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真実とジェミニマン [映画]

真実を観た。
フランスが誇る大女優の自伝が出版され、記念パーティーに出席するためニューヨーク在住の娘が一家でやって来る。

大女優にとっての真実とはそんなに大した意味を持っていない。何よりも演技が全て。そのためなら真実を改ざんする事にも全く悪気は無く真実だろうが嘘偽りだろうが全部演技のための肥やし。
それは女優というある意味虚業な職業だから通用するのであって、一般社会においては甚だ迷惑な存在。
恐らく女優にもその認識は有るんじゃないだろうか。そんな素振りは見せず周囲には好き勝手やっている様に思わせ殊勝に反省した様子も見せない事はないがそれすらも演技。つまりは私生活においても最高の演技をし続け全てを真実に思わせてしまう。だからこその大女優と。



ジェミニマンを観た。
絶対的な信頼を誇るスナイパーが一つのミスをきっかけに引退を決意する。

久し振りに3Dで観た。3D+HFR(ハイ・フレーム・レート)。最新式なのかと思ったけど2012年のホビット思いがけない冒険の時には既に有ったらしい。
https://geminiman.jp/news/2019/10/01/hfr/
詳しい仕組みはよく分からないけど元々3Dとは相性が良くなくて今回も良くなかった。特別印象に残る様なシーンも無く。暗がりではやっぱり薄暗くなってしまうし、日中の明るいシーンでは昔のデジタル撮影の様な薄っぺらい映像になってしまう。
本作が3Dで観たから面白くなかったのか、仮に2Dで観ていたら面白かったのかと言ったら多分そういう事でもないとは思う。

ベネディクト・ウォンの歌が上手かった。中国ではなく英国マンチェスター出身というのは初めて知った。
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