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きょうのポストカード(エネミー・オブ・アメリカ) [映画のポストカード]



ザ・シークレットマンを観た。
現職大統領を辞職にまで追い込んだウォーターゲート事件。世論を動かしたワシントン・ポスト紙のスクープ記事の情報源ディープ・スロートである事が後に判明するFBI副長官マーク・フェルトを主人公にした映画。

何故マーク・フェルトは内部告発者になったのか?というのが最大の関心事ではないかと思う。
初代FBI長官として30年以上トップに君臨してきたフーヴァー長官が亡くなり政府のFBIへの介入が強まる。
フーヴァー長官の下でFBIを支えてきたマーク・フェルト副長官は独立機関であるFBIを守るため大統領の関係者が絡むウォーターゲート事件を利用した。という風にこの映画を観て思った。

事実を基にはしているけどウォーターゲート事件をFBI、マーク・フェルトの視点から描きなおかつエンターテイメント要素も加える脚色もなされているみたい。
それならいっその事、発端である民主党本部への盗聴侵入事件の発覚にもマーク・フェルトが絡んでいた。フーヴァー長官の生前の指示によって。とかいうのは妄想がひどすぎるか。

司法関係者、政治家、時には大統領に関する極秘情報を基に恫喝、脅迫に近い事で権力を強め独立機関である事を維持してきたFBI。
それを脅威に思う政府はFBIを自らの管轄下に置こうとして強烈なしっぺ返しを食らう。ただ、しっぺ返しをした方も少なからず傷を負ったと。



ウォーターゲート事件。盗聴。という事でカンバセーション…盗聴…をと思ったが持っていなかったのでエネミー・オブ・アメリカ。
エネミー・オブ・アメリカ.JPG
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