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シング・ストリート 未来へのうた [サ行の映画]


Sing Street

『シング・ストリート 未来へのうた』
"SING STREET" (2015・アイルランド=イギリス=アメリカ・1h46)
製作・監督・原案・脚本 : ジョン・カーニー
出演 : フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボーイントン、ジャック・レイナー、マーク・マッケンナ、ドン・ウィチャリー





1985年のアイルランド、ダブリン。家庭や学校での事に悩みを抱える14歳の少年は一目惚れした年上の女性とお近付きになるためバンドを結成する事にした。



『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』に続くジョン・カーニー監督の音楽映画。
本作では1980年代の音楽が随所に流れる。当然洋楽。楽曲だけでなく洋楽ネタも話に織り込まれるがそこら辺の事はよく分からず。
でも、楽曲に関しては恐らく名曲の中から選ばれた名曲がチョイスされているのだろうと思われ、いい楽曲である事は分かった。
本作のオリジナルの楽曲もその当時っぽいものになっているのだろうと思う。14,5歳の少年たちが作ったにしては完成度が高過ぎる気もしたが。



若者たちが歩んでいく人生には色んな困難が有るだろうけど、特にダブリンという土地柄上かなり荒っぽい。でもそれに逃げずに立ち向かっていけば前途は洋々、明るい未来が待っている。と、真っ直ぐで前向きな青春応援映画。それが良かったけど、ちょっと照れ臭かったり。
そこを恥ずかしがってたら青春映画は作れないんだろう。



学校の体育館(講堂?)でのミュージックビデオ撮影で、そのミュージックビデオの中だけはみんな幸せでハッピーだけど、それは現実の裏返しであるというのが物悲しくていいシーンだった。

2:14で手前のお姉さんがトチってる。
3:32にウサギ!



バンドメンバーのウサギ好きのエイモンがいい奴だった。初登場の時は偏屈な変わり者なのかと思ったけど思った以上に友達思い。
主人公のお兄ちゃんも思った以上に弟思いでいい奴。

キーボードの子が最初は片方1本ずつの指での演奏だったのがいつの間にか上手くなってちゃんと両手で演奏出来るようになっているのが良かった。

主人公のお母さん役は『ザ・コミットメンツ』に出ていたマリア・ドイル・ケネディ。



休館前のシネクイントの最後のロードショー作品。今後は未定。
http://www.cinequinto.com/top.php
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