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ニコピンバッジ他

ニコピンバッジが見つかった。
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ニコピンバッジを探している途中に色々見つかった。

マッハ!!!アクションカード
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ペイバックとーぶカード
東武鉄道のプリペイドカード。現在は使えない。
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ウォーターワールド早朝上映特典
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切手?
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ロード・オブ・ザ・リングのシール
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マッシブ・タレント [映画]

ニコラス・ケイジがニック・ケイジ(ニコラス・キム・コッポラ)を演じる『マッシブ・タレント』は来年3月に公開(予定)。コッポラネタも有るのだろうか?


ムビチケ
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前売り特典はシール
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未だ前売り特典でニコピンバッジを超えるもの無しと断言してしまおう。
しかしながら何年か前に撮った写真で現在は部屋の中を探したけど見つからない。
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『犯罪都市 THE ROUNDUP』『ザリガニの鳴くところ』『武士道残酷物語』『宮松と山下』 [映画]

『犯罪都市 THE ROUNDUP』を観た。2022年、韓国、1時間46分。
東南アジアでは韓国人を狙った犯罪が頻発しベトナムでも誘拐事件が起きていた。別の事件の容疑者を引き取りにベトナムに出張に来ていた衿川(クムチョン)署強力班の刑事マ・ソクトはその容疑者が誘拐事件にも関わっている事を聞き出し異国の地で独自の捜査を始める。

前作は2004年の話しで今回はそれから4年が経っている。ので現在ナウな話しではない。現在にすると18年経っていることになってしまうからだろうか。
前作の上映時間は2時間ちょっとで本作は1時間46分で大分短くなった。その分コンパクトにまとまっているかというと何故か長く感じてしまったのは物語にスピード感が足りなかったのかもしれない。
しかし相変わらずマ・ドンソクのアクションは素晴らしい。マ・ドンソクならではのアクションの見せ方を心得ていると言うか他の映画でのアクションより一層スカッとするのでそのアクションを見られれば満足。
善と悪がはっきりしていて善であるマ・ドンソク演じる刑事が悪者達を容赦なくぶちのめす所が明快でいい。
マ・ソクト刑事は素手のアクションが基本であるので凶悪な犯人達も凶器は刃物が主で銃はほとんど使わないのはちょっと不自然ではあるけどそれは仕方ない。
この後もシリーズ化されるのであってもマ・ドンソクのアクションを見られるのであったらそれは喜んで観る。
もし日本が舞台となったら日本人悪役にはアクションスター岡田准一さんで観てみたい。打撃系の重量級マ・ドンソク対関節技寝技も有りのオールマイティーな軽量級岡田准一が互角の戦いを見せる。軽量級といってもゴリゴリのマッチョであろうということは東急リバブルのCMのスーツ姿でも分かる。
重厚な肉体に関節技を仕掛ける岡田准一だが結局メガトンパンチ炸裂でマ・ドンソクが勝つことにはなるのだけど。
とか妄想していたら岡田さんが韓国映画『最後まで行く』の日本版リメイクに主演されるのだとか。これで一歩マ・ドンソクとの対戦に近付いたのかもしれない。
オリジナルの『最後まで行く』は未見だけど面白そう。



ネタバレ有り。
前作でも犯人を殺さずに逮捕したが本作でも犯人を殺さずに逮捕。
今後その犯人達が何らかの形で合流して最狂タッグを組んでマ・ソクトに襲いかかる。が、マ・ソクトは誰よりもどんな時も最強。みたいな話しも妄想してしまう。
ネタバレ終わり。

衿川署の刑事達は前作に引き続いて登場しているが一人だけ出ていない人がいて(ホン・ギジュン)、出ていない事についても全く触れられていないのにはどういった理由が有るのか気になってしまう。
エンドクレジットでどなたかへのお別れの言葉が有って、もしかしてそういう事なのかと調べてみるとホン・ギジュンは存命で違う人の事だった。

途中でマ・ドンソクの髪がちょっと伸びるがシーンが変わると元に戻る。



『ザリガニの鳴くところ』を観た。2022年、アメリカ、2時間5分。
1969年、アメリカ、ノースカロライナ州の湿地帯で死体が発見され湿地帯に一人で暮ら少女カイアが殺人事件の容疑者として逮捕される。

ミステリーなので何を書いてもネタバレになるような気がするが、どういった状況でどのような境遇だったのかが丁寧に描かれているので事件の真相には納得がいった。
原作者が動物学者であると後になって知って、だから本来動物である人間の生存への本能や外敵からの防衛だったりの本能が物語の核となっているのだろうとも思う。
悲しい話しでもあるけどそれに負けない強さの話しでもあっていい映画だった。



