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クルードさんちのはじめての冒険、ガーディアンズ伝説の勇者たち、カンフー・パンダ3 [映画]

クルードさんちのはじめての冒険を観た。2013年、1時間38分。
原始時代。6人家族のクルード一家は生き延びる事を最優先とするルールに基づいて洞窟での生活を基本としていた。しかし大規模な地殻変動により洞窟での生活を続けていては生き延びられなくなる事態に。

ドリームワークスアニメーションのCGアニメ。字幕版で観たいなあと探したらiTuesには有ったので観る。
一家のお父さんの声がニコラス・ケイジでとても良かった。本作以外にも声優としての仕事は結構しているけど代表作と言っても差し支えないのではないかと思う。トム・ハンクスのウッディの様に。妄想するとニコラス・ケイジがウッディやってもバズやってもそんなに違和感無いような気がする。
続編の製作は決定していてキャストも続投の様子。しかし昨今の状況を考えれば公開時期はかなり変更されるのかもしれない。日本では未公開になってしまうのかもしれないけど。

危険を回避するために外出は極力避け家の中で大人しくしていよう。という事は現在の世界的状況と一致する。でもそれでは新しいものは何も生まれてこないのだから危険を承知で外に出て新しい世界へ踏み出していこう!というのは現在は不謹慎になってしまうのかもしれないが、それはさておいて面白かった。

映像が美麗。キャラクターデザインが最初取っ付きにくい感じがするけど物語が進むにつれ内面的なそれぞれの成長に伴い顔つきも柔和な感じになっていくのでそれを計算して最初は野性的な顔つきにしていたのだろうと思う。

共同監督の一人クリス・サンダースはヒックとドラゴンの1作目(2010年)ではディーン・デュボアとの共同監督。物語も映像もどこかちょっと似ている感じはする。



ガーディアンズ 伝説の勇者たちを観た。2012年、1時間39分。
世界中の子供たちの希望と夢を守るガーディアンズ。かつて世界を支配していた絶望と恐怖を司るブギーマンが復活しその力を発揮する。子供たちから希望と夢が消えるとガーディアンズの力も失われてしまう。

こちらも秀作なドリームワークスアニメーションのCGアニメ。アメリカではクルードさんちより1年前に公開された。
こちらも映像が美麗でカメラワークもとんでもなく流麗。思えばヒックとドラゴンがドリームワークスCGアニメの映像的な所での飛躍の分岐点ではなかっただろうか。ディズニーピクサーとは若干異なりより実写に近い方向性での進化。

欧米では認知度が高いと思われる架空の聖人、妖精などがヒーロー、悪役となる。日本人にはなじみの薄いキャラクターもいるけどそんなに大した問題ではないかなあと思う。
主人公のジャック・フロストは、ジャックが男を意味していてフロストは霜(FROST)で霜の妖精。冬の到来の時期の風物詩的な意味合いでその名前が使われる(日本で言うと冬将軍)が、サンタ・クロースの様に共通のイメージは無く老人(ガンダルフみたいな感じ?)だったり雪だるまだったりバラバラなイメージらしい。そのややマイナーな所が本作のキャラクターの性格や行動に影響を及ぼしている。

キャラクターデザインの印象からするともっとダークでシリアスな内容かと思うが、結構ドタバタな明るく楽しいファンタジーアニメで良かった。

イースターラビットの声がヒュー・ジャックマンだったのが意外。ブギーマンの声はポール・ベタニーと思っていたがジュード・ロウだった。



カンフー・パンダ3を観た。2016年、1時間35分。
500年前にウーグウェイ導師によってあの世送りにされたカイがカンフーマスターたちの気を集めこの世に復活する。更に気を集めこの世を支配しようとするカイ。その頃龍の戦士ポーはカンフーマスターたちを率いる役目を任されるがその自信が持てず力を十分に発揮できずにいた。

ドリームワークスアニメーションのCGアニメ。3作目を観るにあたって前2作品も観直したが結構忘れていた。物語がつながっているので忘れていた状態でいきなり3作目を観なくて良かった。
1作目は2008年。2作目は2011年。ヒックとドラゴン以前、以降で分ければ1、2作目は以前(2は大体同時期)という事になり映像がどの様に進化したのかを見る事も出来る。
2作目は一応ジャッキー・チェンとジャン=クロード・ヴァン・ダムの共演作でもある。
https://www.recordchina.co.jp/pics.php?id=89907
3作目は日本ではNETFLIXオリジナルという事になるらしい。amazonなどでも観れるが。

一応三部作の完結編という事になるのだろう。パンダのポーのカンフーマスターとしての成長を描く。ちゃんと立派に成長して良かった。人間性(人間?)は最初から最後まで変わる事なく食いしん坊でだらしない所も有るけど優しくて楽しくて仲間思いという所が一貫していたのもとても良かった。
一応完結はしたが続けようと思えばいくらでも続けられるだろうと思う。更に成長を描くのであればポーの子供の登場が考えられる。ドラゴンボールでもそうであった様に。そうなるとその前にポーの結婚相手は誰なんだ?という事になるがマスタータイガーが個人的には理想だけどこの世界の中でも現実同様に異種間で家族関係は築かないみたいなので難しそう。本作の中でも二人(人?)の関係は友達、仲間という感じであったし。

今回シーフー老師役のダスティン・ホフマンは交代してしまったのかなあと思っていたがそのまま続投だった。声の感じが変わった様な気がしたけどただの気のせいだった。
物語上ジャッキーのセリフの数が増えそうと思ったがそんなには増えなかった。
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