ルパン三世 カリオストロの城 [2009年8月に観た映画]
『ルパン三世 カリオストロの城』
(1979・日本) 1h40
監督・脚本 : 宮崎駿
声の出演 : 山田康雄、小林清志、増山江威子、井上真樹夫、納谷悟郎、島本須美、石田太郎、宮内幸平、永井一郎
テアトルタイムズスクエア閉館特別上映にて。
混んでた。ほぼ満席。
客席中央付近はぴあのリザーブシートで埋め尽くされていました。そういう裏技が有ったとは知らなかった。
何とか前列の端っこ。という地獄のような席は逃れて観易い席を確保できました。
言わずと知れた傑作アニメですが、何故にここまで好きなのかと考えるに、それはプロの仕事が堪能できるからではないだろうか。
昔、タンちゃんペロくんの『はたらくおじさん』見るの好きだったし。
キャラクターたちがそれぞれ泥棒、刑事、お姫様、悪者とその役を完璧に全うしている。多少のずっこけはご愛嬌で。
作品を作り上げた方たち、演出、作画、美術、音楽、声優。皆さんプロの仕事を全うしておられる。
声優さんたちに関してはもう素晴しいの一言に尽きます。納谷さん美味しい所持っていきまくり。
そこで思うに、仮に宮崎監督が今『ルパン』を作るとして、オリジナルキャストの皆さんが今でもご健在だったとして、やっぱりタレント声優を使うのだろうか?
宮崎監督がタレント声優を使う理由をよく知らないのだけど、プロの仕事で作り上げたものを最終段階でプロではない人に任せる。ってのはどこか納得がいかないものがある。中にはプロ顔負けの人もいますが。
絵の上手いタレント、車だん吉さんや川島なお美さんを作画スタッフに起用する。なんて事は絶対にしないと思うし。それはそれで新しい企画として面白い?
その点は置いといてやはり宮崎監督でルパンをもう一本観てみたい。どんなルパンになるのか。
昔、押井守監督にもルパンの話しが有って結局実現しなかったけど、押井版ルパンも観てみたい。
宮崎ルパンと押井ルパン。45分ぐらいずつで2本立て。誰か企画してくれないだろうか。
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