スイッチを押すとき [サ行の映画]
『スイッチを押すとき』
(2011・日本・1h50)
監督・編集 : 中島良
出演 : 小出恵介、水沢エレナ、菅野莉央、福士誠治、田中哲司、西村雅彦
若者の自殺防止のため自殺のメカニズムの研究に集められたのは10歳の少年少女たちであった。
命について真面目に考える作品ではあるけど、自殺を研究するために被験者を自殺に追い込むという設定は無いんじゃないかという思いの方が強い。
原作者が同じ『リアル鬼ごっこ』と世界が繋がっているとかだったらあくまでフィクションとして納得できるのかも。
『わたしを離さないで』を連想させるけど、較べると(主に映像)どこか貧乏臭くなってしまうのは日本映画だから。と言ってしまっては身も蓋も無い。
でも、砂浜の夕暮れのシーンは綺麗だった。
菅野莉央さんは『油断大敵』に出ていた女の子。その大体同じ時期にテレビのクイズ番組で鹿賀丈史さんと無邪気になぞなぞをしていた女の子がすっかり大きくなった。
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