セルフレス/覚醒した記憶 [サ行の映画]
『セルフレス/覚醒した記憶』
"SELF/LESS" (2015・アメリカ・1h57)
監督 : ターセム・シン
出演 : ライアン・レイノルズ、ベン・キングズレー、マシュー・グード、ナタリー・マルティネス、ジェインイー・リン・キンチェン、ミシェル・ドッカリー、ヴィクター・ガーバー、デレク・ルーク
肉体が滅びる前に他人の肉体に自分の精神を移植する手術を受けた富豪。しかし、特別な薬を飲み続けなければやがて精神も滅びてしまうのだった。
人間の精神と肉体、そして生命についてのSF。
精神と肉体を切り離し、精神を別の肉体に移植し続ければ永遠の生命が得られる。人間の長年の夢が実現するがそれは許される事なのか。
突飛な話ではある。精神の移植とか考えもしなかったけどそんな事も有り得るのかもしれないなあと思ってしまう。何よりもSFだし。そんなにお堅い映画ではなくアクション・エンターテインメントもしている。
ちょっと理解できないのは富豪の役がベン・キングズレーだという事。どうしても他人の命を奪ってしまった事に悩み苦しむ人物には思えなかった。
『ガンジー』のガンジー役でオスカー受賞した人だからそのイメージなのか。『ガンジー』未見。
移植した肉体の持ち主の人間性も影響するとか。
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