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がっこうぐらし!とサスペリア [映画]

がっこうぐらし!を観た。
学園内で生活する学園生活部は常に危険と隣り合わせ。

ゾンビ+学園青春ドラマ映画。
ゾンビ映画はホラーに限る事無く何でもありで、本作は日本の学園モノ。
何でもありとはいえこれは上手く噛み合っていないんじゃないかと途中で思ったりもしたが、最終的にはゾンビ映画と言うより学園青春映画として良かった。
学園生活はいつか終わりが来るもので、学園青春モノは大抵その終わりに向かって進んでいくのだろうと思う。その終わりが新たな始まりで喜ばしかったり別れの時で切なかったり、それまでの日々が愛おしかったり。そこら辺の描かれ方が良かった。
そしてゾンビがいる事で、学園生活を含めたすべての終わりが唐突にやって来るスリルも有るわけだけど、そこら辺はちょっと物足りなかった。

シネマロサにて。



サスペリアを観た。
1977年、東西ドイツ分裂時代の西ベルリン。舞踊団に入団するためにやって来たアメリカ人女性。

1977年制作のイタリアのホラー映画サスペリアのリメイク作品。
イタリア版は未見。サスペリアPART2は観たような記憶があるが、PART2と言っても全く関係無い作品だとか。日本の配給会社によって勝手に邦題を付けられたとか。
本作もオリジナルのイタリア版のそのままのリメイクという事ではないみたい。

人は未知のもの、理解しづらいものにはとりあえず恐怖を感じるのだろうと思う。本作では謎の集団が何の目的で何をしようとしているのかはっきりとはよく分からない。分からないけどなんか怪しい事をしているという事は伝わってきてそれが怖い。
直接的な残酷描写も本作には有るけど、その見た目だけの恐怖だけでなく恐怖の本質的な所が描かれたホラー映画だったと思う。

結局は悪魔、魔女的なものによる儀式だったみたいだけど、エピローグでそれから何十年か経って平和な日常が続いているという事は、そんなに悪い事が起きたわけではないんだろうなと思う。
悪い事は起きていて、それが日常になっている。のか?
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