『武士道残酷物語』を観た。1963年、日本、2時間3分。
関ケ原の合戦以降から現代までの飯倉一族が信じてやまない武士道精神。信じ過ぎるがためにそれに縛られる生きざま。しかしその純粋な信念は裏切り続けられるのだった。

丸の内TOEI、"東映クラシックスvol.1「海外映画祭受賞作品特集」にて。

己を厳しく律する気高さとか武士道精神自体は恐らく素晴らしいものなのだろうけど、その従順さを利用しようとする馬鹿によっての残酷な一面が七つの物語によって容赦なく描かれるので滅入る。最後になってちょっとだけ救いみたいなものは有る。
明治維新が起きてから直ぐなのかもしれないがそれから現代に至るまで武士、侍は憧れの存在となっている。しかし、忠誠心を美徳とすることが権力者への隷属に繋がることも忘れてはいけないのではないかと思う。
武士社会の頂点にいるはずの武士でも本作で描かれていることが当たり前なのだったら武士ではない人たちはどんな扱いを受けていたのだろう。それを考えるとそんな時代に生まれなくて良かったとつくづく思う。

七つの物語の全ての主人公、江戸時代の老人から紅顔の美少年、明治から昭和の現代人を演じるのは中村錦之助さん。これまで時代劇の錦ちゃんしか見ていないので現代人の姿は新鮮だった。



『宮松と山下』を観た。2022年、日本、1時間27分。
京都の撮影所でエキストラをしている宮松は過去の記憶を失っていた。

ピタゴラスイッチの人が共同監督の一人という事で、ピタゴラスイッチと言えばピタゴラ装置の印象なのでなんかそういう風が吹けば桶屋が儲かるみたいな話しなのかと勝手に想像していた。
そんな想像していたようなピタゴラ装置ではなかったけど、あながち間違いでもなかったのかもしれない。結局人と人との間で起こる連鎖反応が物語を作り出していて。それはどんな物語でもそうなんだろうけど。

記憶を失った男の現実とエキストラとして演じている虚構の世界の境界が曖昧で現実だと思っていたものが虚構だった。みたいな話しにになるのかなと思っていて、実際途中でそういう感じになったと思ったがそうではなくて、男がエキストラとしてではないこれまでで唯一もらったちゃんとした台詞の有る役という事が後になって分かった。結局の所終始記憶を失った男の現実が描かれていて、記憶とは過去という事でそれまで積み重ねていた過去という土台を失った現実の不安定さが描かれていたのかもしれない。
人の人生において過去という土台を失うと現実も崩れ落ちるのではなくて何の支えもない宙ぶらりんな状態にさらされる。エキストラ、役者もその時その時だけの役柄を演じるのが仕事で演じている人物に過去という土台は無い。中には演じる役柄の物語の中では見せることの無い過去を掘り下げていく役者や監督、演出家もいるだろうけどエキストラにまでそういったことは求められないだろうし。つまりはスクリーンや画面に映っている多くのエキストラは過去を持たない人間で、その宙ぶらりんな状態を観客は目にしているがその事には気付いていないし気にもしていない。といった所なのか。

尾美としのりさんが主人公の元同僚役で出演。尾美さんと言えば『鬼平犯科帳』をチラッと目にした時(ちゃんと見た事は無い)の時代劇の中では現代的な飄々とした若手の同心役のイメージが個人的にはあって、それが本作ではものすごく普通な超普通なおじさんを演じられていたのが新鮮で良かった。
その昔30年以上前、田原のトシちゃん主演のテレビドラマに橋爪功さんが出ていて、『ラジオびんびん物語』かと思っていたが調べてみると『日本一のかっ飛び男』だったみたい。当時のトシちゃんのドラマはトシちゃんがちょっと(かなり?)オーバーめに演技するのが人気でそれに合わせて周りの人たちもオーバーめに演技している中で橋爪功さんも大体は合わせていたのだと思うけど一つのシーンで超普通な人間を演じていて、それまでトシちゃんのドラマ以外でも大体のドラマや映画に出てくる人間はその中では普通でも現実にはいないような人たちばかりでそれが当たり前のものだと思っていた中でこんな普通な現実にもいそうな人間を演じる役者さんがいるんだと衝撃に思ったのが今でも印象深い。

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憂鬱

夜が明けるのが遅くなって雨が降ってたら憂鬱でしかないが路面に色んな光が反射するのはカッコいい。
水はけのいいタイプのアスファルトだと水しぶきが飛び散らなくていいけどあまり反射はしない。





