バイオハザード:ザ・ファイナル [ハ行の映画]
『バイオハザード:ザ・ファイナル』
"RESIDENT EVIL: THE FINAL CHAPTER" (2016・アメリカ・1h47)
製作・監督・脚本 : ポール・W・S・アンダーソン
出演 : ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、イアン・グレン、ショーン・ロバーツ、オーエン・マッケン
ウェスカーの策略によってただ一人残されたアリスにレッドクイーンが接触してくる。人類全滅まで残り48時間。救う手立ては廃墟となったラクーンシティの地下施設ハイブに有るという。かつて多くの人間を殺したレッドクイーンを信じアリスはハイブへと向かう。
ネタバレ有。
前作『バイオハザードV リトリビューション』はどうでもいいような内容だったけど(『バイオハザード』オールスター映画としては面白い。)、本作冒頭で更にどうでもいい作品になってしまった。別に特に思い入れが有るわけでもないんだけどなんかスッキリしない気持ちになる。
このシリーズの特徴として、あえて状況説明をせずにどんどん話が進んでいく。というのが有るけど、そのための前作を無視した様な急展開だとするなら納得するしかないが、それが上手く行っているとも思えない。
なんだか分からないまま話が進んでいくがそれが面白い。というのが上手く行ったのは1作目だけだろうと思う。結局最後まで1作目を超えられないままポールとミラによるシリーズは一応完結した。
今まで語られる事の無かったT-ウィルス誕生の経緯が描かれる。今更なんでだろう? と思ったけどちゃんと理由は有った。そのために今まで描かれてこなかったのか。結構行き当たりばったりだからそこまで考えてたとは思えない。
T-ウィルスの最初の発症事例では何故T-ウィルスは広まらなかったのか。改良(改悪?)されて爆発的に広まるようになったのか。
アイザック博士役のイアン・グレンの狂っていく感じががジャック・ニコルソンっぽくて良かった。
2016年最後に観た映画。この頃腰痛で大変だったのを思い出す。年末年始はほぼ横になってるしかなかった。
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