。確かに面白いシーンなのでそれを紹介したいという気持ちも理解できるが。番組は外国制作なんだっけか?



スーパーボウル会場のアジア人俳優はなんか見た事有るなあと思ったらB・D・ウォンだった。
B・D・ウォンというと『エグゼクティブ・デシジョン』の角刈り(?)軍人役を思い出す。
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