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きょうのポストカード(恋愛小説家) [映画のポストカード]

本日のBSプレミアム午後の映画は恋愛小説家
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きょうのポストカード(COWBOY BEBOP 天国の扉) [映画のポストカード]

今晩7時からのBS12トゥエルビ日曜アニメ劇場はCOWBOY BEBOP 天国の扉
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タイガーマスク、かりあげクン


タイガーマスクの主題歌を歌っていたとは知らなかった。



星降る街角を聴くとかりあげクンの主題歌を思い出してしまう。


かりあげクン、来年1月BS松竹東急でテレビドラマ化されるのだとか。
https://www.shochiku-tokyu.co.jp/notice/7282/
ドラマはほとんど観ないのだけど脚本、シリーズ構成がヨーロッパ企画というのがとても気になる。1話30分というのも観易そう。
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『奈落のマイホーム』『チケット・トゥ・パラダイス』 [映画]

『奈落のマイホーム』を観た。2021年、韓国、1時間54分。
一家念願のマイホーム、ソウルのマンションを購入した会社員ドンウォン。会社の部下たちを招いての新居祝いの翌朝、マンションの水が出なくなりほとんどの住人は出払っていた。泥酔したドンウォンと数名の部下、一部の住人が残ったマンションの真下に巨大な陥没が起こりマンションは地下深くに落下する。

完全にシリアスな話しかと思っていたがコメディ色も強めでそれはそれで面白かったりもした。途中からクライマックスにかけてはシリアスの度合いも強まり、とはいえコメディも忘れてはいなくて楽しませてくれる。エピローグに至ってはもう完全にホームコメディ。
生き埋め脱出系サスペンスとしてはスタローン主演の『デイライト』を思い出していた。『デイライト』の方は終始シリアスだったかと思う。最後でスタローンのヒーロー映画になってしまった感も無くはないが。

地下に空洞が出来る陥没孔の事をシンクホールと言うのだとか。この映画の中ではシンクホールについて全く説明や解説は無かった。日本でも確か数年前に福岡の繁華街で同じ現象が起こったのは覚えている。
どういう理由でそういった事が起きるのか勝手に想像すると世界の人口の増加というのも一つの理由なんではないかと考える。
自分が子供だった頃世界人口は45億人で定着していてそれ以上は増えないものだと思っていたが時が過ぎ気がついたら今や60億人ですよ。となっていて、そこからボーっとしてたら72億人になっていて、昨日だか今日だか80億人に達しましたとニュースが有った。その数字は確認されているだけのもので実際にはもっといるのではないかと思う。
それだけ増えれば地面に対しての圧力みたいなものも増えるのだろうし、地下資源も人口が増えた分だけ採掘量が増えるのだろうし。地下がスカスカでその上から圧力がかかればジェンガみたいなもので段々と不安定になってシンクホールの様な事が起きても当然に思える。エンターテインメント映画だからといって絵空事ではなくその内超巨大なシンクホールがどこかに出現するのかもしれない。その前にローランド・エメリッヒ監督が映画化するのが先か。



『チケット・トゥ・パラダイス』を観た。2022年、アメリカ=イギリス、1時間44分。
両親の期待に応えるため弁護士を目指すリリーは大学の卒業旅行で訪れたバリ島で島の青年グデと恋に落ちる。島の滞在からひと月が経ちリリーから結婚するメールを受けた父デヴィッドと母ジョージア。二人は離婚から10年以上が経っていてもいまだにお互いを憎みいがみ合っていたが早過ぎると思えるリリーの結婚を阻止するためバリ島に向かい共同戦線を張る事にする。

こちらは最初から最後まで一貫してホームコメディ。エンドクレジットを除けば大体100分でコメディとして長過ぎず短か過ぎずで丁度いい。内容もジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツの共演作品としては物足りないという声も聞かれる様だけど、そもそもがそんな重大な社会的メッセージが込められた濃いい作品を作ろうとしたわけではないだろうし、コメディなのだから観客が気楽に楽しんで、それでいて出演者も楽しそうだったらそれを悪い作品とは言えない。
唯一悪い所が有ったとすれば結婚を阻止するために小さな子供を巻き添えにした事。その事についてちゃんとした謝罪は見られなかったけど罪悪感は有ったようだし、後になって仲良く遊ぶシーンは有ったので子供には許されたのだろうと思う事にする。ステレオタイプと言えるのかもしれないが島の人たちは大らかな人柄の様だし。

