ロボゲイシャ [2009年10月に観た映画]
『ロボゲイシャ』
(2009・日本) 1h41
監督・脚本 : 井口昇
出演 : 木口亜矢、長谷部瞳、斎藤工、志垣太郎、生田悦子、竹中直人、松尾スズキ
機械の体に人の心を持つロボゲイシャ。なんだかんだで戦いの日々。
予定外の井口監督の舞台挨拶が有りました。
場内満席で割れんばかりの拍手に満面の笑顔を見せる井口監督が可愛かった。
挨拶の中で「“血の出ない映画を”というオファーだったので血は出ません。」のような事を仰っていましたが、血は十二分に出てます。井口監督からしたらあれでも出ていない方なのかも。
井口監督の作品は『片腕マシンガール』と本作の2本しか観ていませんが、思うに自分のやりたい事がやれれば満足な人なんじゃないだろうか。
言い換えるとあまり完成度には拘らない。挨拶の中で本作の制作費は安かった(確か3千万円)と仰っていました。その制約の中でやりたい事、出来る事をやりつくす。
正直言って本作の完成度は低いように思う。物語、特撮、音楽。
自分としてはどうしても完成度の方に目が行ってしまいますが、井口監督のやりたい事をやりつくす姿勢に共感して楽しんで観るのが、井口監督作品の観方としては正しいのかもしれないなぁと思う。
hiroooさん、はじめまして。niceをありがとうございます。
by ちょいとおまえ (2009-10-18 19:26)