SSブログ

リターン・トゥー・マイ・ラヴ [2009年4月に観た映画]

lonesome_jim_ver2.jpg
『リターン・トゥー・マイ・ラヴ』
“LONESOME JIM” (2005・アメリカ) 1h31
監督 : スティーヴ・ブシェミ
出演 : ケイシー・アフレック、リヴ・タイラー、メアリー・ケイ・プレイス、シーモア・カッセル、ケヴィン・コリガン



ネタバレ有り。



スティーヴ・ブシェミ初監督作。
普通のラブストーリーかと思わせる邦題を付けられてのDVDスルー。

スティーヴ・ブシェミが監督してるのに普通のラブストーリーって事は無いだろうとは思っていました。
観てみればやっぱり普通のラブストーリーではありませんでした。
だってスティーヴ・ブシェミが監督ですもの。



ニューヨークでの生活に挫折し、故郷に帰ってきたダメ男のジム(と言っても登場人物の男ほぼ全員がダメ人間)。
自分が生きている意味だとか家族との関係、恋人だかまだよく分からない女性アニカとの関係にウダウダウジウジ悩み、その結果なしくずし的に再び故郷を去ろうとします。
そこで今まで軽蔑すらしていた母親の生き方の芯の強さに気付き、アニカには三行半を突きつけられ、これじゃイカンとようやっと気付きます。

結局男はウダウダウジウジしているだけで、女性がこの世を動かしているのだなぁ。そんな気にさせられました。



本作はきっとスティーヴ・ブシェミの故郷、田舎町での体験を少なからず基にして描かれているのだろう。と勝手に思っていましたが、スティーヴ・ブシェミの出身はニューヨークはブルックリン。全然違った。



ジムのウダウダウジウジ、そして自堕落な生き様は観ていて身につまされる所がありすぎて辛い。
痛い所突かれまくり。
そんなウダウダウジウジ男をケイシー・アフレックにやらせると上手い。上手過ぎて地なんじゃないかと思えてきます。

ダメ男ジムには勿体無い天使の様なアニカ。職業看護師 ^~^
リヴ・タイラー可愛かった。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0