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パラノーマル・アクティビティ [2010年2月に観た映画]


パラノーマル・アクティビティ [DVD]







『パラノーマル・アクティビティ』
"PARANORMAL ACTIVITY” (2007・アメリカ) 1h26
製作・監督・脚本・編集 : オーレン・ペリ
出演 : ケイティー・フェザーストン、ミカ・スロート






ケイティー(♀)とミカ(♂)。2人は恋人。
幼少の頃からケイティーの身の周りで起こる奇怪な現象。その真相にミカが勇猛果敢に挑む。



ネタバレあり。



ミカの勇猛果敢さが物語を引っ張ります。事態を悪い方向に引っ張っているだけ。とも言える。
それはただ馬鹿なだけなのか、クソ度胸が有るのか。
ケイティーにしつこいほどダメだって言われてんのに、自慢げにウィジャボード借りてきた時の馬鹿さ加減はもはや期待通りでした。
でも、度胸だけは本当にクソが付くほど有る。思い立ったら即行動の直情径行型と言うか。
なんか訳の分からない事が起こった真夜中の屋根裏。そこにズカズカと入って行けるそのクソ度胸と行動力は、「ミカ、スゲェな」と思うとともに頼もしくもありました。



全米奇跡の大ヒット。の宣伝文句で期待するとやや肩透かしかも。そんなに大袈裟な映画ではないと思う。
小ネタ小ネタで引っ張って、最後で大ネタドーンッ!
本当にドーンッ!でしたが。

映画終了後場内は笑い声に包まれました。
怖すぎて笑っちゃう。って所と、それとは別の意味で笑いが起こったような。
これは全世界共通の現象なんだろうか?

小ネタで引っ張り続ける手腕は上手いと思う。適度に怖がらさせ退屈させない。
小ネタなんで適度な怖さなのですが、でもこれは映画を観た後、夜中に突然物音がした時なんかものすごく怖いんじゃないだろうか。

それとは別に人を驚かす際のネタの宝庫としても重宝な映画かもしれない。
丑三つ時に2時間ほど突っ立って、横で寝ている人をジーッと凝視するとか。この小ネタは相手に気付かれないと馬鹿みたいだけど。



日本ならこの手の映画だと心霊現象の方向に行くのだと思いますが、アメリカだとやっぱり超常現象になるんだなぁと思いました。
仏教、神道のお国と、キリスト教のお国の違いなんだろうか。



エンドロールが無いのは、「これは実話である」の体裁を最後まで貫き通していて良かった。
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コッスン

ミカすごかったですよね。その自信はどこから来るの?
屋根裏のシーンの度胸も
怖いものシラズですね。
エンドロール無かったけど
電気つくまで、なんか音してて
心臓に悪かったです。
期待通りの程度の作品でした。

by コッスン (2010-02-08 22:27) 

ちょいとおまえ

コッスンさん、こんばんは。
ミカの自信は根拠不明ですよね。
根拠の無い自身は身を滅ぼす。という教訓が隠しテーマだったのかも。

上映中にスクリーンに何も映らないってのはなんか不安です。映写ミスなんじゃないだろうか?とか心配してしまって。
by ちょいとおまえ (2010-02-09 20:08) 

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