スコット・ピルグリム ＶＳ．邪悪な元カレ軍団

『スコット・ピルグリム　ＶＳ．邪悪な元カレ軍団』
“SCOTT　PILGRIM　VS.　THE　WORLD”　（2010・アメリカ＝イギリス＝カナダ）　1h52
製作・監督・脚本　：　エドガー・ライト
出演　：　マイケル・セラ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、キーラン・カルキン、エレン・ウォン、アリソン・ビル、オーブリー・プラザ、ジョニー・シモンズ、ジェイソン・シュワルツマン






ボケ~っとした若者が一目惚れした女の子とお付き合いするためには七人の敵と闘わなければならなかった。



面白かったけどかなりとっつきにくい。ユル~い青春群像恋愛コメディ。そこにバトルシーンが違和感有りまくり、違和感が目的かのように繰り広げられる。
その違和感を面白いと取るのか、違和感として取るのか。
面白かったけど違和感も有った。

登場人物が個性的で変な奴ら。そこらへんが面白さだった。バトル無しでも充分に面白い奴らだった。



テレビゲームからの映画化は今までそれなりに有ったけど、それらはテレビゲームの面白さを映画に置き換えて。という感じだったのかと思う。それが成功したり失敗したり。
本作の場合はテレビゲームそのものの映画化ではないけど、テレビゲームの中の演出とか表現そのものの面白さをそのまま映画の中に持ち込んだ。
それが画期的なのかはよく分からないけど、ゲームの中の演出や表現はもはや立派なエンターテイメントであり、それを映画的表現に置き換える必要は無い。という事なのだろうと思う。



トーマス・ジェーンとクリフトン・コリンズ・Ｊｒがカメオ出演してた。
その二人が出てどう？微妙に無駄な感じが微妙に面白かった。