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ディーン、君がいた瞬間(とき) [タ行の映画]



『ディーン、君がいた瞬間(とき)』
"LIFE" (2015・カナダ=ドイツ=オーストラリア・1h52)
監督 : アントン・コービン
出演 : デイン・デハーン、ロバート・パティンソン、ジョエル・エドガートン、ベン・キングズレー、アレッサンドラ・マストロナルディ



初主演作『エデンの東』を撮り終えたばかりのジェームズ・ディーンに試写を観た写真家がフォトエッセイの企画を持ちかける。撮影は時にぶつかり合いお互いの内面をさらけ出しながら進んでいった。



ジェームズ・ディーンの出演作品は観た事が無い。フォトエッセイの写真でニューヨークの街中を歩くジェームズ・ディーンとかはなんかで見た事は有る。
そういう状態なので本作で描かれるジェームズ・ディーンに抵抗は無かった。デイン・デハーンがジェームズ・ディーンに似ているかといったら、見た目は時折それっぽくは見えるもののほぼデイン・デハーンのままと言っていい。別に完璧にそっくりさんである必要はないし。かといって全然違かったらそれは問題だけど。
多分喋り方や仕草でジェームズ・ディーンを感じさせてくれているのだろうと思う。ジェームズ・ディーンの声もあまり聞いた事が無いので実際よく分からないのだけど。



ジェームズ・ディーンと写真家の内面に迫るといった感じで特に劇的な展開があるでもなく、退屈に思わないでもなかった。
しかし、最後に実際のジェームズ・ディーンが被写体となった写真が映されて、この映画によってその写真が撮影されるまでに何が有ってどういう精神状態だったのかを知った上でその写真を見ると、写真に感情が入るというか、ただの一枚の写真ではなくなる様な感じがした。
一枚の写真のシャッターが切られるまでのドラマ。というのが写真家でもあるアントン・コービン監督の意図なのだと思う。何気ないどんな写真にも写す側写される側に必ず何かしらのドラマは存在すると。
それが映画として成立するのは伝説の俳優ジェームズ・ディーンだからなのだろう。



ケヴィン・スペイシーがニクソン大統領、マイケル・シャノンがエルヴィス・プレスリーを演じる"Elvis & Nixon"も一枚の写真をめぐる作品の様。


この予告を見て思うのはコリン・ハンクスが更にトム・ハンクスに似てきた。
https://www.google.co.jp/search?q=colin+hanks&rlz=1C1SNJC_jaJP684JP684&espv=2&biw=1295&bih=931&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwiU1pzvj8PMAhXJn5QKHdfhBcIQ_AUIBigB
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