キッズ・オールライト

『キッズ・オールライト』
“THE　KIDS　ARE　ALL　RIGHT”　（2010・アメリカ）　1h47
監督・脚本　：　リサ・チョロデンコ
出演　：　アネット・ベニング、ジュリアン・ムーア、ミア・ワシコウスカ、ジョシュ・ハッチャーソン、マーク・ラファロ、ヤヤ・ダコスタ






母二人子二人の家族の前に初めて父（？）が現れ。



古臭い常識にとらわれない家庭で育った子どもたちは常識の欠けた人間になってしまうのか。
いいえ。子どもたちは大丈夫、立派に育ちます。とタイトル通りの映画だった。

子どもが大丈夫ならかつて子どもだった親も大丈夫なはずでは？と思うがそうは上手くいかない。全然大丈夫じゃない親の方に焦点を当てた映画。
親が子どもを育てるだけではなく、親も子どもに育てられる。その相互関係が健全な家族の有り方で、一般的とは言い難い母二人子二人の家族が実は理想的な家族であるのだと。

しかしその理想的な家族に私生活をめちゃくちゃにされた遺伝子学上の父がちょっと可哀想だった。
チョロデンコ監督がそういうプレイボーイな人物に個人的恨みを持ってる。とか？

コメント 2

脇役だと思いますが、スピルバーグの娘が出ているそうですね。
by hash (2011-06-14 00:32) 

hashさん、こんばんは。
＞スピルバーグの娘
出てたんですね。全然気付かなかったです。写真を見たら御両親に似ている感じで。
将来的にはソフィア・コッポラのようにお父さんの後を継ぐんでしょうか。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-06-14 19:04)