大学の卒業旅行で海外に一ヶ月以上滞在するというのが庶民レベルでは理解できない所ではある。リリーの場合は理由があって滞在しているが同行の女友達レンは当初から長期の滞在をする予定だったのだろうか?もしリリーのために一緒に島にいたのだとするとなんていい人なのだろう。島にいれる理由が出来てラッキーくらいに思ってる可能性も有りそうだけど。
演じているビリー・ロードはキャリー・フィッシャーの娘さんだとか。リリー役のケイトリン・デヴァーとは『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』でも共演している。

偶然だけど本作と『奈落のマイホーム』では家族が家を失う。片方はその事が理由の一つで家族が一旦は崩壊し、片方はより結束を強めた様な感じ。家族にとって家とは単なる建物なだけではないのかもしれない。
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きょうのポストカード(デイ・アフター・トゥモロー) [映画のポストカード]

深夜にテレビ東京サタ☆シネでデイ・アフター・トゥモロー
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邦題を『あさって』にするかどうかで会議は紛糾したとかしなかったとか。
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懐メロ










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『レイジング・ブル』『熱いトタン屋根の猫』『MONDAYS/このタイムループ、上司に気付かせないと終わらない』 [映画]

『レイジング・ブル』を観た。1980年、アメリカ、2時間8分。
1940年代から1950年代初めにかけて活躍したボクシング元世界ミドル級王者のジェイク・ラモッタ。リングでは不屈の闘志でチャンピオンまで登り詰めるが私生活では現役中も引退してからも波乱の人生を送っていた。

≪午前十時の映画祭 12≫にて。

ジェイク・ラモッタは世界チャンピオンになるくらいなのだから当然強いのだろうけど実際どれくらい強かったのかは知らない。めちゃくちゃ強いとなるとデビューから数試合でチャンピオンになっていただろうけどジェイク・ラモッタの場合はある理由で出場停止(2年間だったか?)になったり時代的には戦争が有ったりで思いの外年数が掛かっている。実際はあれ位の年数が掛かるのが当たり前なのかもしれない。
その理由としては実力だけの問題ではなくて興行的な問題も大きかった事も描かれている。王者戦へのマッチメイクがなかなか決まらなかった。
なんにしろプロスポーツで重要なのは興行であって、そこでビッグマネーが動くのがメジャースポーツと言われる競技。ビッグマネーが発生するから俗にいうアメリカン・ドリームが実現出来るわけで。そうなれば興行主の権力は絶大なものであっていくら強くても興行主の判断、単にその選手が好きか嫌いかでもチャンピオンになれたりなれなかったりする事も多く有ったのだろうと思う。
本作は以前に映画評論家が選ぶスポーツ映画歴代ナンバーワンに選ばれて、その際にマーティン・スコセッシ監督は「スポーツ映画としてなら『ロッキー』を選ぶべきだ。」みたいな事を言っていた。『ロッキー』でも興行的な側面は描かれているがロッキーはそれをチャンスとしたのに対してジェイク・ラモッタの場合はボクサー人生を翻弄される事になる。それはジェイク・ラモッタ自身の人間性も含めた自業自得の部分は多く有るがそのかなり厄介な人間性がボクサーとしての強さの源でも有ったのだと思う。
『レイジング・ブル』と『ロッキー』はプロボクシングの陰と陽、現実と理想、裏と表となる存在なんだろうと思う。30数年後にそれぞれの主演俳優デ・ニーロとスタローンが共演したボクシング映画『リベンジ・マッチ』はその陰と陽を真正面からぶつけるのではなく結局両作品のセルフパロディな感じになってしまった。それは理想だけでは絵空事だし現実だけでは夢が無いし。という事でどっちも選べなかった結果なのかなと思う。

デ・ニーロがアカデミー賞主演男優賞を受賞。徹底的なリサーチと肉体にも変化をもたらして役になりきるデ・ニーロアプローチと言われる手法が絶賛を浴びた形。これを真似たり(真似たわけではない無いのかもしれない)、もしくは真似させられた人たちもいた事でそこまでやる必要が有るのか?といった疑問の声が上がる事も。当時のデ・ニーロにとってはこの役を演じるにはこの方法が最善だったわけで、それをやりきってこの映画のジェイク・ラモッタを見事に作り上げた事はやはり賞賛したい。
本作がデビュー作のジョー・ペシも良かった。10年後の『グッドフェローズ』で今度はジョー・ペシが助演男優賞を受賞。



『熱いトタン屋根の猫』を観た。1958年、アメリカ、1時間48分。
入院していた大富豪の農園主の退院祝いと誕生パーティーが行われ家族が集まる。長男夫婦は遺産の事が気になり、次男夫婦は夫婦仲が険悪だった。

