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みんなのための資本論 [マ行の映画]



『みんなのための資本論』
"INEQUALITY FOR ALL" (2013・アメリカ・1h29)
監督 : ジェイコブ・コーンブルース
出演 : ロバート・ライシュ



貧富の格差がかつてないほどに広がる現代のアメリカ社会。その原因と解決方法を経済学者ロバート・ライシュ氏が分かり易く解説する。



少数の金持ちが巨額を稼ぐのは資本主義としては間違っていないのだろうけど、一点に集中してしまっては金のめぐりがよろしくない。
貧困層、中間層に金持ちが稼いだ金がほどよく流れる事によって社会全体が潤うのだ。という事。納得。

格差をなるべく少なく平たくして分厚い中間層を作る事で金のめぐりがよろしくなる。目指すべきは社会主義的資本主義だろうか。

政治家がお金持ちにおもねらないで全体を見渡せば誰もが幸せな理想の経済社会は作れると。そして政治家を動かすのは我々庶民であると。立てよ庶民。

しかし、理想の経済社会は大量消費社会である事が大前提である様で、今のご時世ではその点も考えなければならないんではないかなあと思う。
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