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きょうのポストカード(プラスティック・ナイトメア/仮面の情事) [映画のポストカード]

白昼堂々を観た。
スリの名人渡辺勝次、通称ワタ勝は引退し森沢刑事の紹介で北九州の炭鉱で働いているはずだったが廃坑をきっかけに元炭鉱の住民たちにスリ、万引きを教え込み共同体を作り上げていた。
ワタ勝の元スリ仲間の銀二も現在は引退しその経歴を買われ東京の高級百貨店の保安係をしていた。
久し振りに再会した二人は再び手を組む事となり順調に成果を上げるが引退を決めていた森沢刑事が現場に戻り徐々に二人を追い詰めていく。銀二は一人娘のために手を引く事を決めるが切羽詰まったワタ勝は最後の大勝負のための協力を頼む。

神保町シアター "生誕100年記念 映画監督野村芳太郎"にて。

ワタ勝を演じるのは渥美清さん。そして倍賞千恵子さんが一匹狼の女スリ師よし子。映画男はつらいよが始まる前の共演。
お二人がメインの物語を想像してしまっていたが、ワタ勝と銀二のクライムバディムービーで森沢刑事が立ちはだかるという話だった。個性的な登場人物が脇を固める中でよし子もその内の一人。

銀二を演じているのが藤岡琢也さん。藤岡さんも面白い。
森沢刑事の上司役は穂積隆信さん。穂積さんが演じる役のイメージは頼りない、頼れない、頼ると裏切られる。と、昔の青春ドラマのだけど、本作の上司役は頼れる人物で新鮮でカッコ良かった。そういう役も難なく出来て上手いけど、姑息な人物も演じられてそっちも上手いからそういう役のオファーが多かったのだろうか。





ワイルドライフを観た。
1960年代モンタナ州の田舎町。その町に越してきたばかりの14歳のジョーはなにかと問題を起こす両親の事をただひたすらに見守り続ける。

親だからと言って大人であるとは限らないわけで。子供みたいな親も当然いる。ジョーの両親もどちらかと言うとまだ子供で大人への成長の途上にある。そんな親の成長を子供のジョーが見守る。

俳優ポール・ダノの初監督作品。



守護教師を観た。
ボクシングコーチの職を追われた男が女子高の体育教師としてその町へやって来る。一人の女子高校生が行方不明になっていたが学校関係者も警察も事件として扱おうとしなかった。

権力の腐敗、田舎町の底知れぬ闇など韓国映画の定番ともいえるシチュエーションで、マ・ドンソク、キム・セロンがイメージ通りな役を演じるスター映画。


予告の冒頭マ・ドンソクに吹っ飛ばされる女子高校生が見事な吹っ飛ばされ。スタントの人なのだろうか。地面にはウレタンマット的なものが敷かれているんだろうか。



アマンダと僕を観た。
フランス、パリに暮らす仲のいい姉と弟。姉には一人娘がいてシングルマザーである姉に弟は何かと協力していた。

ネタバレ有。

姉はテロ事件によって命を落とす。現在のフランス、パリでは全くの絵空事では無いのだろう。
アクションやサスペンス映画なら犯人捜しだ、復讐だとなる所だけど、本作にはそういった観点は微塵もない。
そういった事件が起きてしまった後での日常が描かれ、それ以前とは違った日常になってしまうけどその日常を続けていかなければならない。復讐心や敵愾心を持ち込まずに。

クライマックスはテニス映画。それが悪かったという事ではなく。むしろ良かった。

エンドクレジットでグレタ・スカッキが出ていた事を知る。後で確認してどこに出ていたかは分かった。
グレタ・スカッキと言えばリーサル・ウェポン2炎の約束。と思っていたがリーサル・ウェポン2に出てるのはパッツィ・ケンジット。

グレタ・スカッキの出ているプラスティック・ナイトメア/仮面の情事
プラスティック・ナイトメア/仮面の情事.JPG

シネスイッチ銀座にて。
ネット予約が出来るようになっていて、ネット予約した際はQRコードでの入場になるみたい。ついこの前まではそういうのとは無縁な映画館だと思っていたが。
片桐はいりさんはどの様に思うのだろう。
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