"テアトル・クラシックスACT.2 名優ポール・ニューマン特集"にて。

タイトルの意味は猫の居場所であるトタン屋根が強い日差しを受けて熱くなって大変。という事らしい。エリザベス・テイラーが演じている次男夫婦の妻がその猫になぞらえられているという事。ただ、その妻が物語の主役かというとちょっと違うような。
ポール・ニューマンとのW主演となるとどちらが人気が有ったかは別にして時代的に男であるポール・ニューマンの方に物語の比重は重くなるのは仕方ないのだろう。女性映画と呼ばれるものも有っただろうけど。
やはり1950年代の映画であってその時代にはセンセーショナルな事が描かれていたのかもしれないが約70年後の今となってはどうなのかという所。

ポール・ニューマンはこの時は33歳。これまでに自分が観た中で一番若いポール・ニューマン。今まで一番若かったのは1961年製作の『ハスラー』。
あまり取り乱さない自制心が有る役を演じる事が多い印象だったけど本作では葛藤を抱えていて取り乱したりもする。若い時は当然そういう役の方が多かったのかもしれない。



『MONDAYS/このタイムループ、上司に気付かせないと終わらない』を観た。2022年、日本、1時間22分。
社員数名の広告代理店。下請け仕事に追われ日曜日も出勤し泊まり込みで1週間が終わろうとしていたが翌日の月曜日からまたそっくり同じ1週間が繰り返されるのだった。

池袋シネマ・ロサにて。

良く出来たタイムループもので面白かった。
一日の繰り返しではなく一週間の繰り返しなのが新機軸とも言えるのか。
お仕事映画でも有り、何の仕事でも情熱みたいなものが物事を前に進めさせ、その逆に情熱みたいなものが無ければ毎日が同じ事の繰り返しになってしまうという事も言われているのだろう。
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きょうのポストカード(I am Sam アイ・アム・サム) [映画のポストカード]

本日のBSプレミアム午後の映画はI am Sam アイ・アム・サム
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朝飯






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『警官の血』『「王立宇宙軍 オネアミスの翼」4Kリマスター版』 [映画]

『警官の血』を観た。2022年、韓国、1時間59分。
警察の正義を信じる若き刑事が犯罪組織との癒着が疑われる刑事を内偵する任務に就く。

警察は正義であることが理想だけど現実問題として正義だけでは悪に対抗する事は出来ない。悪を駆逐するには己の中に悪を取り入れなければならない。しかし悪に染まってもいけない。正義と悪のグレーゾーンにいてこそ本当の正義を成し得るのだ。という事が言われている映画。言ってる事には大変納得出来るのだけど映画自体が正義にもつかず悪にもつかないグレーゾーンにいるようで何かすっきりとしないモヤモヤが残ってしまう。



『「王立宇宙軍 オネアミスの翼」4Kリマスター版』を観た。1987年、日本、2時間。
地球とよく似た惑星にあるオネアミス王国。宇宙軍を設立し人類初の有人宇宙飛行計画が進められるがその成功を信じる者は宇宙軍の中にも多くはいなかった。パイロットに志願したシロツグには当初邪な想いも有ったがやがて国民の多くが計画を熱烈に支持しシロツグも英雄として扱われるようになる。

公開35周年を記念しての上映。公開当時映画館で観たか記憶は定かではないがかなり久し振りに観るのは確か。
映像のクオリティがとんでもなく高かったのには今になってようやっと分かった。クライマックスのロケット発射のシーンはロン・ハワード監督の『アポロ13』も公開当時に画期的に凄かったと言われていたけど、アニメと実写(ロケット発射シーンは大体CG)の違いは有るにしても『アポロ13』は1995年でそれよりも8年も前にあそこまで緻密に表現されていた事に驚き。

物語は色んな事が考えられている作品で、単に宇宙ロケット開発と人類初の宇宙飛行挑戦の物語なだけではなくそこに政治や国際情勢のサスペンスが絡んできて本当によく考えられているなあと感心する。これが後の『エヴァンゲリオン』にもつながってくるのだろう。
宗教と青春も絡んできてそれが最後に物語を大仰なものにしてしまった感じもするけど、当時主要な製作スタッフは20代の若者が多くて自分たちが初めて作る劇場用長編アニメーション作品への挑戦が作品世界の若者たちと大いに被ったがゆえに何か大きなものを語りたい、語らなければならない責任感みたいなものにかられたのかもしれない。
製作の決定権を握っている大きな会社のおじさん達に舐められたくない想いも有ったのか。
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