太陽 [タ行の映画]
『太陽』
(2015・日本・2h09)
監督・脚本・編集 : 入江悠
出演 : 神木隆之介、門脇麦、古舘寛治、古川雄輝、中村優子、森口瑤子、村上淳、鶴見辰吾
ウィルスによって大半の人間が死滅した世界。ワクチンを開発するもののその副作用によって太陽の光を浴びれなくなったノクスと、抗体を持たずウィルスへの抵抗力は著しく弱いが太陽の下自由に行動出来るキュリオとに二分されていた。
科学文明を持つノクスはキュリオの管理者となり、その事に不満を持つキュリオがいる一方、ノクスの文化に憧れる者たちもいた。
映画の中の日本は恐らく近代国家としては崩壊していて。その先に日本はもう一度近代文明社会へと進むべきか、それともかつての土着文化に基づいた社会へ戻るべきなのか。という事が問われているのだろうと思う。
それぞれどちらにも良し悪しが有って、どちらが正しいとも間違っているとも言えず、どちらも酷い。難しい問題だなあと考えるのを放棄。
池袋シネマ・ロサにて。
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