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神聖なる一族24人の娘たち [サ行の映画]



『神聖なる一族24人の娘たち』
"NEBESNYE ZHENY LUGOVYKH MARI" (2012・ロシア・1h46)
監督 : アレクセイ・フェドルチェンコ
出演 : ユリア・アウグ、ヤーナ・エシボウィッチ、ダリヤ・エカマソワ、オリガ・ドブリナ



ヨーロッパ・ロシアの中東部、マリ・エル共和国。独自の信仰、文化を持つマリ人の24人の女性たちそれぞれの物語。



24人の女性の24のエピソードのスケッチ集といった所。一応コメディでもあるんだろうと思うが、笑いのツボはあまり合わなかった。

マリ・エル共和国に伝わる説話なども取り入れられているため虚実はごちゃ混ぜの様。
実際の所はどうなのかは分からないけど、その人間模様はとても原初的で人間関係もストレートで生々しくもあり。
『怒り』と同じ日に観たけど、マリ・エル共和国には『怒り』の中の現代日本の様なドロドロとした怒りや悲しみは無いような気がした。当然同じ人間だから怒りや悲しみは有ってももっとさっぱりとした後腐れの無いあっけらかんとしたものなんだろうと思った。
そう思うと『怒り』を観た後の悪いどんよりとした気持ちがいくらかスッキリとして、同じ日に観て良かった。
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