ホーンズ 容疑者と告白の角 [ハ行の映画]
『ホーンズ 容疑者と告白の角』
"HORNS" (2013・アメリカ=カナダ・2h00)
製作・監督 : アレクサンドル・アジャ
出演 : ダニエル・ラドクリフ、ジュノー・テンプル、ジョー・アンダーソン、マックス・ミンゲラ、ケリ・ガーナー、ジェームズ・レマー、キャスリーン・クインラン、ヘザー・グレアム、デヴィッド・モース
恋人を殺害した容疑が掛かっている男に突如角が生える。その角を前にした人は自分の本性をさらけ出さずにはいられなくなる。男はその力を使い恋人を殺した真犯人に迫るが同時に恋人に関する秘密も明らかにされる。
キリスト教的な要素で成り立っている所が有り、そこら辺の詳しい事はよく分からない。悪魔の力を身につけた主人公がその力で正義のヒーローとなる。そういう単純な解釈しかできない。
悪魔の力の前では抗う事はままならず本性(主にダークサイド)をさらけ出してしまう人間の姿が滑稽にブラックコメディとして描かれ、一方で主人公が悩み苦しみながら事件の真相へと迫る姿はシリアスに描かれる。そのバランスが上手く取れていない様に感じた。
最終的には悲しく美しいラブストーリーとなって。ブラックコメディから純愛物語へと変化する所が面白い所なのかもしれない。
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